イタリア・トスカーナ州にあるムジェロサーキットはフェラーリが所有している。その為、テスト走行制限がなかったフェラーリ黄金期では、いつもテスト走行をしている印象が強く、フェラーリの専用テストコースだと思う方も多いのではないだろうか。

1国1開催のためイタリアではモンツァが優先され今までF1が開催されることはなかった、MotoGPはGP500時代の1994年から開催されている高速テクニカルサーキットです。

Sponsored link

ムジェロ・サーキット

コース全長 5.245 km 、コーナー数 15(ターン名14)、高低差41.19m

ピレリによる各指標

https://press.pirelli.com/

低速コーナーが無いのでトラクションレベルは最低の1、ビックブレーキングが無く2、常に荷重が横方向にかかり尚且つ高速度域のため5、アスファルトは荒くグリップレベルが高いので4、中高速コーナー主体のためダウンフォースレベルは4

タイヤへの負担は最高設定の5、これはシルバーストンや鈴鹿と同じサイドウォールへの負担が大きいためです。

DRS検知ポイントとDRSゾーン

 

Mugello Ferrari  Onboard Lap

このオンボードラップは2019年に、2009年製フェラーリF60を使ったテスト走行動画です。ドライバーはWECのLMGTEクラスのJames Calado氏です。

最近のダウンフォースレベルのマシンのオンボード動画では無いが、各ターンの速度やスロットル&ブレーキのタイミングなどがわかりやすい、ブレーキングしたままステアリングを切る状態が多いです。

ラップタイムは1分29秒台ぐらい。

 

 

 

こちらの動画は2016年に、2008年製フェラーリF2008を使ったテスト動画です。

ドライバーはWECのLMP2やLMP1に乗る方でHenrik Hedman氏、エアロパーツごてごて時代のマシンでダウンフォースが強いが、抑えた走りで1分28秒台。

 

フェラーリF2004での非公式レコードタイムは1分18秒台、2020年F1マシンの予想タイムは1分14秒台としておきます。(盛りすぎかなw)