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暑いスペインのバルセロナ、フェラーリのサインツに熱い視線が注がれています。

プラクティス3では、まだマシンに自信が持てないような走りですが地元表彰台を獲得する為には、グリッドは非常に重要です。

 

フェラーリはターンイン速度の速さが抜きんでており、上位独占はかたいでしょう。

追うレッドブル、そしてメルセデスも食い込んでくるような勢いがあります。

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スペインGP予選レポート

天候は晴れ、気温34℃、路面温度47℃で予選はスタートしました。

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Q1

ジョウ、角田、ガスリーが直ぐにコースイン。

レッドブル2台が早めにコースイン、フェルスタッペン20.0、ペレス20.4でした。

 

その後、フェラーリがコースインしてルクレール19.8、サインツ19.8で1,2タイム。

メルセデス2台は、ラッセル20.2、ハミルトン20.2で4,5番手です。

 

時間ギリギリのアタック合戦、そしていつものように通過タイムを持ちながら、あえて渋滞の中にコースインしていくメルセデス2台・・・はっきりって邪魔~!!

 

マグヌッセンが20.2で5番手に食い込むスーパーラップ。

苦戦予想のアルファタウリ2台がQ1を突破しました。

Q2

メルセデス2台は新品ソフトでラッセル19.4、ハミルトン19.7で1.2タイム、ペレスが19.8で3番手。

フェラーリ2台とフェルスタッペンはユーズドでアタックしています。

 

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ハース2台がなんとQ3進出、フェルスタッペンは新品ソフトで19.2、サインツが19.4となっています。

ノリスがターン12のトラックリミットで11位になってしまいました。

Q3

ハース2台のみがユーズドで1回目のアタックに向かいました。

フェルスタッペン19.0、サインツ19.4、ペレス19.4、ラッセル19.6、ハミルトン19.6、ボッタス19.8となったトップ6です。

 

ルクレールは最終シケインでスピンしてしまいました。

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最終アタック。

ルクレールは早めに一人でコースイン、18.750で0.3秒上回るトップタイムを更新。

フェルスタッペンはターン2を抜けたところでエンジンを回さずアタックを諦めてしまった、サインツは19.1でフェルスタッペンに届かず。

 

最後の最後でラッセルが19.3で4番手に飛び込んだ。

 

スペインGP予選結果

No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Gap
1 16 C.ルクレール フェラーリ 1:19.861 1:19.969 1:18.750
2 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1:20.091 1:19.219 1:19.073 0.323
3 55 C.サインツ フェラーリ 1:19.892 1:19.453 1:19.166 0.416
4 63 G.ラッセル メルセデスAMG 1:20.218 1:19.470 1:19.393 0.643
5 11 S.ペレス レッドブル 1:20.447 1:19.830 1:19.420 0.670
6 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:20.252 1:19.794 1:19.512 0.762
7 77 V.ボッタス アルファロメオ 1:20.355 1:20.053 1:19.608 0.858
8 20 K.マグヌッセン ハース 1:20.227 1:19.810 1:19.682 0.932
9 3 D.リカルド マクラーレン 1:20.549 1:20.287 1:20.297 1.547
10 47 M.シューマッハ ハース 1:20.683 1:20.436 1:20.368 1.618
11 4 L.ノリス マクラーレン 1:20.838 1:20.471
12 31 E.オコン アルピーヌ 1:20.880 1:20.638
13 22 Y.角田 アルファタウリ 1:20.707 1:20.639
14 10 P.ガスリー アルファタウリ 1:20.719 1:20.861
15 24 G.ジョウ アルファロメオ 1:20.476 1:21.094
16 5 S.ベッテル アストンマーチン 1:20.954
17 14 F.アロンソ アルピーヌ 1:21.043
18 18 L.ストロール アストンマーチン 1:21.418
19 23 A.アルボン ウィリアムズ 1:21.645
20 6 N.ラティフィ ウィリアムズ 1:21.915

まとめ

ルクレールが、失敗アタックの次の最終アタックでは、圧巻のポールタイムを記録しました。

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セクター2がとにかく圧倒的に速い、中高速コーナーでステリングを切った通りにノーズが入っていくマシン。

リアの危うさはあるがそれをコントロール出来るセンスがありました。

 

サインツは大きな差を付けられて3番手、地元表彰台へ向けて最低限のグリッドを確保しています。

 

 

フェルスタッペンは最終アタックに入るストレートでDRSが開かなかった。

ストレートで大幅にエネルギーロスしてアタックを諦めた、ちゃんと走れていたとしてもルクレールのタイムには及ばなかっただろう。

 

ペレスは乗れていない感じ、セッティングが完全ではないようです。

レッドブルはレースペースで分があります。

 

 

メルセデスはラッセルが4番手、2強の一角を崩す最高の走りでした。

予選に入り2強が本気を出していく度に差が開いていった、今のマシン的な限界がここまでです。

 

 

注目のアストンは・・・まぁこんなもんですよ。

ボディだけ真似しても他との融合が出来ていない、これからいろんなところで微調整が始まります。

とりあえず軽量化分だけは速くなっています。

 

 

データが豊富にあるバルセロナは、マシンなりにグリッドが決まっています。

特に重要となる車高調整は、フロアダウンフォースを決めます。

バンプの少ない路面と相まって、今シーズンにおける最低地上高セッティングになっているでしょう。

 

 

レースはタイヤの状態が鍵を握っています。

ルクレールが逃げ切れるとは思えない、フェルスタッペンと終盤までバトルは続くでしょう。

いや!続いてくれ頼む。