メルセデス2台が順当にフロントロー、3番手にフェルスタッペン、4番手にリカルドのスタート順、心配されている雨模様はなさそうだけどスパウェザーは誰にも予想できないのです。
サインツがパワーユニットの問題でレコノサンスラップに出ることなくリタイアとなりました。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
ベルギーGP決勝レポート
天候は晴れ、気温18℃、路面温度30℃でスタートしました。
ターン5でフェルスタッペンに並ぶリカルド、サイドバイサイドバトルで魅せる。フェルスタッペンは3位死守、アルボンは6位へ、ガスリーは9位まで上げている。
Lap2終了時点
Lap3:ガスリーはルクレールをパスして8位
Lap4:ペレスはルクレールをパスして9位
Lap6:ノリスはルクレールをパスして10位
Lap7:クビアトはルクレールをパスして11位、ルクレールは防戦一方で悲しい状態。
Lap11:ジョビナッツィが単独スピンし、ラッセルが巻き込まれターン13と14の間でクラッシュ、SCとなりました。
全車続々とピットインする中、ハードタイヤでステイアウトしたガスリーが一気に4位浮上。
Lap12終了時点(SC中)
ペレスはなぜソフトでステイアウトしたんだろうか・・・。
Lap15:レース再開
Lap17:リカルドがペレスをパスして5位
Lap18:アルボンはペレスをパスして6位
Lap19:ペレスはHへ、17位で復帰
ハードになってからフェルスタッペンのペースが上がりボッタスの後方1.5秒ぐらいに食らいついています。
Lap21:リカルドはガスリーをパスして4位
Lap24:アルボンはガスリーをパスして5位
Lap25:ルクレールはMへ17位
Lap25終了時点
ルクレールのピットインはニューマチックバルブ用エアを追加していたようです。
Lap27:ガスリーはMへ16位
Lap29:ペレスはベッテルをパスして11位、ガスリーは14位まで浮上。
Lap30:ガスリーはグロージャンをパスして13位
Lap32:ガスリーはベッテルをパスして12位、ガスリーのオーバーテイクショウが繰り広げられる。
Lap33:ペレスはライコネンをパスして10位
Lap34:ガスリーはライコネンをパスして11位
ペレス、ガスリー編隊がオーバーテイクショウを開催中、次はクビアト、ノリスまで届くのか?
ハードを24周使ったところでボッタス、フェルスタッペンがバイブレーションを訴え始めました。タイヤ大丈夫か?
Lap36:ペレスはクビアトをパスして9位
Lap37:ガスリーはクビアトをパスして10位
Lap39終了時点(10位まで)
Lap40:ガスリーはペレスをパスして9位
Lap43:ガスリーはストロールをパスして8位
Lap44:オコンはアルボンをパスして5位
トップ3はペースを大きく落としながらチェッカーを受けました。最終ラップでリカルドがファーステストタイムを記録
ベルギーGP決勝結果
まとめ
ハミルトン、ボッタスのメルセデス編隊に死角無し!
ハードタイヤへ交換後フェルスタッペンがペースアップしてボッタスに迫るが、1秒以内に入ることが出来なかった。終盤は、ハイペースのトップ3台が大きくペースを落としてチェッカーだけを目指す状態になっていた。
後ろではガスリーがミディアムタイヤでオーバーテイクショウを開催!ドライバーオブザデイにも選ばれた。
彼がSC明けにパスした台数は8だった。
アルボンはリカルドを攻略できなかったことで、身動きがとれなくなってしまったが、ミディアムでのロングスティントは見事でした。
来週からはICEのモード変更が予選決勝と不可になるが、レース中のパワーを見る限りではフェラーリは辛いままだろう。
そういや天気の神様はな~んにもしてくれなかったなぁ(笑)
スパウェザーなんてもう幻想なんじゃないか!
SC無しでのガスリーも見たかったなぁ、それくらい力強い走りでした。
しかし今年は降る降る詐欺が酷いですねぇ…(笑
そんな中で我が家では悪天候による電波障害でスタート近辺まで
映像が見れなかったのですが・゚・(ノ▽`)・゚・<こっちも詐欺ってくれーい
ガスリー最高でした!。タイヤ交換後下位に沈んだときは、あぁいつものタウリだなんて思っていたら、そこからオーバーテイク祭り。
ストロールまで抜いたのは天晴です。
いやー楽しめました。
トップ3はハイハイいつも通りねって感じですね。
ガスリー以外つまらない展開でした。ガスリーは途中のVSC無ければもっと上位行けただけに残念でした。天気が変わらずピッドもVSC中に一斉にタイヤ交換、メルセデス無双…うーん
アルボンはベテランのレースエンジニアに代わったはずなのにミディアムにしたのは何故でしょう?もう一波乱睨んだのか、対リカルドだったんですかね。
ルノーは何ですかねあれ、
元々スピードは出せていたけど、
レースを通して速かったですね。
リカルドはタッペンとの差を詰めていったし、
アルボンはオコンになすすべもなくて。
RedBullは、スパウェザーについてレイン予測50%とし、ダウンフォース・レベルを相対的に強めにセット。このため天候に応じミドルセクターでタイヤのマイレージ・リミットをルノーと比較し早めてしまった。また、3位MAX選手と4位 Ricciardo選手との差は十分にあったが、タイヤ交換でのアンダーカット安全圏の確証得るほどはRicciardo選手との差が得られず2度目のタイヤ交換パスとのこと。また、上述で解る様にMax選手とRicciardo選手の差が短縮したのは、速さ(アビリティー)の影響ではなく、先行する“these black overalls are f**k hot. 黒スーツはクソ熱い” by Valtteri Bottas (笑)と MAX選手との2位と3位の駆け引きのためのタイヤの物理的影響(磨耗バースト解除)です。
ただ、私的には、マシンパッケージ限界域を超えて駆ることの出来る現役ドライバーは、別格的な印象を与えるLewis Hamilton選手とMax Verstappen選手。そして、Daniel Ricciardo選手はRenaultのシート2年間で彼の速さを忘れた人が多いかもしれませんが、少なくともマシン限界域を引き出して駆ることが出来て、現役ドライバーベスト3に入る印象です。+Charles Leclerc選手も速いですね。
AT01駆るPierre Gasly選手もペレスへのブレーブなオーバーテイクなど今季頑張りみせています。また、Alex Albon選手もその様な連続のオーバーテイクをシーズン当初から継続してみせている印象です。
ルノーはダウンフォースを削ってセクター1,3でタイムを稼ぎ、セクター2ではタイヤマネージメント出来ていた。
今回ではっきりした事は、ダウンフォースが増加してラップタイムが上昇していると、タイヤが想定以上に摩耗するって事です。これが高負荷高速サーキットで顕著に表れる。
ハミルトンが自身のタイムを2秒更新しています。1秒はC3⇒C4の影響ですが、もう1秒はダウンフォース増加によるものです。
レッドブルはなんでアルボンにミディアム履かせたのでしょうか?
第一スティントでフェルスタッペンがミディアムだめって言ってましたが。
ハードなら5位フィニッシュは出来たと思います。
アルボンがフェルスタッペンの後ろを走っている状態なら戦略に幅がでて面白くなりそうなレースだったのに残念ですね
にしてもルノーは今回速かった!
雨乞いしたのだけれど。スパはルノーズウェザーとなり雨対策を施したチームが憂き目を見た感じ。上位3台足元をすくわれたらそれはそれで面白かったのかも (笑)
マシンを素直な方向に振った分、却ってPUパワーの差が露わになった気がする。もう少し予選を通じパワーがあったら終盤ドラマを引き起こせたのではないか?
メルセデス並みにエンジン高回転域化でデプロイを伸ばすことは出来ないのか?浅木氏は今
年は「耐久性がテーマ」と唄っていたのだから是非挑戦してほしい。規則も難解で本当は良
く分からんのだが…(笑) その可能性はありますか?
今年はもうパワーユニット的なアップはないです。
ホンダの本命はスペック2だった。予定通りならこのベルギーでデビューしていたはず。
開幕時点でのホモロゲーションになって間に合わなくなっています。
ホンダは日本の夏休みに合わせてシャットダウンしているから、開発は他より有利だったけど、それでも時間不足だった。
いよいよワークスルノーが上位に進出してきたか?と思いました。
いつものパターンならワークスルノーではなく、カスタマーのマクラーレンが、このポジションと考えていましたが、
サインツのPUトラブルで立場がひっくり返りました。
反対にフェラーリPU陣営が、
フェラーリ(ワークス)よりもアルファロメオ(カスタマー)が上回った事が、フェラーリの問題が深刻である事を証明していますね。
なんだかフェラーリ移籍のサインツは貧乏クジを引いて、マクラーレン移籍のリカルドが正解?とも一瞬思いました。
メルセデスPUに変更するマクラーレンが果たして正解かどうか?もまだまだ分からなくなってきました。
フェラーリは今のドラッキーなマシンを来年も使わなくてはならない。ボディーを改良できるけど根本的な解決にはなりません。
トークン2を何に使うか必死に考えているとは思う。
PU側に劇的な変更(セパレート式導入?)が見られなければ、
あとは車体側での変更ぐらいしか考えられないです。
それもナローノーズ化やフラットレーキに戻すぐらいしか?
それで回復するとは、とても思えないです。
来年ハースやアルファロメオも引き続きフェラーリカスタマーですが、何とかしてあげないとマクラーレンに続いて2022年にはPUメーカーを変更する事もあり得るでしょう。
余計な心配になりますが、
ルノーも来年メルセデスPUに変更するマクラーレンには、
きちんと公平にサポートして上げて欲しい?です。
(ホンダPUに切り替えたレッドブルにした仕打ちはしない様に)
リカルドもマクラーレンに移籍するだけに、そう思ってしまいます。
天気も良く、FテレビNでT川さんとY谷さんが、
スパウェザーについて楽しみな発言をしていましたが、
蓋を開けると最高の観戦日和で路面温度が思いのほか上昇して、
ビックリするくらい退屈なレースでしたね。
それだけに、ピエールありがとう!と言いたいです。
シャルルもマシンさえ良ければ良いパフォーマンスと結果を見せてくれたと感じた走りだったと思いました。
レース後、カルロスがスペインのMovistarで、ルノーエンジンのせいでDNSだったって、箝口令?を無視して喋っちゃったという記事を読みました。
ICEの寿命を縮めても良いからぶん回してるのか疑惑も・・
何にしろ、レッドブルレーシングは前を負うプレッシャーだけでなく、
後ろに対するプレッシャーも今まで以上に強く意識しなければならなくなったでしょうし、
特にアレックスには余計な負担が掛かりそうで、彼のメンタルが更に気掛かりです。
個人的に今シーズンはアレックス推しなので、イタリアの2戦で何か掴んで後半戦で汚名挽回して大きなお世話のF1のOB達を黙らせてほしいものです。