フェラーリはF1の華!フェラーリが速くなければ面白くないって方は多いと思います。
私は速くてすぐに煙吐く方のフェラーリ結構好きでした(アレジ頭かかえる~みたいな)悲劇なんだけど、そういうドラマも良かったなぁっと、ちょっと思い出しました。
まぁ昔ばなしです。今の時代は信頼性が第一、最後まで生き残らなければチャンピオンにはなれないですからね。
2017年のフェラーリには関心しました。あのヘンテコなメガネみたいなサイドポンツーンを引っ提げて王者メルセデスに果敢に挑む姿を見て、いつの間にか応援してしまっていた。
弱いものが強いものに挑むのがどんな世界であれやっぱり面白い。
今年こそフェラーリには打倒メルセデス達成してほしいよ!
フェラーリのサイドポンツーンとミラー
昨年はクラッシュブルストラクチャー部分はサイドポンツーンと離れていたが、今年は一体化している。
基本コンセプトは変わっていないが、前面の空気口を小さくして空気抵抗を減らし、足りない空気は上面から取り入れる。
上面からの空気量を増やすためにミラーに細工を施して何やら面白い事やってます。上図のように本当に空気が流れるかは不明ですけど。
ディフューザーとフロア
ディフューザー上面のギアボックスケース下に湾曲した整流板を追加している。
中々お目にかかれないフロア。矢印のところはスターターを押し込む部分です。
サイドポンツーンからの絞りこみ具合が良くわかる画像です。ディフューザーの真ん中ってウィンドトンネルになってるんですね。それであの湾曲した整流板が生きてくる訳ですか。
外からだと見えにくいから「へぇー!」ってなっちゃいました。
中心になるべく空気を集めて後ろに流す事で、マシン後部にできる負圧部分を減らす、そして空気抵抗を減らす、そんな解釈でいいのかしら?!
まとめ
テストでは安定感抜群なフェラーリ。ホイールベースの延長とレーキセッティングを上手く調和させているようだ。
パワーもメルセデスとほぼ同等まで発生させている。勝てない部分があるとすればMGU-Hの効率と燃費だろう、燃費がきついサーキットでどこまで改善してきたかがポイント。
空力面ではメルセデスより若干上だと思う。
高速ステージでの空気抵抗をどのぐらい減らしたのかが勝敗を握る。
あとはドライバーのモチベーションと謙虚さが整えば、打倒ハミルトンは達成されるだろう。