フェルスタッペンの驚異的なペースが炸裂した予選、あまりにも大きな差です。
多めのDFでタイヤ管理も楽なフェルスタッペン、ノリスにはスタートから掻き回せるスピードが必要となるだろう。
ジョーはピットスタートを選んでいます。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
オーストリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温29℃、路面温度47℃でスタートしました。
スタート:フェルスタッペンがホールショット、ノリスが大きく遅れるが2位キープ
ルクレールがフロントウィング破損でピットへ、サージェントもピットへ
ターン4でペレスがピアストリを押し出している。
Lap2終了時点
Lap3:ハミルトンとラッセルがターン3,4でバトル、ラッセルが前
Lap7:フェルスタッペンとノリスは3.2秒差
ピアストリがペレスをパスして6位(戻したね)
Lap11:マグとリカルドがハードへ
ハード2セット持ちは早めのアンダーカットで勝負です。
Lap12:ヒュルケンベルグはハードへ、アロンソはミディアムへ
Lap14:ハースはヒュルケンを前へ14位
Lap15終了時点
Lap17:ルクレールはミディアムへ20位
Lap19:ヒュルケンベルグとマグヌッセンはジョーをダブルパス
Lap21:ガスリーはハードへ16位、ストロールはミディアムへ17位
Lap22:ハミルトンはハードへ、ペレスはハードへ、角田はハードへ
Lap23:ラッセルはミディアムへ、サインツはハードへ
Lap24:フェルスタッペンはハードへ、ノリスはハードへ
ハミルトンはピットエントリーラインカットで5秒ペナルティ
Lap26:ピアストリはハードへ6位
Lap30終了時点
Lap32:フェルスタッペンとノリスの差は7.5秒
ペレスはピットロードスピード違反で5秒ペナルティ
Lap35:オコンとガスリーはアロンソをパス、ガスリーはオコンに並ぶが押し出される
Lap36:アロンソは10秒ペナルティ消化(ジョーに接触して押し出してた件)ハードへ19位
Lap38:角田はアルボンをパスして13位
Lap39:リカルドはハードへ16位
Lap40:マグヌッセンはハードへ15位、ヒュルケンベルグはハードへ13位
Lap41:ガスリーはオコンをパスして8位、オコンはターン3ブレーキングでライン変更して当てています。
Lap43:ガスリーはミディアムへ15位
Lap44:オコンはミディアムへ14位
Lap44終了時点
Lap46:角田はハードへ
Lap47:ラッセルはハードへ
Lap48:ピアストリはハミルトンをパスして3位、サインツはミディアムへ6位
Lap52:フェルスタッペンはピットミスで遅いミディアムへ1位、ノリスはミディアムへ2位、ピアストリはミディアムへ6位
フェルスタッペンは3周オールドでタイヤロックしました。
ノリスは新品、1秒差まで詰め寄る。
Lap59:ノリスはターン3でインをつくがオーバースピードでコースアウト、一旦前へ行くが、ポジションを戻し仕切り直し。
Lap59終了時点
Lap60:フェルスタッペンは再三にわたりターン3,4のブレーキングからターンインでライン変更、ノリスに寄せている。
Lap64:フェルスタッペンがノリスに寄せすぎて、ターン3でタイヤが接触
フェルスタッペンは左リアがパンクでソフトヘ5位
ノリスは右リアがパンクでエアロパーツを壊しリタイア
ノリスにはトラックリミットで5秒ペナルティ、おっせぇYO
Lap65:ピアストリはサインツをパスして2位
Lap66:破片撤去のためVSC、VSC解除
Lap67:ラッセルとピアストリの差は3秒、フェルスタッペンには10秒ペナルティ
Lap69:ラッセルとピアストリの差は2秒
Lap70:ピアストリが初優勝に向けて頑張るが2秒差、タイヤが終ってる。
Lap71終了:ラッセルがトップチェッカー、ピアストリが2位です。
オーストリアGP決勝結果
まとめ
ラッセルが2勝目!終始3位を守り切り、前の2台が潰れた事でトップに立った。
居るべくポジションに居てチャンスをものにした。
久しぶりに聞くドイツ国家は良かったね。
ピアストリが初優勝できるチャンスだったが、彼は居るべきところに居なかった、予選のミスによってね。
フェルスタッペンは2回目のピットインで遅れが発生、ノリスがピットインする為に通り過ぎるの待たねばならなかった。
7秒差が2秒差になり、ターン4でタイヤをロックさせてしまった、一気に1秒差になり攻められる。
ノリスはターン3のブレーキングでインに入り、止まり切れず完全にドアを閉めるラインになった。
ここからフェルスタッペンがキレ出した様に感じた。
その後、フェルスタッペンは再三にわたりブレーキングゾーンで寄せる行為を繰り返した。
そしてタイヤが接触、2台共にパンクしてしまった。
二人ともに熱くなりすぎた激しいバトル、フェルスタッペンがこんな事になるのはかなり昔の事のように思う。
喧嘩両成敗だが、ノリスにとっては痛いリタイアとなった。
ハース2台とリカルドが序盤のトレインを嫌って早めのアンダーカット、ハードを2セット残している事から可能な戦略だったが、これが決まり入賞で締めくくった。
今回の終盤のバトルはFIAの曖昧なペナルティ裁定によって引き起こされたと感じました。
フェルスタッペンの最初のピットアウトでノリスに対してアンセーフリリースにならなかった事から始まったように感じます。
そして、ブレーキングのライン変更ペナルティが一切無かった事が大問題!
ガスリー対オコンの時に出していればね。
クリーンバトルって何よ?とフェルスタッペンに問いただしたい。
悶々とする終焉だった。
まぁでも、最後に関係ないこの笑顔に救われたね。
ピットでタイヤ交換に手間取った事と、その後のロックアップでタイヤ痛めたマックス。
マックスも含めてレッドブル全体に焦りが感じられた結末でしたね。
更にレッドブルにとってのダメ押しはヒュルケンベルグに負けるペレス。
圧倒的な速さを誇っていたレッドブルの優位性は失われ、それによりハミルトンと競っていた頃のマックスの荒さが復活してしまった印象。
強さと弱さは表裏一体だな~とつくづく感じます。
ペレスのマシンサイドに大穴空いてたからしょうがないんじゃない
まあ、オープニングでぶつけたのが悪いからそこを攻めてるのかもしれないけど
後からわかった事なので仕方ないですよ。
あの状態を誰にでも気づかれず走ったペレスは忍者かw
アンセーフリリースにならなかった事、ノリスの無謀なダイブ、フェルスタッペンのブレーキ時に動いた疑惑、デブリ撒き散らしながら帰って来たのに何もペナがないノリス
結局ノリスのトラックリミットとフェルスタッペンが若干左に動いた接触の原因になった動きしかペナが出ていない
優勝争いをしている人達へは甘々な裁定だなと
ほぼマックスが勝利を手中にしたレースとばかり思いました。
今までマックスとノリスとはレース中やレース以外でも仲良くて良好な関係を築いていたと思っていましたが、いずれは起きるだろうな?とも思いました。
もしマックスとノリスとが同じチーム、同じマシンでしのぎを削っていれば?ふと頭がよぎりました。
メルセデスのラッセルは、まさしく「漁夫の利」でしたね。
今日はキツメのコメントがい~っぱい
来るだろうな・・・・なんて思っていたら
意外と、みなさん冷静なコメントでww
あのPITイン⇒左リヤのナットがぁあああ~
が無ければ平和に終って居たようにも感じますが
それも含めてレースなんですよね~
(昨日行われていたスパ24時間でもゴール直前に先頭がPITロードで
立ち往生した他車に通せんぼされて順位を落としてましたし)
タッペン君と欄怒君ってレース外では仲良しって事ですが
同じ立場で、カルロス君と欄怒君だった場合・・・
最後の数周はあんな風に荒れるのか?
それとも流石にあの二人なら平和に終るのか?
ちょっと見てみたい気がしますww
マックスが初タイトル獲得した2021年までのレッドブルはピットでのタイヤ交換がミス少なく最速でしたね。
メルセデスの世界王者ハミルトンに挑んだ時はチャレンジャーだったマックスが
今度は世界王者としてチャレンジャーのノリスから挑戦受ける立場に変わった?
ノリスも早く2勝目が欲しくて欲しくて我慢出来なかったのか?
ノリスが2勝目挙げるのは時間の問題ですが焦ったでしょうか?
マックス7勝で、サインツとノリスとルクレールとラッセルが1勝ずつ。
トップチームで優勝していないのがペレス、ハミルトン、ビアストリ。
ペレスよりもハミルトンとビアストリが6人目勝者の可能性高いですね。
マックスの4連覇は堅いですが今までとは違って険しい道のり?
トップ争いを展開する2人のドライバーが絡んでいる時に第3のドライバーが上手く立ち回って勝利を奪うポジションにいるのもF1醍醐味です。
ラッセルは本当に良くやったけれども、ここにフェラーリのルクレールとサインツやメルセデスのハミルトンも加わっていないといけない?
マクラーレンのビアストリにも初優勝の可能性有ったけれどもスタートグリッドがもっと上で無いとダメですね。次レース課題?
ビアストリにはノリスの援護サポートしてあげて欲しいです。
マックスもタイトル4連覇を考えるとラッセルに優勝して貰って良かったかなぁ?
トップ4チーム(レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス)の中で最も2枚看板揃っている(2人のドライバー間に僅差少ない?)のがマクラーレンなので
チーム戦略を活用してレッドブルのマックスにプレッシャー掛けて欲しいです。
ビアストリが予選で上位グリッド確保してノリスと共にマックスに揺さぶり掛けるのが正攻法だと考えています。
もちろんマクラーレンだけで無くメルセデスのラッセルやハミルトン、今は眠っているフェラーリのルクレールとサインツも含めて「マックス包囲網」を形成して?
ペレスにはマックスの援護サポート期待は全く望め無いですから。
「レッドブルの落日」は着実に近づいています。
明日からイギリスGPですが。
結局今のレッドブルはマックスをしてもクリンチで逃れるしかない程追いつかれていると言う事ですね。ペレスが後ろからサポートすれば良いのだが、ペレス推しとしても現状は辛い。
ペレスには申し訳ないですが、現在の状況でマックスを援護サポート出来る状態には無いですね。
ダラダラとレッドブルに居座って時間とマシンを消浪費している?
レッドブル加入当初やレーシングポイント、フォースインディア時代のクレバーさは今では見る影も無いです。
サインツにシート譲って挙げれば良いのにと思うくらい?
何故か?レッドブルはペレスを庇って契約延長は間違いでないと言い張ってる?
仮にペレスが上位(表彰台圏内)ポジションにいてマックスとノリスの争いに関与したとしてもマックスを援護サポートするか?疑問です。
チームからの指示命令(チームオーダー)出ても従うかどうか?
マックスにしてもペレスからの援護サポートには全く期待していないと思います。
でもこれはレッドブルに限らずフェラーやメルセデスにしても同じ事でマクラーレンはラッセルとビアストリ体制が来年も続くけれどもビアストリも初優勝を狙える立場にいるのでノリスを援護サポートするかどうか興味津々です。
マックスが自力でドライバータイトル4連覇獲得が見れるか楽しみです。