フェルスタッペンは10番グリッドスタート、その上に位置するマクラーレン2台、ペレスは意地でも抑え込みたいだろう。
スパ・ウェザーはどのように影響してくるのか?最後まで気の抜けない44周レースが始まる。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
ベルギーGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温21℃、路面温度40℃でスタートしました。
スタート:ペレスはインに切れ込みすぎてハミルトンが前へ、ノリスは失敗して7位
Lap1:フェルスタッペンは9位
Lap2:フェルスタッペンはアロンソをパスして8位
ルクレールからトレイン状態が続きます。
Lap終了時点
Lap3:ハミルトンはルクレールをパスして1位
ジョーがターン11で止まりそうなぐらいスローダウン、ジョーは再び加速して走っています。
Lap6:静かな隊列走行が続く、9位アロンソは前と2秒開けている、角田は18位
Lap7:ジョーはピットへ入りリタイア
Lap8:ヒュルケンベルグはハードへ19位
Lap9:アルボン、リカルド、サージェントはピットへ
Lap11:ラッセルはハードへ12位、フェルスタッペンはハードへ14位、フェルスタッペンは角田をパスして12位
Lap12:ハミルトンはハード、ペレスはミディアム、ピアストリはハードへ
Lap13:ピアストリはペレスをパスして6位
Lap13終了時点
Lap15:ノリスはハードへ8位
Lap18:ガスリーはヒュルケンベルグをパスして13位
Lap21:サインツはミディアムへ9位、ラッセルはペレスをパスして4位
Lap22:ペレスはハードへ8位
Lap23:5位フェルスタッペンの後ろ0.7秒にノリス
Lap26:ルクレールはハードへ7位
Lap27:ハミルトンはハードへ9位
Lap28:ピアストリはここでFL
Lap29:フェルスタッペンはミディアムへ、サインツはハードへ
Lap30:ノリスはハードへ
Lap31:ピアストリはハードへ4位、ノリスはペレスをパスして6位
Lap31終了時点
Lap32:ラッセルはハード21周でステイ、行く気らしいぞ!
フェルスタッペンとノリスは1秒以内のバトル
Lap36:ピアストリはルクレールをパスして3位
Lap38終了時点
Lap39:ラッセルとハミルトンの差は1.3秒
Lap40:ラッセルとハミルトンの差は0.7、ルクレールとフェルスタッペンの差は0.5秒
Lap42:ハミルトンは並べない?並ばない?このまま1,2狙いか?
Lap43:ペレスはソフトヘ
Lap44:ラッセルがケメルエンドをトップで抜ける!
Lap44終了:ラッセルがトップチェッカー、ハミルトンは2位です。
ベルギーGP決勝結果
まとめ
ラッセルが奇襲とも言える1ストップへの変更でトップを守り切り優勝!
ミディアムを10周+ハード34周、ハードスティントで綺麗に47.5秒台を並べていました。
路面にラバーがのるのが早く、そしてトップ走行のクリーンエアー、タイヤを保たせる事が出来た。
マクラーレンが意外にもレースペースに速さが無く、メルセデスに後塵を拝した。
あまりにも削ったリアウィングはハードタイヤに合っていなかった気がします。
フェルスタッペンは他よりも重いウィングでストレート区間が遅い、トレイン状態でトップチームのマシンを抜く事が出来なかった。
でもセクター2で離す事で防御出来ていた。
サインツがもし1ストップ、ノリスがもし1ストップなどのたらればが多いレース。
それだけ誰がペースを掴むのかわからない展開だった。
その中でラッセルだけが自らの意思で1ストップを提案してやり切った。
そこに凄い成長を感じた。
レース感と言うか優勝するための勘、ここぞの勝負勘、そんなものを見せてくれたと思います。
※その後の車両規定違反で
ラッセルのマシンは最低重量が1.5kg不足しており失格!
ハミルトンが繰り上げ優勝となった。
いや、ほんと、メルセデスチームは何しとんじゃい!!
ラッセルは最低重量に1.5kg足りず失格になりましたね。
ウィニングランでタイヤカスを拾いきれないスパならでは?
ハンガリーで1ストップを成功させたVCARB01は問題なかったですが、スパとスピードレンジが違うので、そこまで摩耗しなかっただけなのかな?
https://www.the-race.com/formula-1/george-russell-doomed-outlier-belgian-gp-mark-hughes/
普通の週末を過ごし全く役に立たなかったペレスが残れるのが気になります
これで残留ならコンスト獲る気がないのでしょう
代わりがチームメイトに負け越してるリカルドや何も証明してないローソンであってもコンストは捨てたようなもの
レッドブルはどうするんでしょうね
仮に角田昇格させた場合数レースでレッドブルに適応出来ればチャンスはあるが、しょうもない内部抗争のせいで事前にレッドブルのやり方を学べてない
かなり詰んだ状態のような…
ペレスが予選で手に入れたフロントローからのスタートを生かせずに千載一遇の機会を逃したのは残念でした(残念ながら8人目ウィナー誕生の奇跡は起きなかった)
ワンツーフィニッシュと言う最高の形を手にしたかと思われたメルセデスでしたが
ラッセルの失格によって棚ぼたでは有りましたがハミルトンが2勝目を獲得した。
前回ハンガリーGPで初優勝したマクラーレンのビアストリと違ってイギリスGPで既に自力優勝したハミルトンなので今回ベルギーGPがハミルトンの初優勝では無かったのが救いでした。
ハミルトン自身もイギリスGPでの優勝ほど今回の2勝目は嬉しく無かった様子?
何となく勝者無きベルギーGPだった感でした。
皆様方、暑い日々が続きますが良いサマーシーズンを御過ごし下さい。
2005年サンマリノはどーする?
ホンダ「コレクター内の燃料は使えない(1次加圧・2次加圧の構造上)ため、最低重量を下回る事はない」
FIA「燃料を全て抜き取った状態が最低重量」
「サンプル採取を義務付けしている」
当時は給油ありとはいえ、いつから基準が変更になった?
ハミルトンも失格になるんじゃないの?
ハミルトンは採取後の最低重量クリアしてるから失格にはならないでしょ
今回も燃料抜き取った状態での最低重量違反なので、基準は昔と同じです。
ハミルトンは同様の状態で最低重量を満たしているので問題ありません。
絶対かどうか分からないですがハミルトンの長いF1キャリア経験が役に立ったのでは無いかと思ってしまいました(今回のケース)
ここ最近ラッセルのメカニカルトラブル(冷却ウォータポンプ系)も含めドライバーの責任ミス以外が多く重なっているのが目立ちます。
来年ハミルトンはフェラーリ移籍するからラッセル中心のメルセデスチーム体制のはずなのに?
直接レースに影響する事では無いですがハミルトンの後任になるラッセルの次期チームメイトが確定していないから不安定なのか?
フェラーリのサインツが2025年ウィリアムズ移籍決まったとの記事見ました?
メルセデスW15ラッセル車の最低重量不足ですが、具体的に車体全体の何処部分が足り無かったからでしょうか?
思い出されるのは2021年ハンガリーGPで2位フィニッシュしたアストンマーチンのセバスチャン・ベッテルが燃料サンプル採取する量が不足で失格になった時?
ラッセル車では燃料サンプル採取する量が足りていた場合、それ以外に不足してる箇所で考えられるのは擦り減ったタイヤ4本分でしょうか?
もしタイヤ交換してリフレッシュしていれば最低重量確保してクリア出来たでしょうか(優勝は逃して2位で終わる可能性有ったかも知れないですが)
スタート時点とゴール時点でマシン車重変化する要素は燃料とタイヤ以外には思い着きませんでした。
シルバーストーンで結果を残したハースは大活躍するものと思っていましたが惨憺たる結果に終わりました。
不思議です。何故でしょうか?
ストレートは速かったですが、ダウンフォースをあまりにも削りすぎたのでしょう。
車高を上げる必要のあるスパは、レベルの高いフロアダウンフォースが必要です。
横からスイマセン。
ベルギーGPスパ・フランコルシャンは天気が大きな要素が大きいとも思いました。
今回は予選と決勝でコンディション違っていたので各チームとも予選で上位グリッド確保するべきか?決勝を見越したセッティングにするべきか?選択難しいかと思いました。
フロントローを確保したフェラーリのルクレールとレッドブルのペレスが決勝ではポジションを維持キープ出来ず後退して行きました。
いくらオーバーテイクし易いベルギーGPスパ・フランコルシャンだとは言え?
マクラーレンが決勝では圧倒的リードすると思っていましたが
メルセデスの方が良かった?
最低重量は「タンク内の燃料を全て抜き取った状態」がFIAの見解です
サンプル採取ではありません
これが認められると、燃料をバラストとして使用できる可能性があり、これまでのFIAの見解と異なります
認められてないからラッセルは失格になったんですよ
これまでがあまりにも過去の事のように感じます。
レギュレーションは常に変化しているのですよ。
2014年PU時代に入り大きく変わった事も知っておくべき事でしょう。
2022年より燃料系パーツは全て共通です。
燃料を抜くポンプやその導線は全て共通なのです。なので検査に差は生まれません。
4.1 最低質量
燃料を除いた車両の質量は、競技期間中常に798kgを下回ってはならない。
4.6.2 ドライバーの参照質量は、その目的のために指定された一切のバラストの質量に追加され、競技期間中は如何なる時も80kg未満となってはならない。
1.5kgも減る原因は、エンジンオイル(総量2.5ℓ、消費制限約1ℓ)、冷却水、タイヤぐらいなものです。
ラッセル車の失格のことで素朴な質問なんですが、走行中のF1マシンで車重変化を常時観測モニタリングする事は可能なのでしょうか?
PUのコンディション状態や車体の姿勢変化に関する計測行っているみたいに?
走行中でなくてもピットストップで静止した瞬間を狙って車重を測定するとか?
ゴールするまでに最低重量下回った事を早く見つけて察知していれば何らか手段を打てたかと思いました。
やはりメルセデスチームの計算ミス(誤差間違えたとか)による結果でしょうか?
メルセデスは新から旧へフロア交換しているんですよね。
それによって何らかの見落としが発生したと思われます。
そして、予選後の車検を多分ギリギリで通ってしまったのでしょう。
有難うございます。
新フロアパネルと旧フロアパネルの重量比較を行っているか分からないですが、パーツ変更による固体変化は考えられますね。
変更パーツが複数になればなるほど複雑に?
時間掛かるでしょうけれども同じミス繰り返さないための検証行って再発防止するでしょう(とは言っても見落とし見逃してしまうのがヒューマンエラーですね)
余談ですがFIAがフレキシブルウイングの「たわみ」を走行中のマシンにカメラで捉えてモニタリングする?記事見ました。
動き観察するだけで「たわみ」変位量まで測定して罰則適用するまでには至らないと思っていますが?
監視する事で抑止力効果狙っっているかと?
ウィングのフレキシブルテストに問題があるのに、監視してるだけでレギュ違反ではないのがポイントです。
パフォーマンスです。
荷重テスト問題は特にフロントウィングの事ですが、非常に簡単な答えがでています。
リアはいつからか垂直と水平荷重を同時にかける方法にかわりましたが、フロントは垂直荷重のみなので問題が発生します。
↓→を同時にかけて斜め荷重状態で測定しないとこの問題は解決しないでしょう。
通常アップデートだと順調良く効果発揮して新しいフロアを使い続けて古いフロアに戻す事は無いと考えていましたがコースによって古いフロアに戻す事も有りますね。
でもベルギー決勝で効果発揮した古いフロアが次のレースでは再び鳴りを潜めて新しいフロアに?
結局はコース特性によって新旧フロアを使い分けるって事になりますね。
一つの仕様だけで全てのコースを制覇するのは難しいですね。
ショブリン「両方のクルマでこのようなことが起こったのは事実だが、2人のドライバーのセットアップの違いによって、ラッセルのクルマに必要なバラストが少なかったのかもしれない」
「古いフロア仕様に戻したことで計算ミスが生じた可能性もある」
La Gazzetta dello Sportなんで、まぁ…そこは…(失礼)
トトがワンツーフィニッシュであればチームオーダー発令しなくてはならなかったのでラッセル失格を快く受け入れる?なんて負け惜しみを感じるコメントをしていましたが、やはり逃がした獲物(ワンツー)は大きい。
本心はチームオーダー発令してでもラッセルとハミルトンとで完勝したかったのが本音でしょうね(どちらのドライバーを優先させるか別として?)
ハンガリーでのマクラーレンワンツーとは内容違いますが何かスッキリしない手放しでは喜べ無い雰囲気が漂いますが、これもF1ですね。
マックスにすれば今回ノリスよりも上位フィニッシュ出来ただけでも満足だったでしょうね(ポイント差が少し拡がったので?)
ノリスは自分がマックスを除く6人勝者ウィナーの中で1番早く2勝目挙げるものと思っていたがハミルトンに先を越されてしまった。
次のレースでチームメイトのビアストリが先に2勝目挙げる事にでもなればノリス心中穏やかでは無いですね。