カナダGPは6月12日夜中の3:00に決勝がスタートしました。ハミルトンがカナダ3連覇となるか、ベッテルが阻止するのか、高速バトルがスタートします。
スターティンググリッド
ウェーレインが予選のクラッシュによりギアボックス交換を選び、ピットスタートとなっています。
pos | ドライバー | pos | ドライバー |
---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | 2 | S. ベッテル |
3 | V.ボッタス | 4 | K. ライコネン |
5 | M.フェルスタッペン | 6 | D.リカルド |
7 | F.マッサ | 8 | S. ペレス |
9 | E.オコン | 10 | N. ヒュケンベルグ |
11 | D.クビアト | 12 | F.アロンソ |
13 | C.サインツ | 14 | R.グロージャン |
15 | J.パーマー | 16 | S. バンドーン |
17 | L. ストロール | 18 | K.マグヌッセン |
19 | M. エリクソン | PIT | P.ウェーレイン |
カナダGP決勝リポート
決勝は70周で争われます。天候は晴れ、気温28℃、路面温度は41℃です。
スタートではフェルスタッペンが好スタートで一気に2番手へジャンプアップ、ベッテル大失敗で4番手へ後退。後方ではサインツがスピンしながらマッサに特攻して2台ともにクラッシュでSCとなりました。
前半戦
4週目よりレース再開、各車タイヤが温まっていない中激しい攻防、ライコネンはコースを少し外して加速が鈍ったところをぺレスに抜かれています。ベッテルはフロントウィングを完全に壊して6周目に緊急ピットへ
フェラーリはかなり苦しい展開となりました。優勝戦線からは完全に離脱です。
8周目ポジションが落ち着いた状況では、ハミルトン、フェルスタッペン、ボッタス、リカルド、ぺレス、ライコネン、オコン、ヒュルケンベルグ、クビアト、アロンソまでがトップ10
なんとアロンソがすでに10位へ躍進しています。
11周目フェルスタッペンはPUトラブルでリタイアしました。VSCが発動です。
14周目レース再開、バンドーンはリスタート時のタイヤの温めが下手で3台ぐらいに抜かれてしまいました。
18周目ライコネンがSSへ交換
19周目リカルドがSへ交換
24周目ボッタスがへ交換
リカルドのソフトは失敗ですね、SSのぺレスに攻め立てられています。レッドブルは固めタイヤを機能できないのは改善出来ていないようです。
中盤戦
1ハミルトン、2オコン、8アロンソはまだタイヤ交換をしていませんUSで引っ張っています。
30周目ボッタスがオコンに仕掛けますが抜けません。
32周目ハミルトンがSSへ、オコンがSSへ
41周目ライコネンUSへ交換2ストップになりました。
42周目アロンソがSSへ11位で復帰しています。
47周目アロンソがストロールにあっさりパスされました、DRS状態のウィリアムズと速度差40km以上あります。
終盤戦
49周目3位リカルドの後ろにぺレス、オコン、ベッテルの行列になりました。
50周目ベッテルはUSへ交換して、前3台をパスする作戦のようです。
ソフトのリカルドのペースが上がりません、SSのフェースインディアに攻められ苦しい展開。
61周目ベッテルはライコネンの前へ最終コーナーでミスしてオーバーランしています。
65周目ベッテルはオコン、ぺレスに追いつきました。66周目の1コーナーでオコンをパス。
68周目アロンソがエンジントラブルでリタイア。
69周目ベッテルがぺレスをパスして4位へ
ハミルトンがトップでチェッカー、ボッタスがつづきメルセデスが1,2フィニッシュです。ストロールが地元で初入賞9位でフィニッシュしています。
カナダGP決勝結果
順 | ドライバー | チーム | Laps | ギャップ | ピット |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 70 | 1:33’05.154 | 1 |
2 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 70 | 19.783 | 1 |
3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 70 | 35.297 | 1 |
4 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 70 | 35.907 | 2 |
5 | セルジオ ペレス | Force India | 70 | 40.476 | 1 |
6 | エステバン オコン | Force India | 70 | 40.716 | 1 |
7 | キミ ライコネン | Ferrari | 70 | 58.632 | 2 |
8 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 70 | 1’00.374 | 1 |
9 | ランス ストロール | Williams | 69 | 1 lap | 1 |
10 | ロマン グロージャン | Haas | 69 | 1 lap | 1 |
11 | ジョリオン パーマー | Renault | 69 | 1 lap | 1 |
12 | ケビン マグヌッセン | Haas | 69 | 1 lap | 1 |
13 | マーカス エリクソン | Sauber | 69 | 1 lap | 1 |
14 | ストフェル バンドーン | McLaren | 69 | 1 lap | 1 |
15 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 68 | 2 laps | 2 |
16 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 66 | 4 laps | 1 |
ダニール クビアト | Toro Rosso | 54 | 16 laps | 3 | |
マックス フェルスタッペン | Red Bull | 10 | 60 laps | ||
フェリペ マッサ | Williams | 0 | |||
カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 0 |
まとめ
ハミルトンが完全勝利!ボッタスも2位を堅持して、メルセデスが1,2フィニッシュ!モナコでのお返しをここモントリオールで達成しました。
フェラーリはスタートで遅れるとレッドブルやフォースインディアと絡んでポジションを回復することはできませんでした。ペースの遅い3位リカルドがキーマンだったような気がします。
ずっと後方を抑え込み行列を作り出して、その後方を走るマシンは乱流の影響をかなり受けていたように感じます。
アロンソは10位走行中にあと3周でリタイアとなり、ホンダエンジンは・・・どうしようもないな。
表彰台ではリカルドのシューイが炸裂!(笑)
すいませんリカルドさん、汚いですw
カナダGPハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/Race_highlights_-_Canada_2017.html