イタリアGP決勝の翌日にロイターがマクラーレンはホンダとの契約終了を目指すとの記事が発信されました。ロイターの原文は以下です。
F1=マクラーレン、ホンダと別離へ
【モンツァ(イタリア) 4日 ロイター】 – 自動車レースF1のマクラーレンは、3日のイタリア・グランプリ(GP)でのグリッド降格ペナルティやパフォーマンスの悪さ、獲得ポイントなどからホンダとの別離を目指しているようだ。
マクラーレンはパワーユニットの交換によりフェルナンド・アロンソが35グリッド、ストフェル・バンドーンが25グリッドの降格ペナルティを受けた。そして、決勝レースではチームが「痛烈に失望している」と述べ、両ドライバーがリタイアした。
週末のレーシングパドックでは、マクラーレンが2週間後のシンガポールGPまでに、レッドブルとトロロッソに供給しているルノーのパワーユニットに変更する決定を下す可能性が高いとの見方が強まった。
これが実現すれば、2012年以来勝利のないマクラーレンは今季に優勝を経験しているエンジンを手に入れることになり、2回の世界チャンピオン経験者であるアロンソをチームに留めることができると見られている。
ロイター/Max Rossi
ロイターの発信は2回目
ロイターがマクラーレンとホンダについて発信するのは6月8日以来2度目ですね。前回はマクラーレンのザク・ブラウンがロイターの独占インタビューを受けるという内容でした。
それについての記事はこちら⇒カナダGP直前マクラーレンとアロンソのホンダに対する発言が強烈!
イタリアGPにてマクラーレンとホンダが協議
イタリアGPにはホンダのモータースポーツ部長の山本さんが現地入りして協議が行われている。
- そこでの決定を受けてのこのロイターの報道なのか?
- 誰かがリークしたのか?
- 記者の先走り報道なのか?
何にしても来年も共に頑張っていこうとしてるなら、こんな報道はされないはずですよね。
それにロイターが決定ではない報道をするとはね、こりゃマクラーレンの多分圧力だわ。
まとめ
ホンダはマクラーレンへの供給をやめるべきだと思います。残念ですけど。
マクラーレン側がホンダを発言などで擁護する姿勢があればこんな事にはならない。
ホンダが不甲斐ないのも事実だけど、この扱いは不条理すぎる。
2015年のレッドブルとルノーのやり取りの再現かと思われる状態です。
とりあえず両者の発表があるのを待つしかないですが、ファンとしては事実を早く知りたいですね。
様子を見てみよう。
とうとう来るべき時が来たという感じですね。
まあこの3年間、マクラーレンはホンダに対して言いたい放題で、身勝手な連中だと思っていました。
ただ、アロンソは今までは若干トーンが抑え目だったのが、手のひらを返したような態度。察するに、エンジンサプライヤー変更の可能性が出てきたので、これ幸いとあからさまにホンダを追い出しにかかっているのでしょう。
『もう、うんざり』という気分です。今の状況ではF1撤退も致し方ないところですね。新たなパートナーが見つかれば良いですが・・・
コメントありがとうございます。
ルノーは供給できないとの報道のあとで、これですからね。揺さぶりにしては異常ですよ。
モータースポーツ専門ならアレですがロイターですからね。
こんにちは
マクラーレンもアロンソも、もうねぇ…
他のドライバーからはホンダエンジンのパワーはルノーと変わらないと散々言われながらこの位置ですし(赤牛を見ながら)、世界で20人しかなれない特別な所にいるのにやる気がないアロンソも…
ああ、マトモな開発期間とマトモなチームとパートナーだったら今頃三年目で良い所にいけたのかな?
多分イタリアの交渉は決裂したんでしょうね。続けるホンダとホンダ以外にしたいマクラーレン。
そこでマクラーレンがロイターに憶測記事を書かせたと考えるべきかも。
ホンダもエンジン屋としてあんなサイズゼロ設計を飲むべきじゃなかったとは思います。あれさえなければそれなりのパワーユニットにはなっていたはずと思いたい。
ホンダが本気になれば違約金を払わなければ来年マクラーレンは
F1を走れなくなるでしょう。
ただ違約金が嫌でマスコミ(ロイター等)を使って圧力をかけてくるのは
目に見えています。
そんなことをしてくるのであれば、EUから離脱して旨みの無くなった
ホンダの四輪英国工場等の撤退もチラつかせて交渉するのが
世界で戦う術ですが・・・無理なんだろうな。
コメントありがとうございます。
ホンダは意地でも残る選択して、違約金を払わせましょう。
そのお金で新チーム立ち上げだなw全然足りないけど。
「HONDAの動向を温かく見守る気持ちが必要ですね!」
各トップチーム含め、当初よりマクラーレンはチャンピオン奪回が目標でした。このため、現ペースでのHONDAのPower Unit進化の場合、来年もマクラーレン目標実現には大きなハードルがあるかもしれません⁉︎。(高オッズですが…急好転するかもしれません!)
HONDAも2016年ワークスルノー開始時の様に、まず、自社の高い目標リアル実現の為にも競争力あるPower Unit進化についてやや長期的な目標が理想的かもしれないですね⁉︎。そして、今後、No.1PU開発が達成され供給希望が引く手数多という状況になる事が理想なのですが。また、もしマクラーレンと一度契約解消後も⁉︎、再度希望あれば気持ち良くマクラーレンに供給先の一つくらいになれば両者Happyです!
(契約については、大丈夫と思いますが、当然しっかり守ってもらう)
あと、何かと壁となる限りなくシームレスが理想と云われるギヤボックスの自社開発は…
いずれにしても
「HONDAの動向を温かく見守る気持ちが必要ですね!」
「HONDAコラボ継続の強い意思に全面賛同!頑張れ!」
「2013年にF1に復帰することをホンダが決定したとき、われわれは今度は“継続していくという強い信念”を持って入ってきました。…」と山本部長
「私たちホンダはこのコラボレーションを継続することを諦めません」
「困難な状況のなか、さくらとミルトン・キーンズのファクトリーで働くスタッフたちのモチベーションはかえって高まっている」
「(この状況によって)開発が加速しています。ファクトリー内の士気が高まっています」と長谷川総責任者。……つまり、ホンダに撤退のカードはない。
という様な9/5付記事を見させていただきました。また、他サイトでも知識得ての(題)コメントです。本当に勉強になりました。
これまでの知識不足コメントに懸念しています。→http://kunisawa.net/
当方も、「HONDAコラボ継続の強い意思に全面賛同!頑張れ!」
マクラーレンがホンダマネーを失って、やっていけるのか疑問です。
それとルノーPUになったとしても、よくて4番目のチーム。
アロンソが勝てるようにはならないので、そこもよくわかりません。
アロンソの報酬もホンダから出てますし。それで批判するのもよくわからない。
なんだか疑問だらけです。
適度な批判は開発スピードや予算を上げるけど、やりすぎは意味ないですよね。
騒ぎに騒いで結局マクラーレンホンダ継続とかになったら上手くいくのだろうか?