2月15日、アルピーヌF1チームはロンドンで新車「A523」を発表しました。

シルバーストンで既にシェイクダウンを終えています。

 

ドライバーには、日本人ファンが多いピエール・ガスリーが新たに加わり、オコンとコンビを組みます。

さながらオールフレンチな様相になっています。

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アルピーヌ A523(レンダリング画像)

https://twitter.com/AlpineF1Team

ノーズが変更されており下面がえぐられています。

横幅を広げ縦幅を縮める手法でこれを達成しています。

 

全体像はA522から大きく変わったところはありません。

各部のリファインに注力しているでしょう。

 

https://twitter.com/AlpineF1Team

サイドポッドの上面は溝が長くなり、空気の流れを手前から固定化したい意図が伺えます。

フロントウィングフラップの全体像は、レッドブルRB18の初期型に似ています。

 

サイドポッドのインレットはかなり小さいです。

 

 

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フロアサイドは特に変わった事をしていない。

他チームのデザインを見極めながらアップデートしていく、いつもの手法で大きく変わっていくでしょう。

 

 

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フロントサスペンションアームは、前後取り付け位置を斜めに下げるジオメトリーになっているようです。

ステアリングロッドとラック&ピニオンはアッパーアームに並んでおり、僅かな重心低下よりもスペース的に楽な方を優先している。

アルピーヌ A523(シェイクダウン時の実車)

https://www.instagram.com/dylan_mccurdie_photo/

実走行ではフロントウィングが昨年のものと酷似している。

 

https://www.instagram.com/dylan_mccurdie_photo/

リアサスペンションはプッシュロッドになっている。

 

 

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アルピーヌ A522(比較用)

フロントウィングが特徴的だったA522です。

 

 

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サイドポッドやフロアサイドは、細かくアップデートされていきレッドブル化から独自路線を確立していました。