土曜日スプリントレースがある為、金曜日の予選です。
たった1時間のプラクティスでセッティングを合わせなければならない、ここで失敗していれば取り返しのつかない週末となります。
サーキットの2/3がフルスロットル区間のインテルラゴス、レッドブルの優位は揺るがないだろう。
サンパウロGP予選レポート
天候は霧雨、路面はウェット、気温19℃、路面温度27℃で予選はスタートしました。
Q1
全車インターでコースインしています。
周回を重ねるごとにタイムが上昇しています。
残り7分、ハミルトン18.0でトップタイム、フェルスタッペン18.1、アロンソ18.4、ミック18.4、ペレス18.5
残り6分、角田18.4で5番手、ガスリーはソフトでコースインしています。
残り5分、続々とソフトへ
残り4分、ガスリー17.6でトップ、フェラーリはソフトへの交換が遅れた。
残り3分、アロンソが16.1でトップ
残り2分、アルボンが14.3でトップ
残り1分、ノリスが13.1でトップ
時間ギリギリのアタック勝負、フェラーリは何とかQ1突破、角田が落ちてしまいました。
Q2
全車ソフトでコースインしています。
路面の改善を含めてのミニレースとなっています。
残り4分、フェルスタッペン11.3、アロンソ11.3、ラッセル11.4、ハミルトン11.5、ルクレール11.5、ノリス11.5となっているトップ6です。
中古勢はタイムが伸び悩む中、新品が速いです。
新品ソフトを投入した上位勢、フェルスタッペン10.8、サインツ10.8、ルクレール10.9と大きくタイムを伸ばしました。
Q3
空がかなり暗くなっています。
雨が降ってくる予報、10台がピットロードに並んでいます。ルクレールだけがインターです。
一人だけ遅いルクレールに詰まるペレス、ルクレールはソフトへ交換しています。
マグヌッセン11.6、フェルスタッペン11.8、ラッセル12.0、ノリス12.2、サインツ12.3となっているトップ5です。
残り8分、ターン4,5でラッセルがコースアウト、グラベルにはまって脱出出来ずに赤旗。
雨が少し降っているようです。
再開しましたが、雨が多くなっています。
ペレスはインターでコースインしましたがタイムアップ出来ないと判断してピットへ
ただただ時間が過ぎるだけの予選になっています。
残り2分を切って、盛り上がるハースのピットです。
マグヌッセンとハースの初ポールポジションが確定しました。
サンパウロGP予選結果
まとめ
予選Q3の後半で雨が降ってくる予報、ピット出口近くのハース、マグヌッセンが一番前に並ぶ。
しっかりとファーストアタックでタイムを出してトップタイムを記録した。
ラッセルがコースアウトしてグラベルに捕まって赤旗、経過する時間、雨が降ってくる、再開したが濡れている路面、残り2分を過ぎたところでポールを確信したチームが盛り上がる。
ケビン・マグヌッセン&ハースF1チーム、初ポールポジションおめでとうございます!
不可解だったのはQ3をインターでコースインしたルクレール???
雨が直ぐに降ってくる賭けだった?いやいやいや賭けの方向がまちがってるぞ。
その賭けに割を食ったペレスは災難でした。
コンディション、ポジションなど不利な材料が多かったフェルスタッペンがきっちりと2番手をキープしているのは流石です。
赤旗原因を作ったラッセルが3番手、これは本当に良くないと思う。
モナコのクラッシュポールなどの件もあるが、他のドライバーのタイムアップを阻止するような赤旗原因を作ったらタイム抹消で良いと思いますね。
何だか盛り上がらない?盛り上がった?(笑)
訳の分からないブラジルの予選が終わりました。
記録、いや記憶に残る珍事件として歴史に名を遺すだろう。
Best celebration of the year#BrazilGP @HaasF1Team pic.twitter.com/hIAzNeFiOJ
— Formula 1 (@F1) November 11, 2022
まぁ可能性の話になりますが、雨予報だからピットに最初に並んだらマグヌッセンとハースの判断は正しいですね。
そしてまさかのポール(笑)
フェラーリは終盤にきても俺たち発動。
何をやってるのやら(笑)