晴天に恵まれたスパ、明日の決勝グリッドを決める予選です。
マクラーレン絶対優位、フェルスタッペンのポールはあるのか?
ベルギーGP予選レポート
天候は晴れ、気温23℃、路面温度37℃でスタートしました。
Q1
レッドブルはリアウィングダウンフォースを増やしてきました。
ピアストリ41.9、ノリス42.0
フェルスタッペン42.0、角田42.3、ベアマン41.9
ラバーインしてきました。
サインツ41.6、アルボン41.7、ルクレール41.635でトップタイム
ローソン41.765で3番手、ハミルトン41.9
マクラーレンは先行でコースイン
ノリス41.0、ピアストリ41.2、フェルスタッペン41.3で3番手
ハジャー41.5、ベアマン41.6、角田は41.8で13番手
ハミルトンは41.6がトラックリミットで抹消
41.9の16番手になり・・・又も敗退となる。
Q2
ピアストリ40.6、ノリス40.7.、フェルスタッペン40.9、ルクレール41.0、角田41.2、ラッセル41.3
アルボン41.5、ハジャー41.5
レーシングブルズ、ハース、ウィリアムズの中団トップ争いになっています。
2セット目を入れたドライバー達は、ラッセル41.2で6番手、メルセデスはタイムが出ませんね~
ハジャー41.2、ローソン41.2、ボルトレート41.3
ハース2台はここで敗退
Q3
ラッセルが先頭でコースイン
ラッセル41.5でQ2より遅い
ノリス40.5、ピアストリ40.7、フェルスタッペン41.0、ルクレール41.3
中古勢は、角田42.0、ローソン42.1、アルボン42.2
最終アタックです。
フェルスタッペンはターン1の抜けでスライド40.903、ノリス更新できず、
ルクレール40.900で3番手、ピアストリ40.647で2番手
終盤、アルボン41.201で5番手、角田40.284で7番手
Q2より遅いタイムになるドライバーが多い
ベルギーGP予選結果
まとめ
セクター2を制したノリスがポールポジションです。
ダウンフォースを増したレッドブル、フェルスタッペンはセクター1で29秒台に入れず苦戦、それでもセクター2で大幅なタイム向上、上位争いに食い込んできた。
角田はいいタイムでQ3まで進出して7番手、ダウンフォースを増やした方が安定して速かった。
ハミルトンはアップデートでまたマシンの挙動がわからなくなったのか?スプリントに続きQ1で敗退する最悪な週末になっています。
対してルクレールはしっかりとマクラーレンの後ろを確保した。
アルボンが驚きの5番手、レーシングブルズは揃ってQ3進出しています。
ボルトレートが、またまたQ3進出の快挙でしたね。
レッドブルに必要なのはこの中間のリアウィングなんだけどねぇ~
多分、用意しないだろうけど、流行りのV字型を作ってセットアップを合わせれば、もう少しだけ良い勝負ができると思うんです。
角田は「フェルスタッペンのお古」のフロアにアップデートしたようですね。
「フェルスタッペン中心」のチームとはいえ、結局アップデートをちゃんと2台分揃えられないチーム力の問題…
レッドブルのマシン開発は手探り状態ですねぇ~
偉大な父を失った代償は大きい、至る所に変わった曲線が配置されており、最早理解できる人がいるかどうかのレベルになっています。
シミュレーターに頼るしかなく、ちょっとのズレで破綻する、そんな空力パッケージですね。