
F1ファン衝撃のニュース
Hondaは、このたび、2021年シーズンをもって、FIA※1フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を終了することを決定しました。
引用元:https://www.honda.co.jp/news/2020/c201002a.html
FIA フォーミュラ・ワン世界選手権への参戦終了について
Hondaは、世界最高峰の四輪レース、F1において、自らのエネルギーマネジメント技術をもって勝利することを目指し、2015年からチャレンジを開始しました。参戦当初は厳しい戦いが続いたものの、航空機エンジン技術の活用など All Hondaの総合力を発揮することで高い競争力を実現してきました。
また、Red Bull Racing(レッドブル・レーシング)、Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ 以下、アルファタウリ)との強いパートナーシップのもと、共に成長してきた結果、2019年シーズンは3勝、2020年シーズンも2勝※2を挙げるなど、大きな目標としてきた勝利を実現することができました。
一方、自動車業界が100年に一度の大転換期に直面する中、Hondaは、最重要課題である環境への取り組みとして、持続可能な社会を実現するために「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指します。そのために、カーボンフリー技術の中心となる燃料電池車(FCV)・バッテリーEV(BEV)など、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発に経営資源を重点的に投入していく必要があり、その一環として、今年4月に「先進パワーユニット・エネルギー研究所」も設立しました。F1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、そして 研究開発の人材も同様に パワーユニット・エネルギー領域に投入し、将来のカーボンニュートラル実現に集中し取り組んでいくために、今回、F1への参戦を終了するという判断をしました。モータースポーツ活動はHondaのDNAであり、これからも熱い想いを持って、参戦しているカテゴリーでのNo.1を目指し、チャレンジを続けていきます。
F1もファンの皆様のご期待に応えるべく、2021年シーズン終了までレッドブル・レーシング、アルファタウリの両チームとともにさらなる勝利を目指し、最後まで全力で戦い抜きます。そして、モータースポーツ活動を通じて培われたチャレンジング・スピリットをもって、将来のカーボンニュートラル実現という新たな目標に挑戦していきます。
Hondaのモータースポーツ活動、そして、Hondaの新たな挑戦に皆さまの変わらぬご理解、ご声援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘のスピーチ
Hondaは、この度FIAフォーミュラ・ワン世界選手権へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を、2021年シーズンをもって終了することを決定いたしました。
Hondaは、世界最高峰の四輪レース、F1で自らの持てるエネルギーマネジメント技術をもって勝利することを目指し、2015年からチャレンジを開始し、今年で6年目のシーズンを迎えています。参戦当初は性能や信頼性で苦戦し、厳しい戦いが続きましたが、航空機エンジンの技術を生かした性能向上や、量産技術を活用したエンジンの燃焼効率向上など、All Hondaの総合力を発揮することで競争力を大幅に高めることができました。
また、F1を戦う上で重要な要素となるパートナーについても、2018年からスクーデリア・アルファタウリ、加えて2019年からは、レッドブル・レーシングと、素晴らしいチームに恵まれました。当時、スクーデリア・トロロッソだったアルファタウリのメンバーは、Hondaの可能性を信じて契約をしていただき、その後も全力でHondaをサポートいただきながら、二人三脚で共に進化を続けてきました。先日のイタリアグランプリでのアルファタウリ・ホンダとして初めての優勝は両社がチャレンジを始めて50戦目の節目でした。これまでの努力が実を結んだ結果であり、Hondaとして言葉にはできないほどの嬉しさでした。
そして、レッドブル・レーシングとはトップチームとして勝てる体制の下、「優勝」という明確な目標を定め、強いパートナーシップを築いてきた結果、高い競争力を発揮することができています。両チームとの強固なパートナーシップと高い競争力を得た結果、昨シーズンは3勝、今シーズンも現時点で2勝を挙げることができています。大きな目標としてきた優勝を実現できたことに対し、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームには、改めて、感謝したいと思います。また、参戦決定以来、さまざまなサポートをいただいたFIA、フォーミュラ・ワンの皆さま、関係者の方々のご支援に御礼を申し上げます。そして、何よりも熱いご声援をいただいている多くのファンの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございます。
一方、私どもHondaの事業環境に目を向けますと、自動車業界は100年に一度と言われる大転換期を迎えています。Hondaも 将来の新たなモビリティ、そして、新たな価値創造に向けて注力していくことは以前よりお話しさせていただいています。なかでも、環境への取り組みはモビリティメーカーにとって最重要テーマの一つとして捉えています。2011年には「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現をビジョンに掲げ、地球環境に与える負荷をゼロにすることを目指し取り組みを進めてきました。このたび、Hondaはこの取り組みをさらに加速させ持続可能な社会を実現するために「2050年にカーボンニュートラルの実現」を目指すことを決意しました。そして、そのために、2050年までの通過点として現在掲げている「2030年に四輪車販売の3分の2を電動化する」という目標についても、カーボンフリー技術の投入をさらに加速させていきます。この実現に向けて、Hondaは、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発を重点的に強化しています。今年4月には、将来技術に取り組む研究所の体制を一新し、新組織「先進パワーユニット・エネルギー研究所」を設立しました。Hondaがこれまで培ってきたFCV、バッテリーEV、そして、航空機向けターボジェットエンジンなど、さまざまなパワーユニット技術を生かし、将来のカーボンニュートラル社会を支える新たなパワーユニットの研究開発をスタートしています。また、カーボンニュートラル実現のためには、パワーユニットそのものだけでなく、エネルギーを含めたカーボンフリー化が必要です。Hondaではこれまでも様々なエネルギー技術の研究を行ってきましたがこの領域も大幅に強化していきます。将来、カーボンニュートラルを実現するために、今回大きく舵を切り、この新たなパワーユニットとエネルギーの研究開発に経営資源を集中していきます。その一環として、今回F1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、そして人材を先進パワーユニットとエネルギーの研究開発に振り向けることにしました。こうして、さらに強化した研究開発体制の下、先進パワーユニットとエネルギー技術の創造、そして、将来のカーボンニュートラル実現に集中して取り組んでいきます。
F1では、優勝という目標を達成でき、一定の成果を得ることができました。その力をこれからは、パワーユニットとエネルギーのカーボンフリー化「カーボンニュートラル実現」という新しいフィールドでの革新に注ぎます。これはF1同様に大変難しいチャレンジであり、社会とともに取り組んでいくべき大きなチャレンジとなります。本日の発表は「カーボンニュートラル実現」という新たな挑戦に向けた決意表明でもあります。Hondaは、ステークホルダーの皆さまとともに、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、Hondaの総力を挙げてチャレンジをしていきます。
Hondaは、創業以来モータースポーツへの挑戦を通じて技術の進化と技術者の育成、そして、勝利を目指す熱い情熱を育んできました。レース活動はHondaのDNAです。これからも熱い想いを持って参戦しているカテゴリーでのNo.1を目指し、チャレンジすることに変わりはありません。
ファンの皆さまのご期待に応えるべく、今シーズンの残り7戦。そして、2021年シーズンに向けては、よりパフォーマンスを高めた新しいパワーユニットも投入し、レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリとともに、さらなる勝利を目指して最後まで全力で戦い抜きます。
ぜひ、Hondaのモータースポーツ活動、そして、Hondaの新たな挑戦に皆さまの変わらぬご理解、ご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
F1GPニュース:山本マネージャーのコメント
F1GPニュースでの山本マネージャーのコメントを簡潔に書いておきます。
- 正直、残念、寂しい、がっかりが本音です。ホンダとしては2021年しっかりとやるきる。
- レッドブルとアルファタウリの準備をしっかりとしてもらうため、このタイミングでの発表になった。
- 2021年新骨格エンジンを投入。
- F1の技術者を早期にカーボンニュートラル研究に振り分けるため。
- 今シーズン残り7戦、来シーズンをファンの皆様の期待に応えれるようやりきる。
- 角田選手はレッドブル・ジュニアとして正式に契約している。ホンダとしても最大限のバックアップする。
- F1関係に残りたいと思っている社員の希望は相談していく。
- 来年の新骨格も前倒しで入れる事も考えている。
F1から日本と言えるものが消える
私自身、ホンダのF1撤退を経験するのが3度目になる事が確定した訳ですが、結局こうなるのかと言う思いが強いです。
第一四半期で約800億の赤字、このままでは年間赤字額は約3,200億、なかなか発表されない2022年以降の契約、業績が芳しくない事はわかっていたので、経営陣は辞めたいんだろうなと言う信じたくない予想が的中してしまい残念でならない。
2022年、このままではホンダを失った日本のF1に対する熱は、確実に下がるでしょう。
日本人ドライバーの参戦が絶対必要不可欠な事態です。しかし、金銭的サポート無しで参戦できるほどの人気と実力を兼ねそろえた人物は、ほんの一握りな世界。
Red Bull ジュニアである角田選手に期待したいが、ホンダと言う後ろ盾をなくした彼に未来があるのかが?今は何とも言えない。
ホンダF1山本マネージャーは、ドライバーやエンジニア含め、F1で仕事をしたいと言う方々をサポートしていくと言われておりました。
そこに期待したいが、彼も結局はサラリーマンですからね。
コメントは随時受付しております。あまりにひどい誹謗中傷的なものは承認しませんので、よろしくお願い申し上げます。
まさかのF1GPニュースの日の撤退発表…。
2021年限りで本田撤退だって・・・これレッドブル・タウリもセットで撤退じゃないの?
なんだかなぁ・・・せっかく勝てるようになってきて、これからって時に。
前回もそうだったような・・・
ほんと、ここ最近で一番ガッカリなニュース。。。
今シーズンは確かに期待外れだったけど、RBはパートナーとして最高だったのに。
前回は撤退したとたんにチャンピオンってオチ。今回は今年がほぼ継続だからそれは無いけど、腰をすえて継続してくれなきゃチャンピオンなんて取れないのになー。
あー残念。
車体は2021年を最後に現行レギュレーション(2019年~)が終わって2022年から始まる新F1(グランドエフェクト仕様)に合わせた
撤退時期では無いでしょうか?
それとレッドブル、アルファタウリに次のPU選定猶予に配慮した。
PU規定継続は、2025年ぐらいまでの予定みたいですが、
2015年から7年間続けてきたホンダとして、ここまでたどり着いて辞めてしまうのは正直勿体無いですが仕方が無いでしょうか。
どこかホンダの技術を引き継ぐメーカーが現れないか?
個人的な意見で恐縮ですが、
フェラーリに技術供与して引き継いで貰えないかと?(1992年ホンダが撤退し時に、フェラーリへV12技術供与した様に)
それで新しいフェラーリPUを、フェラーリやカスタマーチームのハースやアルファロメオは勿論、レッドブルやアルファタウリにも供給するというプラン?
そうでないと再びレッドブルはルノーPUを使用しないといけなくなりそうです。
ホンダ撤退が及ぼす影響として最大のマックス進退ですが、
2021年を最後にレッドブルから他チーム移籍?
(レッドブルにもメルセデスがPU供給すれば残留?)
ホンダはGMとエンジンまで技術提携してるので、シボレーブランドでPUの技術ごとGMが引き継いでくれないかな~
GMも厳しいから無理だろうな…
あ~残念過ぎる。
何か一気に力抜けちゃいました(´д`|||)
2022シーズン、、
アイドリング時、走行中アクセルオフ時に、あの独特のブリブリサウンドがフェラーリの車体から聞こえたら、もしや!かもですね。。
バブル崩壊、リーマンショック、コロナ。日本政府の経済金融政策無策無対応により民間企業の衰退の象徴ですね。特に今回は、消費増税の影響がコロナにより顕著に現れました。また、経済界特に経団連の自ら首を絞める結果となった消費増税賛成の暴挙。政治の話ですが全てに直結する話ですよ。
その通り!
参戦表明の時に、もう撤退はしない・腰を据えて長期参戦継続すると言っておきながらの撤退表明ですからねぇ。
そりゃないよ!と言いたくもなります。
これだけ複雑なPUだと、昔やったような無限が買い取って供給するってのも無理でしょうね。
ホントがっかりです。
トヨタがLMP1-HYBRIDの技術を以て即応で参戦しないかなぁ………。
てか、して欲しいなぁ
無理だよなあ
毎度のホンダですよ(F1で3度目
もう、ほんとに今後ホンダを挙げることは無いし応援もしないですわ
元関係者にもこんな思いをさせるんだから、今F1に携わっている方の気持ちを察するとTT
頑張ってもメルセデスを越せないうちにルノーに抜かれそうになっているので今が潮時と考えたのでしょう。黄金期からもルノーエンジンの方が性能が上になってホンダのエンジンはブローの連続になったあたりに撤退を決めましたね。F1に関わったエンジニア達は昔と違ってあっさりホンダをやめて他のチームに行ってしまうと思うのですが。
第四期参戦時に何があっても撤退は無いと言ってたよね??
とうとう恥ずかしげもなく平気で嘘を言うみっともない二流企業に成り下がりましたな・・
まず、F1熱はホンダ復帰前から冷めています。
ホンダ復帰で少し盛り返しましたがマクラの仕打ちで低迷を続けます。
そして、決別しRB傘下のトロでキッカケを作りRBへの供給、しかしマスゴミがホンダ悪しの間違い報道で思ったように盛り上がらない。
そこに追い打ちのコロナでトドメ。
しかし、日本人ドライバーが選出されないのは簡単です。
単にアジアの田舎者に金を出したがらない欧米、国内ではモータースポーツ=不良の悪しき伝統と散々、そのためにスポンサードが海外人よりハードなんです。
また、現F1の歪さにも起因して宣伝にならないのも原因です。
このホンダ撤退はF1を世界から欧米に縮小させ日本からは遠い世界のレースへと衰退するでしょう。
そして、日本国内レースが盛況となりSGTやSFが世界から注目を集めとって変わる可能性すらあるものへとなるでしょう。
優勝こそ何度かしたものの結果的に惨敗で、F1を敗退(撤退)する事になった。
ある一面残念な気もするが、このまま続けてもトップの座を取ることは難しいと思っていたので、残念ではあるが良い引き際ではないだろうか。2021まで参戦するのでHONDAファンに少しは良いところを見せて2021は総力を挙げてタイトルを取るくらいの意気込みで有終の美を飾ってほしい。HONDAありがとう
昨日夕方にニュースを見て、余りのショックに呆然。一晩寝て起きたら、あのニュースは幻だった良いなと思いましたが、そんなことはなく。
リーマンショックが引き金で第三期も撤退しましたし、今回もコロナショックが大きかったということでしょうか。
第三期とは違い、あと一年あることだけは救いです。来年はチャンピオン獲得と鈴鹿で優勝をやってくれないと納得できません。
アストンマーティンのように、タイトルスポンサーとしてレッドブルにお金を出して、角田君を支援して欲しいですね。
2022からはレッドブル・ルノーになる確率が高いのでしょうね?私個人としてはレッドブル・メルセデスになって、ルイスとMAXがワールドタイトルを争って真のワールドチャンピオン争いを見たいと思います。
残念すぎます、せっかくいい関係を築けただけに残念。
2022以降は見る気がしない。
エンジン規定を変更してもう少し参戦しやすくしてくれないかなぁ。
ホンダのエンジンを買って改良でもいいし、無限でもいいんやで。
本当の見納めでしょう
F1が変わらない限り復帰はなし
私自身、爆音サウンドが聞ける良い時代だったと思います
一時代が終わりましたね
たられば言えば切りがないが、復帰当初の疑問を書いておきます。
1.開発場所が日本
2.真似してなんぼの世界で独自路線PU
3.経験度外視の人事
4.日本人だけでやろうとする計画
5.別会社経営ではない
F1で本気を見せるならファクトリーは絶対にイギリス、真似して改善するのは当たり前、人材引き抜きも常套手段、グローバル社会と言っておきながら極東に閉じこもる。
おかげで時間はかかったがここまでこれた、そこは称賛したい。しかし折角のエンジニアリング部門は腐らすだけの代物になってしまう、イギリスにあればバッチネーム供給販売、もしくは丸ごと売れた、ホンダではなくなるかもしれないがDNAは残ったはず。
一番はF1部門が単純な宣伝だけになってしまっていた、最終的なモータースポーツビジネスと言う位置づけまで想定していなかった。
メルセデスはチームに約30億しか使っていない、エンジン部門HPPは色々な依頼をこなし単体で黒字、毎回毎回お金が無いでやめるホンダ、国内やインディではビジネスになっているのになぁ。
F1、EUと言うフィールドでそれを構築しようとしなかった先見力の無さがホンダさんなのさ・・・。
なるほど、目からウロコです
当初から「F−1ビジネス」として運営できていれば、「金」が撤退理由にはならなかったでしょうね。技術とロマンに全振りで、金は全部本社持ちというのは第1期からの流れなんでしょうが、私を含め日本人には響くものがあっても所詮続かない、短期参戦の繰り返し。F−1界から見れば定期的に数10億ドルを落としていってくれるお客様なんでしょうね・・・
2014年から始まったPU規定によるF1に、1年遅れ(2015年から)参入して他3メーカーよりもハンディ背負っていましたが、良くここまでの実績を出した事に、1ファンとして敬意を評します。
(レッドブルとアルファタウリの2チーム優勝と言う快挙)
本当にご苦労様でした。
まだまだやり残した事もあったでしょうが、
あまりにレギュレーションのハードルが年々高くなり、技術的にトライしたい場面が少なくなっているかも知れません。
開発凍結によるアップデート禁止や
単一モード使用制限も影響しているかも知れません?
来年には問題クリアしたPUになっているでしょうね(^.^)
しかしPUは、難しくて簡単には新しく参加するメーカーは出て来ないでしょうね。
撤退するホンダだけでなく、メルセデスやフェラーリ、ルノーが
PUのレシピを公開して門戸開放すれば第5のメーカーが現れるかも知れませんが勇気と覚悟が必要でしょうね(^.^)
内燃機関ICEを使い続ける限り(電気モーターも同じですが)
カーボンニュートラルの問題から避けて通過する事は出来ません。
鉱物資源による化石燃料を燃やして得る熱エネルギーからパワーを獲得するやり方(電気エネルギーに変換しても)では未来が無いのは言うまでも有りません。
植物由来や廃棄物(生ゴミなど)から生成の100%バイオマス燃料が使用必須。
F1から日本といえるものが消える!!
まさにそのとおりで、とても深い言葉です。
これは鈴鹿でのグランプリ開催も消えていくことを示しているのでしょうか??
そうでないことを願います。
一般的な日本人の多くは自動車というもののとらえ方が違う、一言でいえば歴史と文化が違います。他国は物心ついた時からモータースポーツは身近にあるものです。
自動車大国ニッポンですが、高度経済成長期に飛躍的に波に乗り、大量生産、大量消費、が基礎となっています。そして壊していく文化です。
EUは多くのものを捨てない守る文化です。それらの国々に行けばわかります。
国民の本質が異なるのでしょう。
カーボンなんちゃらも素晴らしいですが、、、文化を根付かせるのも大企業の役割であり責任責務であるとも思います。
何事もそうですが最後に生き残るのは”バランス”だと思います。
昨日から各所で辛辣な言葉が飛び交っていますが、さすがに今回は擁護する気持ちが起きません…。
一晩寝たら撤退に対する偏見混じりの憶測や明らかな事実誤認ぽい物、誹謗中傷に対しては多少憤りを感じるくらいにはなりましたが。
しかし私もホンダの撤退を見送るのは3度目になりますので、フェラーリ等を応援していた方が不安無く楽しく見れるのでは?
等と根本思想から揺らいで来ている様な状態です。
思えば第三期の撤退もキツく、あの最後の年は序盤から「今年は開発を諦めて来季に賭ける」的な事を言っていたので、来季こそはと凄く楽しみにしていた矢先にまさかの撤退発表でした。
そして翌年の(ブラウンGPの)結果はご存知の通り…。
あの時との比較はまだ出来ませんが、今回の方が諦めというか、閉塞感、絶望感は強いような気がしますね。
コンコルド協定にサインしないという形での撤退ですから、一応筋は通したのでしょう。現行ルールを1年延長した時点で決断を急いだ可能性もあります。
そもそも第一期からF1に関しては「いいとこでやめる」というのがホンダのDNAですから、そういう意味ではブレてません。あの強い強い第二期でも、F1をマーケティングに使ったのはホンダでなくフジテレビと古舘アナでした。
F1を撒き餌に電気技師を大量採用し、最新のエネルギーマネジメントを取得したことで初期の目的は達成できたと判断のかもしれませんね。
だから、今回の決断は、ビックリしたけどガッカリはしていないというのが感想です。来年メルセデスを倒して卒業してください。
コンコルド協定はチームが結ぶ物じゃなかったですか?
詳細はわかりませんが、今回のコンコルド協定はエンジンメーカーも加わり、参戦確約契約すると、分配金を受け取れるものなはず。
金額は1,000万ドルなどと言われています。
そうなんですね。初耳でした。
コロナ惨禍で今期上半期の業績が激ヤバでそれがトドメでしょう。。
F1コストは云百億とかかるので、費用対効果が高くないF1参戦は、投機家たちからすれば単なる赤字事業としか見なされてないし、経営陣の中にもそう思う輩がいるのでしょう。
じゃあ、ルノーもアカンじゃないの?と言われる方もいますが、ルノー株を20%持っている仏政府が別に続けてもええよと言ってくれている限りはきっと参戦するでしょう。これまでもなんだかんだでずっとF1に残っているし、、
いずれにしても、とにかく、非常に残念で失望したことには間違いです。ホントガッカリ。。
レッドブルは何処のPU積むのでしょうね。
メルセデス・フェラーリが供給する可能性は極めて低いので、ルノーですかね…
まぁ積むPUが無い場合には、カスタマー供給数が最も少ないマニュファクチャラーのPU積む事がレギュレーションで決められているので、ルノー濃厚ですね。
それと角田のこれからが心配です。
レッドブル育成ではありますが、レッドブルとホンダの関係あっての事。
明るい未来が拓ける事を願います。
レッドブルにとって、
やはりエースドライバーのフェルスタッペン去就でしょうか?
順当に行くとルノーPUになりますが、
それでマックスを引き留められるか?
難しい事ではありますが、メルセデスとも交渉してPU供給打診はするでしょうね。
ホンダだけでなく、マックスにまで去られてしまうと厳しいです。
ホンダロス余波の影響が、色々出てきそうです。
費用対効果が悪いって点でも撤退は仕方ないのかなと思います。
でもそんな事は最初から分かってたハズ、大金掛けてイメージダウンの広告やって
負けたまま撤退…とにかくカッコ悪い。
ブランディングが下手なところはやっぱり日本って感じがしますね。
残念だけど、楽しみが一つ減ってしまった。
無限/M-TEC辺りに引き継いで参戦は考えられない物だろうか
2022シャッフル時の最大のチャンスを取りにいかないというのは
①レッドブルレーシングとフェルスタッペンというこれ以上ない組み合わせで
メルセデスに歯が立たない事実、特に今年、電動アシスト部分で圧倒的な差をつけられたこと。
②2021年以降もコロナウィルスの収束の目途が立たたず、
2021年の日本GPの開催さえ危ぶまれ、
さらに日本政府のコロナ対策、消費税増税等経済政策の拙さも撤退を促す要因になった事は間違いないでしょうね。
このままだと2022年以降の日本GPどころか日本のモータースポーツ界も危ういですよ。
PUに関する知的所有財産は、勿論ホンダにあるので他メーカーに技術供与も企業間同士になりますが、関わられたエンジニアの方々で、他メーカーに引き抜かれたりしてホンダの技術(ハードだけでなく運用面)が生かされて欲しいと思います。
個人的に田辺さんが、直接レッドブルにヘッドハンティングされるとか、フェラーリPU部門のエンジニアとして迎え入れられて欲しいと期待しています(後藤氏と同じように)巨人メルセデス打倒のために役立って欲しい。
ちょっと先走り過ぎたコメントお許しください(^.^)
やっぱりなぁってのが現実ですかね
アメリカではcart時代も今のindyも脈々と続いているのにね
もうホンダのF1チャレンジは今後、眉唾物と見ることにしますわ
マジでF1ファンを奈落の底に落としてくれた最悪の判断だと思う。。。
山本さんが新骨格PUを「前倒しして」投入と言っていたのが気になる。
そこ気になりましたね。
トラブル多発はやめてくれ~い…
今年は、燃焼状態を変えるようなアップデートはできません。信頼性を向上させるものは許される。
となるとエンジンブロック剛性アップとか?内部冷却通路変更とか?
「新骨格」というのは、2022年向けに開発していた新構造のPUを2021年に前倒し投入するということのようです。(もともとの計画は2021は2020版PUの進化版で戦い、2022に新骨格を投入)
なるほど納得な情報ですね、となるとRB17(RB16b)はPU取付変更でトークン2消費になるのかもしれない。
再チャレンジ当初の不振があり、田辺氏、山本氏、浅木氏によってなんとか形になった。
ここで止めてしまうと技術の継承もなくなり戻りたくても戻れない状況に
なってしまいますね。
残念・・残念しかない。
やっと戦えるようになって撤退てなんやねん・・。
苦渋の決断やったんかもしれんが、こんな撤退するんやったら参戦すんなって気持ちです。
PUとSakuraのF1用設備セットで買いませんか?レッドブルさん!
山本さんが新骨格でと言っていたので新規参入で(例えば無限・ジャド・イルモア等)PUを売る
何てのはありませんかね?
F1に携わって残りたいスタッフはいる筈ですしMGU-h-kの技術スタッフが進めていけばICEはそちらにアップデートしてもらってレギュレーションの変わらない2025年迄は戦えるようには思うのですが
勿論サプライヤー名はTAG HEUER辺りで
個人的には無限がやってくれると盛り上がるんですが…
2022のレギュがホンダの思う道とずいぶん異なるのでしょう。
WECと共通になるとか・・・
RBが丸ごと受け継いで、イルモア復活か?・・・
度々の撤退は残念ではありますが、規則制作にはなかなか入れてもらえませんしね・・・
パワーユニット自体は2025年まで継続ですよ。
開発は2023年まで、2024-25年は信頼性アップ以外の開発は凍結です。
ご指摘の通りなんで、レギュ(とコスト)あってのスポーツだとは思いますが。。
今更ですが、
走りながらウィークポイントを見つけ、対策・対応するにはトークンが足りない。。
また、実走テストすらままならないのは、他のカテゴリーと一緒。
最初の骨格を間違えてしまった為の、大きな代償かもしれない。
シーズン中に開発できない、ただのエンジン(PUサプライヤー)では、やる意味がないとの判断なのかと。
まぁ、MB一強の現状だと、やることやってから言えよ と言われるでしょうが。
火が消えてしまうのは、寂しいかぎりです。
Jinさん、コメントの移行ありがとうございます。
私もタラレバではありますが復帰後の様子を今にして思うと、
F-1参戦の歴史が一番ありどれだけ厳しいかが分かってるはずなのに、想定の甘さ、過去のホンダ技術力への過信がありすぎたのかなと…。
サイズZEROコンセプトで前年フェラーリが抱えていた冷却問題を解決出来ず設計変更。「すぐ追いつきますよ-」的なプロジェクトリーダーの発言。でモーターが主流のPU時代内燃機関重視で更に開発が遅れたのに、最後はカーボンニュートラルを理由に参戦終了って、結局ホンダが思い込んでた「技術では負けるわけがない」っていうのが全否定され、メルセデスがいかに優秀かを示して最後は尻尾を巻いて退散となってしまったは残念の極み。
八郷社長のコメントがお茶を濁したようにしか聞こえないのは私だけか?
レースファンとしては山本さんが言っているような「悔しさ」、苦渋の判断だというのを感じさせるコメントが欲しかった。
一つ擁護すれば、規定の抜け道が多すぎる中、ホンダは誠実な開発をしていた点だけは褒めていいと思う。
流量計以後で燃料を貯め込んだり、オイルを注入したり、最後には流量計自体を騙すみたいな事にまで発展。
そういった部分がホンダとしての考えに合っていなかったのは否めない。
それらをやっと潰して始まるはずの今年、パンデミックでへし折られた経営。
いきなり来年辞めますじゃないだけ今回は良い。
来年ちょっと期待している、1992年の鈴鹿パワーアップは猛烈だった。アクティブサス分の速さをパワーで取り返したあの感じ、一瞬の花火のような爆発力を見せてくれ。
Jinさん擁護しすぎですよ。(悔しさはお察しします)
第二期・第三期時もF1は企業同士の戦争のようなものとコメントしていたプロジェクトリーダー達がいた。戦争も企業活動も情報戦、情報の信憑性も含め収集&判断能力が無ければ勝てません。
第三期も第四期も期待外れ&これからいい所で撤退。本当に無能な経営者集団ですね。
あげく優勝して一定の結果を出せた・・・(八郷さん)
は?その程度で満足な方がトップでいたなら、結果は出せませんね。
2000年代のホンダの企業経営がまさにこの結果(小型車しか売れない集団)。ブランディングを考える部署は、ものを言えないのでしょうか?情けない・・・
気づかないのが悪い、グレーゾーン推奨派の私が擁護しすぎましたな。
そういう見方もあるって事でした。
色々な見解がある、ある意味良いコメントスレになってきました。
ホンダ含め日本の大企業の多くが海外の大手ファンドや金融会社等、多国籍金融資本に株式支配されるようになりました。
ホンダの今回の決定も、四半期ごとの決算、この二つの期の決算結果によって近視眼的に「選択と集中」を迫られた形ではないでしょうか?
そこにはもはや「企業理念」や、「ポリシー」「創業精神」などが入る隙間はなく、ひたすら自らの利益最大化を求める株主の経済合理性のみが優先され追求され「拝金主義集団」と成り果てる。
ちなみに日本のGDPはこの20年以上ずっと横ばい、したがって大企業の売り上げも当然横ばいですが、株主への配当益はなんと6倍になっています。
支配されているのは企業だけではないのでしょう。
マクラーレンにポイされて惨めな時に拾ってくれたレッドブル・グループ、暖かく迎えてくれたトロロッソに対し、レッドブルを常勝チャンピオンチームに、アルファタウリをトップグループのチームにして、やっと恩に対してきちんと報いたと言えるでしょうし、終わるにしろそうしてからが本来。
メルセデスの自爆と棚ぼたの優勝で「一定の成果」とはずいぶん矮小かつ身勝手な言い分、「レースはDNA」が聞いて呆れる。
欧州では「GP2エンジン!」「ノーパワー!」の負のイメージの方がいまだ強いようですし、払拭するには勝利を重ねるしかないと思っていましたが・・・
現場でやってる人たちはさぞや悔しく、いたたまれない思いなのではないでしょうか。
所詮はF1村でHONDAはアジアの猿扱いでしかなかったという事でしょう。
それはオーストリア&タイの砂糖水売りのレッドブルにしても同じ事で序列的にはあまりの扱いを受け続けている。
そんないじめられっ子チームの中ですらHONDAの知らないうちに単一モード強制レギュが決まるなど、レッドブル的にホンダは利用対象でしかなかった事も発覚。
ホンダ叩く人たちはいじめられっ子に死ぬ気で頑張れと言っているに等しいな、と自分は感じちゃいますね。
もうショックでモチベゼロ。まぁ景気も業績も悪いから会社として撤退はわかります。赤字垂れ流しのF1だけど今年メルセデスと闘えたなら来季撤退はなかったですかね。どのみちガソリンエンジンは未来がないのでいずれは撤退したとは思いますが山本さんはじめ現場では、私達が思う以上に辛い決定だったろうと思います。ルノーだって火の車ですしメルセデスだってワークス撤退したいだろうし、脱化石燃料を目指すメーカーと新規参入に厳しいF1は衰退しそうですね。
むしれ逆行してハイブリッド技術とかやらなくて興行としてビックエンジンで爆音鳴らしてレースやって欲しいなぁ
ここまで開発したMGU-Hを捨ててしまうのは何とももったいないですね。今後はEV中心にするからガソリエンジンでレースはもうやらないと匂わせての撤退ですから、もう戻ってくることはないのでしょう。
EVは走る時にCO2出さないだけで発電所でバンバンCO2出してるから(太陽光パネルも生産する時に大電力を使う)言われているほどエコでもないし、少ない燃料消費から最大限のエネルギーを取り出す熱エネルギー回生の方がずっとエコだと思いますがねぇ。新しいコンセプトの内燃エンジンを開発する金がもうないから、構造が単純な電動モーターに軸足を移しますというのは、エンジン屋としては引退宣言したようなもので何とも残念です。
近年、レースはもう走る実験室ではないと定説のように言われていますが、それはモータースポーツに金を使いたくない側の理屈で、実際にはレースの過酷な環境で使うことでデータ蓄積が進む面はかなり多いでしょう。直噴ターボはF1やWECでかなりデータ取り出来たと思いますが。
太陽パネルは対応年数20~30年、環境汚染になる物質が使われており、近い将来廃棄問題に困るらしいですね。
火力発電所もロスが半端ないし、小型の発電機たるエンジンの熱利用は一番環境にいいんですよね。
資本家やそれを利用するメディアに皆さん騙されまくり。
最近の芸能界の不審死だって裏を調べれば・・・話がそれましたm(_ _)m
マツダなんかはそれを突き詰めて素晴らしいと思う。高効率なエンジンと軽い車体、生産から20年走っても、ハイブリッド車よりCO2排出量少ないんですから。
日本の直噴ターボ技術はもうVWグループに追いついたかな。
F1モタスポGP管理者様
PUの事で教えて欲しいのですが、
ICE(4サイクルV型6気筒1.6リッター)は、
なぜVバンク角90度に決められたのか?(車体側の要求で?)
なぜバンク角度設計自由はダメなのか?(コストが掛かるとか?)
以前から90度と言う数字自体が気になっていました。
90度でなければレギュレーション上、都合が悪い事があるのでしょうか?(90度より小さい狭角はスペース的に無理なのは理解出来ます)
Vバンク内に設置のシングルターボは同じままで良いのですが、
バンク角度を拡げて(120度が理想)
吸気と排気を逆にする内側排気(Vバンク内側にエキゾーストを)外側吸気(Vバンク外側にプレナムチャンバーを)
2022年から全く新しいF1(グラウンドエフェクトカー)がスタートするので、PUも少しはレギュレーション改定して欲しいと思いました。
もっと欲を言うと、
排気ターボと吸気コンプレッサーの機械的シャフト連結をやめた
完全独立(排気ターボは充電だけ、吸気コンプレッサーは電気モーターボ駆動)すれば完全なセパレート方式になる。
次期候補が決まって無ければ、2025年以降もPU継続して欲しいです。
V12⇒V10⇒V8へと移行する中で、各メーカーが選んだ最適な値がバンク角が90°だったからではないでしょうか?
サイドポッドの小型化への対応と重心を下げる事の両立が90°という事です。
ボアとストロークとクランクセンター高も決められています。自由にすれば色々な仕様の研究が増加してしまい、コストアップは確実に起こる。
ルノーは2001年復帰するときにV10を111°にしていますが、パワー面で苦戦、いつの間にか72°になっていたような気がする。
2026年の新PU導入までにどんな決断がされるかわかりませんが、共通パーツが充実し大幅にコストカットしたものになると思います。
ありがとうございました。
車体とのバランス的に
90度が丁度、中間と言う事ですね(^.^)
Vバンク角度については1次振動の関係で、
V6の場合→120度
V8の場合→90度
V10の場合→72度
V12の場合→60度
が一般的に知られていますが、
F1のエンジン、PUについては、
Vバンク角度による振動は無視(クランクピン位相やバランサー使って)してる。
ルノーV10の111度(広角)と言う数字は凄いですね(^.^)
ウィリアムズ時代に搭載していたルノーV10で、67度(狭角)と言う数字も有りましたが、当時は変な数字だなと思いました。
自然吸気式と違ってターボ式だと補機器類(ターボとコンプレッサー)の設置スペースの事もある?
2026年F1の動力は、ハイブリッドPUは続いても内燃機関だけのエンジン(自然吸気式)に先祖返りするような事は無いと思っています。
例え100%バイオマス燃料使用するにしても容量多い燃料タンクを車に積み込んで走る事になるので?(再び燃料補給解禁だと別ですが)
バンク角は気筒数によって最適な角度が違います。V12は60度、V10は72度、V8は90度、V6は60度or120度と言われています。
F1で気筒数に対して理想のバンク角じゃないエンジンは色々ありましたが大体どれも振動に悩まされていたように思います。確か管理人様の言うルノーエンジンは振動に悩まされ、NAの肝である回転数が上げれなくて広角エンジンをやめた記憶があります。
それをクランクピンオフセット(今のPUではやってないようです)であったり点火順序で辻褄を合わせているようです。市販車であればバランサーシャフトという手段もありますよね。
現在のPUが90度なのは単純にV8の90度からの流れのようです。こうすれば開発研究の流れは続いていくのでコストダウンになるとこじ付けの理由がつきました。こじ付けの理由は実はV6,1500㏄と決まる前は直4、1500㏄になる流れだったのは忘れられてるのかも知れません。PUレギュレーションはどちらかと言えばルノーよりな感じで決まりつつありました。まあ、ここでフェラーリのお家芸のそんなエンジン(直4)ならF1から撤退する&拒否権が発動されました。よくメルセデスは開発期間が長いと言われますがV6よりで研究を進めていたのがたまたま当たっただけです笑
レースエンジンとしてバンク角を広くしてVバンクの中にエキゾーストを持ってくる形式ですが、NAならまだしもターボだと重心が相当上がります。バンク角を広くしても中にクランクシャフトがあるので思った程に下げる事ができません。
それにバンク角を広くした分、重量物が外にも広がります。この状態でエンジンを正面から見ると外にエキゾーストがあるエンジンよりも凄く大きく見えます。シリンダーブロックも自体も大きくなりますし、マスの集中、排熱という意味では不利になるように見えます。プロトタイプカーなら許容できるかと思いますがF1ではデメリットの方が大きいように思います。市販車でもありますがターボは結構小型ですし、エキマニもいかにも量産品でこういう形になるのもしょうがないよねって感じの物です。
本日発売のGPカーストーリーは、前回ロータス107と同様に3シーズン続けて同じ型式モノコックを使ったティレル020(1991年)ですが、この年はマクラーレンMP4/6には最新のV12が与えらて、ティレルには前年マクラーレンMP4/5Bが使用した御下がりV10(表現失礼します)が与えられました。
今のF1では考えられないですが、同一スペックの型落ちどころか、
気筒数が違うエンジンを別々のチームに供給していたのですね。
1987年、1988年のマクラーレンとロータスには同じスペックのV6ターボエンジンを供給していたのに?
その後の020は、
1992年にイルモアV10を積んだ020B、1993年にヤマハV10を積んだ020Cへと続きましたが、
この3メーカー(ホンダ、イルモア、ヤマハ)のV10は、サイズが違うとは言え同じVバンク角72度だったのが偶然良かったのかどうか?
車体側とのドッキングが楽だったのか?
同一型式モノコックでもシーズン毎に新造しているはずでしたが、
1993年の片山右京氏がドライブした020Cは、1991年の中嶋悟氏がドライブした020のモノコックそのものを使ったと聞いた時は驚きました(余程資金難に落ちいったのか、物を大切に使うのか?)
本当に今のF1は、
ワークスとカスタマー分け隔て無く同じPU供給は良いことです。
さすがにモノコックの方は前年度を使い続ける事は無いですが、
レギュレーションに変更無ければ
コスト削減と言う点でメリットでもありますが?
すいません。
一部訂正あるので失礼致します。
1987年はウィリアムズとロータスの2チーム供給なのですが、これには諸説があって初めてホンダターボエンジン獲得したロータスは
前年1986年にウィリアムズが使用したRA166-Eを改良した物が与えられたようです。実質型落ち?
(ウィリアムズは開幕戦から最新スペックRA167-Eで、途中からロータスにも同じRA167-Eが供給されたようです)
ホンダの序列順位がウィリアムズの2人(ピケとマンセル)がNo.1で、ロータスのセナと中嶋氏は、当時まだNo.2だった。
翌年1988年には、ウィリアムズに代わりマクラーレンに供給開始されましたが、前年ウィリアムズでドライバータイトル獲得したピケがロータスに移籍したので、ロータスにも同一スペックのRA168-Eが与えられましたが、実質マクラーレンMP4/4のために設計されたターボエンジンでしたね(ローラインコンセプトに合わせてクランクシャフトセンター位置を低くした)
ホンダPUを供給する2チームのレッドブルとアルファタウリ、
同一スペック供給で4名のドライバーに公平にサポートしてる事に間違い無いですが、何か力学的バランスが働いている?
フェルスタッペンがNo.1で、後の3人がNo.2では無いかと。
あくまでも想像の世界なのでお許し下さい(^.^)
F1の抱える諸問題でカーボンニュートラル以外に、
F1パーツのリサイクル処理はどうなっているのか?
以前から関心あります。
シーズン終えたF1マシンはモノコックごと、
裕福なコレクターに売却されて投機の対象になっていたりします。
特にマテリアルで、まだカーボンファイバーのリサイクルは完全には確立されていないと思います。
私の知っている範囲では、
粉々に粉砕して道路舗装のアスファルトに混ぜたりするとかで、
金属とは違い溶かして元の素材に戻す事は出来ないと思っています。
樹脂プラスチック系であれば、石油に戻せるみたいですね。
プラスチックも微生物が分解して土に戻る循環型素材の開発急がれます。
PUは、レアメタルや重要な技術があるので簡単には外部に流出する事は無いですが、出来る限り1シーズンを1基だけで走り切るくらい長く使って欲しいですね(^.^)
ショックと無念と感謝が色々と入り混じるホンダ撤退報道でした。
色々と辛辣な意見が多いけども、直接関わるHONDA関係者の皆様には感謝しかない。大した貢献もしてない私がF1に熱く魅入れた事はHONDAのおかげ。マクラーレンでつまずいたけど、誠実に対応している様は情けない気持ちもあるが、甘さ故もあったが立派と思う。トロロッソ、レッドブルとタッグを組んで確実に成果が出ているが、数年後にチャンピオンが取れたとしても、いずれは撤退はしたはず。今のF1には投資とリターンの整合性や価値については懐疑的な部分も多いと思います。会社あってのF1だしコロナ明けの世界情勢はまだまだ不透明。HONDAが経営的に難局を迎えた時に社員がリストラなんて事態が起きた場合に今の調子でF1してたら反発必至。手も金も掛かるF1から離れる決断は正しくなくとも理解すべきと思います。HONDAの冠を外して、今のPUを誰かが引き継いでくれたら嬉しい。
昔外注でF1エンジンのパーツ製造に携わっていましたが、撤退ってマジモチベーション下がりますよ・・・
今は別職種に就いていますが、やっぱりホンダだなぁって印象しか残らないです
IGです。
いつも楽しく拝見させていただいています。
F1には、HONDAのおかげで戻って来ましたが、また再来年からHONDAのおかげで離れることになりそうですね。F1は中学校のころからファンで富士グランプリでマクラーレンのアンドレッティが好きで見に行き、良く雑誌も買って見ていました。HONDAが参戦しセナと共に勝っていたころが最高で、その後はHONDAが車も開発して頑張っていたがナカナカ勝てないので、撤退後は全く見なくなりました。2015年にマクラーレンHONDAになってアロンソと共に勝つのではないかと思いまたF1を見るようになっていました。一昨年からレッドブル陣営と組んでだんだん勝てるようになって来て楽しくなってきました。しかし、また撤退ということで再来年からは全く見なくなるだろうと思います。楽しみが1つ減ってしまう悲しさがありますね。残念ですね。HONDAもルノーのようにFIAから技術員を引き抜いて、メルセデスのエンジン技術をもっと早く取り入れれば、去年後半からのルノーのような強力なエンジンを早く開発できたと思います。全て自分のところでやるには時間とお金がかかり過ぎました。
これからタッペンくんの歯に衣着せぬPU批判がレース中に
何度聞けるかを新たな楽しみにして観戦しましょうかね…。
2021年がレッドブルホンダを駆るフェルスタッペン勇姿の見納めとなりますが、
「終わり良ければ全て良し」でホンダPU、活躍して欲しいです。
2022年の全く新しいF1に興味の対象シフトアップしています。
ドライバータイトルを目指すマックスには、良い環境を手に入れて欲しいです。
レッドブル残留のままメルセデスPUを搭載して、メルセデスのハミルトン、アストンマーチンのベッテル、フェラーリのルクレール、ルノーのアロンソとタイトル争い展開して欲しいです。
理想的には、
2022年メルセデスワークスに空きシート出来れば(1年単位契約のボッタスには申し訳無いですが)
マックスとハミルトンが同一チーム、同一マシンで直接勝負する?
初めましてずっとROM専でした、何時も貴重な情報ありがとうございます。
実は今トヨタの車を納車待ちです。最初HONDA買おうと思ってディーラーに行きました、店にはF1関連の物は一切無し、店員と話をしても全くF1の事知らない…レッドブル?アルファタウリ?状態。次にトヨタ、こちらの店員は全く逆、ル・マンやラリーGRの話題、F1まで詳しくて他社だけどHONDAが勝つと嬉しい、応援してるって…たまたまでしょうけど完全に勝負アリでした。
TOYOTAにして本当に良かったです、HONDAにしてたら納車即売却だったかもw
そうなんですよね~私はホンダ車に乗ってますが
ホンダってディーラーに出向いてもモータースポーツに無頓着って感じが良くわかります。
モータースポーツに関連する物も置いてないし話も出ないし何も感じられない。
ここだけの話「秘密裏にモータースポーツにやってます」ってな感じ。
モータースポーツを宣伝広告に使いきれてないし使おうとしない…
社風なんですかね~。
ホンダ1回しか行ったことないからわからなかった。バイクも関係無い、GT、SFも無いのか、悲しいな。
なんとなくだけど妙にお洒落にしようなんて雰囲気は感じてた、車もそんな感じになってるし。
北海道だから、フル4WDないから、モタスポにリンクする車ないからとか理由つけてたけど、入ってもいいかなって魅力がなかったのかも。
トヨタ系の家系(でも一番の愛車はセブン笑)なんでホンダのディーラーに行くことも買うこともありませんでしたが(関係ないですね笑)ずっとホンダF1を応援していました。
レッドブルと共闘するにあたり、レッドブルはマーケティングが上手な会社ですからてっきりホンダは乗っかってやっていくのかと思ってました。
発表会の時か何かの時もトストさんの計らいでホンダ車ばかり用意してもらったりしてましたよね。
社内でF1反対派もいるのは分かりますが、全くマーケティングに利用しない宣伝広告部は何してるんでしょうねえ?
私がホンダの宣伝広告部であればレッドブルに乗っかって
レッドブルの「翼をさずける~♪」のアニメーションCMで
「F1カー走らせて翼が生えて空飛んでって~それがホンダJETになって~」みたいな。
こんなプレゼンします。。。はい。
感情的には”残念”の一言ですね
セナ/プロ期以前からのF1ファンとしては日本のF1は終わったと感じました
客観的な意見も少し付け加えたいと思います
多くの方が述べられているように”カーボンニュートラル”を掲げての撤退は全く理解出来ません
これは全地球的な環境課題であって前述の通りフェラーリもメルセデスもルノーもマクラーレンも企業責任を負う達成しなければならない課題です
強いて上げるなら技術的に最も”カーボンニュートラル”に近い位置にいるのは現在のF1であってINDYでもMOTO-GPでもその他国内レースでも無いと理解してます
だからこそ巨額の資本が投入され先端技術が開発され得るレースイベントであると言えます
ヨーロッパには未だ形の見えないものに価値を創出する(ビジネス)風土が多々あります
F1もビジネスと捉えればその収益構造はとても複雑ですがどこのチームも赤字と言う訳ではありません
”本田技研”には技術で世界一になり、レーシングビジネスで会社を個別に運営できるだけの視野の広さと強かさを是非持って欲しかった
最後にF1がもし存続するなら”4度目の参戦”は是非辞めて頂きたいと思います
訂正
5度目の参戦は・・・でしたね
まあHONDAのみならず日本のメーカーはいつも短期参戦でワークスでのシリーズチャンピオンは無いわけですから期待値が高すぎましたね
でも地球環境を守るうえで今後化石燃料レースはどうなるんでしょうね?
F1もINDYもMOTO-GPも無くなるのか、EV化されるのか
でもメーカーが本気でカーボンニュートラルを実現するには再生可能エネルギーで発電した電力や水素を生産や運航全行程で使用しない限り実現不可能だと思うんですけど
発電所も作るのかな
世界の嘘に騙されるなかれ。
地球が最も適したエネルギー循環を出来ていたのは、降り注ぐ太陽からの電磁波エネルギー(光)を吸収する森林が多かった時代です。
その際にCO²を吸収しO²を作り出しているだけであって、CO²は原因ではなく結果。
単純に地表でエネルギーを使うことが温暖化の原因、元々地中にあった石油やウランを地表で燃やしまくって無駄な熱エネルギーを放出しまくっている。大気に熱は溜まっていきますが、そこから海へと熱は移動、海水の温度上昇により、嵐を作り出す、海洋生物の生息地が変わるなどでここ数年著しく環境は変化しています。
じゃあ光を上手く利用すればと考えるでしょう。光エネルギーを電気に変換する時に起こる熱エネルギーは何処にいくでしょう?ソーラーパネルの生産、設置場所の環境汚染などなど
エネルギー保存の法則とは?F1で学べる事って結構あるんですよ(笑)
参戦終了のショックを晴らそうと、昨日 ツインリンク茂木のホンダコレクションホール(ホンダ歴史館)に行ってきました。
展示品の説明プレートを100枚以上は読んできました。
2輪と4輪を合わせて300台ぐらいのホンダマシンもみてきました。
ホンダのDNAとはなにか?を求めて。
敗戦に苦しむ庶民の生活を楽にする「自転車用の外付けエンジン」。
農作業の重労働を軽減する「耕運機」。 世界中の庶民の足「スーパーカブ」。世界で初めてマスキー法をクリアしたCVCCエンジンの全ノウハウの世界公開。貧しい地域に電気を届ける「小型発電機」。敗戦国日本からの欧州マン島バイクレース参戦の歴史。無謀と言われた第1期F1挑戦の歴史。2ストに立ち向かう8バルブ楕円ピストンエンジン。F.スペンサーとK.ロバーツの死闘に敬意を示すYAMAHA車の展示。2輪オフロード界への企業サポート。現在の多岐に渡るモータースポーツ活動。
今回の参戦終了はホンダ断腸の思い。
世界20万人のホンダ従業員とその家族の生活を守る義務。
崩れゆく地球環境へのグローバル企業としての義務。
ホンダの1ファンとして理解していきます。
ホンダは良くも悪くも二輪屋なんですよね。どうしても二輪の方に軸足が偏ってような気がしてます。
どちらにしても企業が大きくなりすぎました。典型的な大企業病です。ただし現場の方々のレーシングスピリットは生きていることは感じられました。
少しでも応援しようとここ最近は二台続けてホンダ車を購入していましたが・・・次回はどうなるかわからなくなってしまった。
みなさん
厳しい意見も擁護的な意見も
沢山ありますが、私は、撤退をきめたのなら
「おつかれさま」
先ずはこの一言です。
本当に色んな問題があるのでしょうが
続けるのも、やめるのも凄く大きなエネルギーが
必要なのだろうと思います。
撤退の仕方が、ぎこちなく感じました。
それは別にして、2025年PU最後まででホンダが続けたとしても、
年々厳しくなる開発凍結や制限が加えられるようになったので、
果たしてメルセデスと同等に近いモノになるか?分かりません。
残るフェラーリやルノーでも果たせるかどうか?
事実上メルセデスPUの独壇場(ワンメイク)では無いでしょうか?
画像のホンダPUを見て
2015年からスタートしたモノと比べて、
良くここまで洗練されたきたモノを出せるまでになった、と嬉しく思います。7年間開発を続けた努力の結晶賜物。
セパレート式がハッキリと分かる画像です。
センターラインクーリング用ダクト(上側)コンプレッサー吸気用ダクト(下側)の分割が、いかにもレッドブルRBのために設計された独特の形状(今年のアルファタウリAT01にも採用された)がカッコいいです。
本当に勿体無いです。
これ以上熟成したくてもアップデートさせて貰えないならPU供給しても意味がない。
F1AもPUサプライヤーを単なる供給するだけの道具にしか見ていないのか?
これでは、他のサプライヤーが参加に消極的になるのも理解出来ます(PU技術が難しく複雑なのも理由ですが)
日本のF1人気はホンダあっての物でしたし、いくらこんな世界情勢だからと言って簡単にとは言いませんが‥‥。でも僕の本音も皆様同様、無限でもどのメーカーでも構いませんので何処かの日本企業様にホンダの後を引き継いでもらいたい。そんな気持ちが心の中に存在致します。僕もそうですがこんな仮説を口にする人も多数います。「2021年をもって鈴鹿というより日本グランプリ事体もう行われなくなるのでは?」という方が‥‥。鈴鹿サーキットとの契約も確か2021年まででしたね。ホンダもそれに沿うみたいな感じで撤退するなんて。恐らく新たなPUメーカー参入も考えづらい事ですし。メルセデス、フェラーリ、ルノーの3メーカーのみはいくら何でも悲しいしつまらないです。