F1-2019 第5戦スペインGPプラクティス③ タイムとタイヤデータ

2019年第5戦スペインGPの土曜日、現地12時からプラクティス3が行われた。天候は予報通り曇りとなった、気温21⇒20℃、路面温度29⇒26℃と変化している。

ガスリーは今日からスペック2を使用するがシャシー（モノコック）も新しいものを投入した。シートポジション問題は単純にシートがちょっと大きくて体がずれてしまう状態だったようです。by.Kawaichan

ボッタスはアウトラップでクルっとスピンしてグラベルにハマって赤旗。ベッテルもセクター3でスピン、ハミルトンもリアを大きくスライドさせている。残り4分でターン4でラッセルがスピンアウトして赤旗。

2度の赤旗でセッション時間が少なくなってしまった。路面温度は昨日より15℃も低く、タイヤの熱入れに苦労している様子が伺える。なのに攻めれば熱くなりすぎる、この新しいタイヤはどうしたものか？ピレリによれば昨年より0.4mm薄いだけじゃなくベースコンパウンドも構造を変えたとの事です。

ハミルトンが異常なほど速い、セクター3までタイヤ上手く残す巧みなドライビングは健在。ボッタスはスピンしてから何かがおかしくなってしまった。タイヤへの熱入れが上手いハミルトンがこのコンディションでは分がありそうです。

ハース2台が速い、特にアップデートパッケージのグロージャンがいい感じである。レッドブルといい勝負になりそうだ。

今日は路面温度が低いが、明日は晴れてコンディションがガラッと変わる。Q2でのタイヤ選択は色々な思惑が絡みそうです。