10月9日から始まるロシアGPに向けてマクラーレンホンダチームの士気は高まっているようです。

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マクラーレンのエリック・ブーリエのコメント

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「困難を抱え、感情的にもなった鈴鹿の後、マクラーレン・ホンダというチームにとって非常に重要な週を迎えていた。我々は2016年以降のシーズンに向けてシャンドンが新しいパートナーとなることを発表したし、ジェンソンが来年も我々とともにレースを続けることが確認された。この2つが発表されたことでチーム全体の士気が非常に高まっているし、新たな情熱と興奮を感じながらソチに向かうことになる」

「昨年のロシアGPが成功を収めたことは疑いようもないし、主催者たちは情熱を持ったファンでいっぱいになった観客席の前で、とてもうまく構成されたイベントを実現していた。我々も昨年はかなりいい成績を収めることができたし、今年もパッケージに限界があることは分かっているものの、最高の結果を達成するために、信頼性とパフォーマンスの改善に休みなく取り組みつづけているところだ」

「シーズンが終わるまでにはまだ長い道のりがあるし、すべての週末から学び、成長することができる。そして、来年のクルマにそこで得た知識や経験を適用していくことになる。ソチについても、それは同じだ」

 

 

理由としてはいくつかありますが、まずはバトンの残留が正式決定した事、新たなスポンサー「シャンドン」がついた事。

 

そして大きな事実として今シーズンホンダエンジンはこれ以上パワーアップできない事。

 

現在の体制が来期も保たれることの安心感からチームの団結力が深まり、また今ある材料しか戦力にならないとチーム全体が把握した事で一人ひとりが今できることをやろうと奮起しているのでしょう。

 

このところメディア関係にずっと責め続けられたホンダは母国での惨敗という惨めな仕打ちを受けた。さすがにマスコミ関係者もこれ以上ホンダを責めても意味のない事に気づいたと思います。

ホンダF1責任者の新井さんのコメント

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「ソチは、ホンダにとっては初めて臨むサーキットになります。ですから、データセッティングに関しても一から始めることになりますし、間違いなくワクワクするような挑戦となるでしょう」

「非常に独特な近代的サーキットです。1周の前半には2台のクルマが横に並んでレースをすることができますが、その後難しい90度の低中速コーナーが現れ、後半部にはものすごいストレートが待っています。こういうタイプのサーキットは、我々のパワーユニットには厳しくなりそうです。しかし、いつものように、チームはパッケージ全体から最高のパフォーマンスを引き出せるよう懸命に取り組んでいくつもりです」

「この週末からどういったことを学ぶことができるか、とても楽しみです」

マクラーレンのアロンソのコメント

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「ソチにまた行けるのでワクワクしているよ。一番新しいサーキットだし、いろんなことが期待できるからね。去年のグランプリも素晴らしいイベントになったし、まったく新しい地域で、F1を心待ちにしていた新たなファンの前でレースができたのはよかったよ」

「鈴鹿は、僕たちにとっては明らかに厳しいレースとなった。だけど、ファンの応援は素晴らしかったし、いくつか前向きなことも得ることができたよ。信頼性に関しては懸命な取り組みを続けているけれど、週末を通じてクルマに何も問題が起きなかったことは勇気付けられるものだった」

「ソチは素晴らしいサーキットだ。市街地サーキットのレイアウトとなっていて、きつくて、正確なコーナーがあることでドライブしていて本当に楽しめるところだよ。2本のストレートは長くて高速区間になるから僕たちにとってはあまり楽ではない。だけど、僕たちのクルマのバランスはすごくいいから、今週末のサーキットではいいバトルが展開できることを期待しているし、うまく進歩を遂げたいね」

マクラーレンのバトンのコメント

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「鈴鹿は、サーキットの特性によって僕たちにとっては厳しいレースとなった。でも、ホンダの母国である日本の人々の前でレースができたのは素晴らしい経験だったし、みんなの士気もすごく高まっていたよ」

「来年の去就が確定したことを本当にうれしく思っている。このチームのために全力を尽くす決意だし、ウォーキング(マクラーレン本部)とさくら(ホンダF1プロジェクト本部)において、目に見えないところで続けられている信じられないほどのハードワークを強く信じているんだ。僕たちは懸命に取り組み続けるし、レースが行われる週末ごとにクルマを進歩させるために力いっぱい頑張るよ」

「ソチでは、昨年はシーズンでも指折りの好結果を残すことができたし、新しいサーキットを走るのを本当に楽しむことができた。路面はかなりグリップがいいから、僕たちのタイヤがどういうふうに機能するか楽しみにしているんだ。僕たちはガレージの両側にいるメンバーたちと密接な作業を行うつもりだし、全セッションを最大限に利用して、鈴鹿で抱えた問題を解決していくつもりだ」

 

バトンのコメントが明らかに前向きに変わりましたね。そしてアロンソもまた前向きな印象を受けています。

 

バトンはマクラレーンホンダにとってムードメーカーだと今回の事で改めて強く思いました。来年もチームに居てくれることが本当に心強いです。

 

ロシアGPのソチは全開率が56%にもなるようでこれまたホンダPUににとっては辛いですね。

 

ホンダPUとしてはエネルギーすべてストレートに特化させて使用したほうがいいような気がしてます。

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今ある戦力でやれることはストレートで抜かれないようにエネルギーマネージメントを決める事かと私は思います。