2019年第5戦スペインGPの金曜日、現地15時からプラクティス2が行われた。気温23⇒24℃、路面温度41⇒42℃と変化している。
マクラーレンは土曜から新ICEを使用する、新CEはそのために先に投入していた(モノコック内部ESに搭載されているため)、フェルスタッペンはオイルリークがあったためPUをスペック2に換装している。
メルセデスがフェラーリに0.3秒も差をつけたベストラップを記録、レッドブルは0.7秒も差がある、ちょっと厳しいタイムですね。ハミルトンはC1でかなり速いペースで走行していた。
スペインGPプラクティス②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
ベストラップ時のデータ
S1 | SPD1 | S2 | SPD2 | S3 | SPD3 | TIME | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BOT | 21.936 | 283 | 28.715 | 302 | 26.633 | 282 | 1:17.284 |
HAM | 21.946 | 279 | 28.722 | 298 | 26.665 | 283 | 1:17.333 |
LEC | 21.617 | 291 | 28.876 | 298 | 27.092 | 294 | 1:17.585 |
VET | 21.650 | 289 | 28.953 | 297 | 27.070 | 284 | 1:17.673 |
VER | 22.085 | 280 | 28.995 | 289 | 26.955 | 279 | 1:18.035 |
GAS | 22.052 | 284 | 29.101 | 292 | 27.085 | 280 | 1:18.238 |
ロングラン平均タイム順
データはAMuSより
順 | ドライバー | 平均タイム | Laps | Tyre |
1 | ハミルトン | 1.22,390 | 8 | C3 |
2 | ボッタス | 1.22,592 | 10 | C3 |
3 | ルクレール | 1.23,050 | 16 | C3 |
4 | ベッテル | 1.23,072 | 9 | C3 |
5 | フェルスタッペン | 1.23,129 | 8 | C3 |
6 | アルボン | 1.23,386 | 11 | C3 |
7 | サインツ | 1.23,520 | 20 | C3 |
8 | クビアト | 1.23,554 | 9 | C3 |
9 | リカルド | 1.23,555 | 9 | C3 |
10 | ガスリー | 1.23,729 | 12 | C3 |
11 | ノリス | 1.23,729 | 17 | C3 |
12 | グロージャン | 1.23,910 | 14 | C3 |
13 | マグヌッセン | 1.23,955 | 14 | C3 |
14 | ヒュルケンベルグ | 1.23,977 | 14 | C3 |
15 | ライコネン | 1.23,083 | 6 | C3 |
16 | ペレス | 1.24,121 | 11 | C3 |
17 | ストロール | 1.24,249 | 14 | C3 |
18 | ジョビナッツィ | 1.24,454 | 15 | C3 |
19 | ラッセル | 1.25,449 | 8 | C3 |
順 | ドライバー | 平均タイム | Laps | Tyre |
1 | ボッタス | 1.21,995 | 10 | C2 |
2 | クビアト | 1.22,676 | 15 | C2 |
3 | リカルド | 1.22,701 | 15 | C2 |
4 | ベッテル | 1.22,707 | 17 | C2 |
5 | フェルスタッペン | 1.22,852 | 7 | C2 |
6 | マグヌッセン | 1.22,876 | 9 | C2 |
7 | ガスリー | 1.23,008 | 5 | C2 |
8 | ライコネン | 1.23,878 | 8 | C2 |
9 | ラッセル | 1.24,956 | 13 | C2 |
順 | ドライバー | 平均タイム | Laps | Tyre |
1 | ハミルトン | 1.22,269 | 11 | C1 |
2 | ルクレール | 1.22,509 | 11 | C1 |
3 | ヒュルケンベルグ | 1.22,546 | 3+11 | C1 |
4 | サインツ | 1.23,015 | 10 | C1 |
5 | グロージャン | 1.23,615 | 11 | C1 |
6 | ノリス | 1.23,621 | 12 | C1 |
7 | ストロール | 1.23,905 | 11 | C1 |
8 | ペレス | 1.24,062 | 16 | C1 |
9 | ジョビナッツィ | 1.24,295 | 7 | C1 |
セクター3はRBが速かったはずですが、今年は0.3秒落ち。厳しいですね。
空力アップデートは小幅なものだという事前報道のとおり、3チームの序列も変わりなさそうですね…
小変更で大きく変わることもありますから期待していたんですけどね
ガスリーは本来の調子に戻りましたかね
レッドブルのウィング系はかなり大きい印象、セクター1タイムではメルセデスと大差無し、低中高速コーナー全てて負けている。特に気になるのはターン9後のセクター2通過速度が遅い事、高速コーナーが遅い弱点がよくわかるデータだと思う。
決勝が晴天になればC1の出番がありそうな感じ、C3はデグラが酷かった。
フロントウィングはレッドブル以外が翼端板側の抜けを良くする方向性なのに、大丈夫なの?マクラーレンはフェラーリ型をテストしていた。
トロロッソのデータがあるから大丈夫・・・ってわけでもないですよね。w
ニューウェイの神通力も落ちてきたのかな・・・。
気持ちは息子が居る日本に向かってたらヤバそうな気も・・・。
トロロッソは全く違うマシンづくりなので、面白いです。
両極端なマシンなので、レッドブルから何か指示があっての事だと推測はできますね。
FP2終わってトップ3の残りのタイヤは同じ(H:1,M:2,S:6)ですが、レッドブルはHをFP1で試したのみでロングラン未実施でした。保険で残しているのだと思いますが、熱入れが難しいなどまだトラクションに苦しんでいるんですかね? メルセデスがどのタイヤでもロングランのペースが良く次がフェラーリで、決勝は混乱でもない限りある程度見えてしまってますが、一晩でレッドブルが少しでも改善して来る事を期待します。
予選結果次第ではトロロッソ勢がいい所に行けそうな気がします。
※フロントウィングはやはりハノ字が正解なんですかね?
タイヤについてですが、ピレリ指定の3セット、今回はC1,C2,C3の各1セットは返却できないルールなんです。
C3の1セットはQ3専用でQ3後に返却(Q2敗退者は決勝で使えます。)
決勝ではC1,C2のいずれかを使用しなければならない。
フェラーリはリアタイヤが熱くなりすぎてセクター3が遅い、レッドブルは逆に温まりが悪そうな印象ですね。
どっちにもバランスが良いメルセデスが速い。
昨年までのレッドブルはアウトウッシュに、より多く頼っていたマシンと言う解釈でいいのではないかと思います。
アウトウッシュはマシンの両サイド渦巻いた強い気流の壁を作る事ができます。一部の効果として風向きや風速に対する影響度合いが減少するでしょう。
昨年レッドブルの後ろを走るマシンは乱流の影響で空力効果が多く減少しています、また横に並んだだけでベッテルがコントロールを失ったりしている事実からも、そのようなマシンだったと推測できると思います。