2018年もフォースインディアの効果的なアップデートが止まらない!
毎年毎年繰り返されるフォースインディアのシーズン中の躍進!なんなんだこのチームは!いつも驚かされますが、なぜシーズン中かと言うと多分財政面の影響なんですね。
少ないスポンサーマネーと分配金で成り立っている。シーズン当初は財政不足で身売り説まで流れているが、そんなの関係ねぇって事で成績が上向いてくる。
分配金が支給されだしてから、新パーツの生産がされていく訳です。開幕当初エアロパーツはほぼ昨年のままでしたからね。開幕戦はほぼ昨年モデルのままであり、オフシーズンに研究開発されていたパーツが毎戦毎戦出てくるって感じです。
フォースインディアは日本人エンジニアの神野さんがブログやツイッターを始めた事で日本での注目度も上がっています。
フォースインディアのアップデート
フォースインディアはモナコでリアサスペンション周りを一新している。サスペンションジオメトリーを大きく変えるアップデートです。
リアサスペンションアッパーアーム
リアアッパーアームのアップライトを上方へずらす。サスペンションアームの角度がかなり変わっている。私はあまりサス関連については知識不足で技術解説が出来ないですが、なんとなくプルロッドトーションバーへの入力がスムーズになるのはわかる。
モナコでのオコンの走りからもリアの安定性とトラクションは大幅に改善されているだろう。
リアカウル周り
A parte de la nueva ala d T doble, Force India estrena nuevos pontones con zona central d la salida, más hundida. pic.twitter.com/ExCSpb9lMS
— Albert Fabrega ES (@AlbertFabrega) 2018年5月23日
リアカウルがわずかに上昇して上面に空気を流す溝が出来ている。
リアビューで確認すると、サイドポンツーンを通った空気の排出がアームに干渉しないようになっています。下側のえぐりはより深くなっているはず、側面からディフューザー上面に導く空気量は増加しているでしょう。マクラーレンっぽい感じかな。
バージボード周り
#TechF1 Más imágenes del Force India #F1 #SpanishGP pic.twitter.com/ygXfeTyMVS
— ⓁⓊⒾⓈⒻⒺⒻ① (@LuisFeF1) 2018年5月10日
スペインで投入されたバージボード類はトップチームのソリューションと変わりない感じです。複雑すぎて何がなんやら・・。
まとめ
フォースインディアは今年ランキング4位を守るのは難しいかもしれない。今のところルノーとマクラーレンの下6位となっているが、現時点でやっと今年の新車が投入されたと考えるべきでしょう。
ここからの伸びがいつも凄いんですよね。パワーサーキットが続くとメルセデスの安定したパワーユニットとギアボックスが威力を発揮します。
マシン全体の骨格もメルセデスに追従する姿勢も間違っていない。独自ギアボックスのあるウィリアムズとは違います。そこが一つの肝ですね。
低ドラッグマシンと高トラクションで走るマシンは、トロロッソホンダと似ているなぁ。今後とも良いライバル関係が継続されそうです。
ぺレスが荒れたアゼルバイジャンで3位表彰台を獲得し、オコンもモナコで躍動し、マシンも上向き状態であるフォースインディアは今後も「要チェックや!!」
エンジニアである神野さんのツイッターやブログは「要チェックや!!」
なんか彦一出てきてうるさいな(笑)
モナコではフォースインディア、私の予想を裏切って良いマシン作り上げてきました。序盤の結果が嘘のように仕上げてきましたね。今年は毎試合強いマシンが代わる中団争いは面白いですね!
トップ3は2勝づつ分け合うし、ザウバーも絡んで中団争いは激化し、そこにホンダも争う。
こんなに面白いシーズンになろうとは!
ピレリのおかげですね!良い○ソタイヤに仕上げてくれたもんだ。全戦S〜HSでいいかもしれない。
レースを面白くするなら、もうミディアムはいらない。
唐突なスラムダンクネタで不覚にも笑ってしまいました(笑)
インドが強くなってきて過激化する中団争いから目が離せませんね。
ありがとうございますw
アマゾンプライムでスラムダンクを子供たちと毎日1話見る事になっていまして・・。
君が好きだ~と、叫びた~い♪を大熱唱中ですw
フォースインディアは何やら支払期限遅れ、オーナーもインドに戻れば捕まるとか、そしてコースでは速くなる。
色んな意味で騒がしいですね。消えてほしくないチームです。
ハースはモナコで遅かったですけど、バージボードの部品を外して走っていたらしく、カナダではアップグレードの部品を入れてくるらしいので、速さを取り戻すでしょうから…フォースインディア同様、中団争いは見ものですね。
ハース、落下の危険性高いパーツ除去。ダウンフォース大幅減に苦しむ
https://jp.motorsport.com/f1/news/Monaco-Haas-remove-fragile-bargeboard%20-1042139/
「バージボードは非常に複雑で、フロア下に気流を導く。でもそれらが脱落する恐れがあったので、取り除かなければならなかった」
「モナコは縁石との接触が多くあり、レースの最後まではおそらくもたないだろう」
チームとダラーラの作業によって、カナダGPで導入される予定のアップグレードパッケージでは問題が修正され、強度が高められるとシュタイナーは述べ、カーボンファイバーのレイヤーが増やされることになるため、重量が増えることになると認めた。
「もはやこの問題は起きない。違うスペックのパーツが設計・製造されるからだ。最も簡単な方法は(強度を上げるため)重量を増やすことだ」
重量を増やしたくないから、今まで部品が落下してデブリ(まきびし)化するのを放置していたというのも…酷い話ですけどね。
バージボード底面のあのうねうねスリットの効果って恐ろしいほどあるんですね。
2019年だと高さ制限がつくようだけど、2021年に向けては無くした方がいいなこれは。
ハースってモノコックはダラーラだけど、パーツは自社製でしたっけ?
わからないけど本当にひどい話だ、何人餌食にしたことか。
トップ3の次点“ベスト・オブ・ザ・レスト”に、フォースインディアは2回入っていますね。あとマクラーレン1回、トロロッソ1回、ルノー1回、ハース1回。
1位はトップ3で、各2回。
トップ3を別カテゴリーと考えると、本当に面白いシーズンですね。
面白いデータありがとうございます。
このまま混迷のままシーズン行け行けと、内心思っています。