開幕戦が行われたセント・ピーターズバーグは、市街地と空港の滑走路を組み合わせたストリートサーキット。
琢磨は昨年は高速オーバルレースであるインディ500で優勝しているが、本領はこういったストリートサーキットだと思う。インディカー初優勝も2013年のロングビーチだった。
今回予選5位からのレースであったため決勝結果に期待していたが、35周目S.ディクソンの明らかなミサイルを食らいパンク、最後尾まで落ちてしまう。
なんとか追い上げ12位まで順位をアップしたことに拍手を送りたい。
インディカー第1戦セント・ピーターズバーグ結果
順 | No. | ドライバー | Eng | Laps | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 18 | S.ブルデー | Honda | 110 | 2:17’48.4954 |
2 | 15 | G.レイホール | Honda | 110 | 0.1269 |
3 | 27 | A.ロッシ | Honda | 110 | 0.7109 |
4 | 5 | J.ヒンチクリフ | Honda | 110 | 1.5175 |
5 | 28 | R.ハンター-レイ | Honda | 110 | 1.9907 |
6 | 9 | S.ディクソン | Honda | 110 | 2.2716 |
7 | 1 | J.ニューガーデン | シボレー | 110 | 3.3842 |
8 | 10 | E.ジョーンズ | Honda | 110 | 4.2992 |
9 | 98 | M.アンドレッティ | Honda | 110 | 4.8363 |
10 | 12 | W.パワー | シボレー | 110 | 6.1272 |
11 | 14 | T.カナーン | シボレー | 110 | 6.5176 |
12 | 30 | 佐藤琢磨 | Honda | 110 | 7.4005 |
13 | 22 | S.パジェノー | シボレー | 110 | 7.9903 |
14 | 88 | G.チャベス | シボレー | 110 | 9.2272 |
15 | 21 | S.ピゴット | シボレー | 109 | 1 lap |
16 | 26 | Z.ビーチ | Honda | 109 | 1 lap |
17 | 19 | Z.クレイマン・デメロ | Honda | 109 | 1 lap |
18 | 6 | R.ウィケンス | Honda | 108 | 2 laps |
19 | 59 | M.チルトン | シボレー | 108 | 2 laps |
20 | 23 | C.キンボール | シボレー | 107 | 3 laps |
21 | 20 | J.キング | シボレー | 107 | 3 laps |
22 | 32 | R.バインダー | シボレー | 100 | 10 laps |
23 | 60 | J.ハーベイ | Honda | 38 | 72 laps |
24 | 4 | M.レイスト | シボレー | 16 | 94 laps |
佐藤琢磨のコメント
「荒れたレースになりましたね。スタート直後にウィル・パワーが目の前でスピンしましたが、幸運にも接触せずに通過できました。私たちはスタートで順位を上げ、そのあとに順位を下げました。
序盤のペースはよく、コース上でバトルをできたのは楽しかったのですが、ディクソンに後方からぶつかられ、右リアタイヤがパンクし、ディフューザーにもダメージを負いました。
そのあとは苦しい戦いになり、ピットタイミングをずらしてチャンスをつかむこともトライしましたが、タイミングよくフルコースコーションが出ることもなく、トップグループに復活することはできませんでした。
ファスト6で予選を終えていながら、このような結果になったのはとても残念です。Rahal Letteman Lanigan Racingに戻って最初のレースは12位でのフィニッシュ。
しかし、グレアムは見事2位フィニッシュでした。彼には心からおめでとうと言いたいですね。難しい週末となりましたが、最終的にすばらしい結果を手に入れたのですから。
この週末、私たちはとても多くのデータを収集し、本当に多くを学べたと思います。ポジティブに思えることはたくさんありますから、これからもプッシュし続けます」
http://www.honda.co.jp/INDY/race2018/rd01/
セント・ピーターズバーグ動画リンク
ハイライト
フルレースは公式ではないためリンクのみです。
https://www.youtube.com/watch?v=UJS0S4tSry4
まとめ
とりあえずインディカー開幕戦を見てみました。F1ばっかり見ているとこういう接近戦が新鮮で楽しいですね。
琢磨は残念でしたが、ホンダ勢はペンスキーの脱落にも助けられ1~6位独占という結果。エアロキット統一効果は大きいですね、今年はホンダエンジンのチャンピオンに期待できそうです。
追突された時の琢磨の心の声
「コーナーなのに減速しねぇ!なに考えてやがる。」
「ブレーキがいかれたのか?」
ドン!
「やろー。わざとやりやがったなー!」
イニDネタでした・・ふる~いw
そうか、イニDも古いのか…もう20年以上前だもんなぁ…コワイコワイ
開幕戦琢磨は…いつものような死神に愛されてるのかのような不幸からスタートですね…
まあ、コレから先長いシーズンの始まりですし、何が起こるか解りませんからまだまだコレからですね!
イニDに感化されて、峠で溝落ししてフェンダー壊した記憶が蘇るw
琢磨もあと数年で引退、ここ数年のエアロキットの劣勢が悔やまれる。
流石に昔のようなキレがないような・・
今年も1勝はしてほしいです。
佐藤選手、何かいつもぶつけられて居るような…..w
いい順位にいるのに、誰かにヒットされたり、コーションが悪いタイミングで出て順位を落としたりと、運に見放される事が多い気がします(^◇^;)
エアロキット、エンジン共にシボレーにやや劣っていたここ数年
エアロキットが一新され、エンジンも戦闘力を取り戻してきているので、佐藤選手だけでなく、ホンダ系チームにはチャンスの一年になるかもしれませんね
イニDネタ、しっかりと分かりました(笑)