フェラーリ移籍2戦目のハミルトンがスプリント予選でトップになりました。
開幕戦では色々な違いに苦しみ、たったの1戦を経て修正してきました。
フェラーリはセッティングでリアの不安定さを解消してきており、チームとして新マシンの方向性が見えてきたのかもしれません。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約24秒です。
中国GPスプリントレポート

天候は晴れ、路面はドライ、気温23℃、路面温度36℃でスタートしました。
スタート:ハミルトンはイン側を抑えてホールショット、ノリスは9位まで下げる。
角田は6位までポジションアップ。
隊列がばらけてからは動きが無くなる、タイヤへの懸念がペースアップを妨げます。
Lap3終了時点
Lap5:ローソンはドゥーハンを接触しながらパスして18位
Lap6:ローソンはオコンをパスして17位
角田にはアントネッリは張り付いています。
Lap10:ガスリーとハジャーがサイドバイサイドバトル、その後ろではローソンがボルトレートをパスして16位
Lap10終了時点
フェルスタッペンにはピアストリが近づいています。
Lap12:サインツはミディアムへ20位
Lap15:ピアストリはフェルスタッペンをパスして2位
Lap15終了時点
Lap16:角田、アントネッリ、ストロール、ノリスのトレインが続く
Lap17:ノリスはストロールをパスして8位
Lap19:ターン14でボルトレートとドゥーハンが接触して大きくポジションを落とす。
中国GPスプリント結果
まとめ
スタートでフェルスタッペンを抑えたハミルトン、その後はちょっと攻められたところでペースを変えず、クリーンエアーで走り切り優勝しました。
トップスタートの圧倒的優位を味方にハミルトンがスプリント初優勝です。
フェルスタッペンはハミルトンを攻略しようとしてタイヤを痛め、ピアストリに先行を許す結果になってしまった。
ノリスは序盤からタイヤに不安を抱えて、終盤に1ポジション回復する事しかできなかった。
角田はスタートで順位を上げて守り切り、今季初ポイントをチームにもたらしました。
最下位スタートだったローソンはマシンの強さを引き出してパスを繰り返し14位フィニッシュしています。
予選でのタイヤレンジに大きな問題があるようです。