イギリスGPから2週空いた後のベルギーGPはスプリントフォーマットです。
プチ夏休みから一転して、忙しい週末になっています。
ベルギーGPスプリント予選レポート
天候は晴れ、気温22℃、路面温度36℃でスプリント予選はスタートしました。
SQ1
ピアストリ41.7、フェルスタッペン42.0、ノリス42.0、アロンソ42.4、ラッセル42.6
アントネッリはスピンしてタイヤを壊しタイムアップできません。
終盤、ハミルトンがシケインのブレーキングで1回転スピン
おかしな挙動でした。
アントネッリ、ハミルトンが敗退する波乱の展開です。
SQ2
ノリス42.1、ピアストリは0.4秒速いタイムが取り消しです。
フェルスタッペン41.5、ルクレール41.7
角田42.1で10番手だけど、後続のタイムアップが激しく敗退です。
ラッセルが敗退してメルセデスが全滅、ハースが2台共に進出です。
SQ3
波乱の展開と言っていい面子のSQ3です。
ノリス41.1、フェルスタッペン40.9でトップへ
ピアストリが速い!40.5でトップタイム大幅更新!
オコン41.5で5番手
ベルギーGPスプリント予選結果
まとめ
ピアストリが2歩ぐらい抜け出していると言っていいほどに速い!速すぎる!
完璧なドライビングとセットアップです。
そしてシビアなマシンから速さを引き出すフェルスタッペンが2番手
ノリスは何かが狂っているのか?不安定な走りで3番手です。
フェラーリは速さが足りない、ハミルトンはSQ1で敗退、ルクレールは0.7秒遅れの4番手です。
中団チームは1秒以上もタイムが離れているが、これは仕方が無い事です。
角田はセクター2が絶望的に遅く、ターンを攻められないマシンに手を焼いている。
多分、感覚的には速いけど、タイムに表れないと言った感じでしょう。
ストレートだけ速いとタイムが出ないスパ、空力バランスが難しいサーキットの一つです。
角田選手 旧パッケージで約0.3秒の差があると言われてる中でこの予選結果はそんなに悪くないと思いますが、
早くフェルスタッペンと同じ最新パッケージでの戦いが見たいです。
角田にアップデートが入ったとして、またそれに対応する時間が必要な訳で。
今のマシンに慣れさせる為にアップデートを遅らせているのではないか、と思わなくもない。
アップデートフロアでクラッシュしたこともあり、予算面からも慎重になっているように思う。
スプリント予選は進むにつれパープル表示が同時多発的に出て凄かった。
マックスに負けたくないラッセルがQ2で落ちる中、PUパワーが弱いと言うアルピーヌ・ガスリーが大分差があるとは言え8位、ハース・オコン5位等スプリント決勝が楽しみです。
RBハジャーも1秒落ちで9位ですが、これ位がマシンの限界なのでしょう。
アルピーヌが「エンジン出力が足りないために、ある特定のサーキットではダウンフォースを削らなければならない。」と話していますが、これは今のレッドブルにも言えるのではないかと危惧しております。
それがRB21のウィンドウの狭さに繋がっていてマックス以外乗りこなせないのでは?
難しい事は分からない素人思考ですが。