夏休み前の最終戦14戦目ベルギーGPの金曜日です。
RBPT-HONDAは信頼性に欠けており、フェルスタッペンはICEのみ5基目、角田は1式5基目で最後尾スタートになっています。
マクラーレン2台が最速タイムをキープしている。
予選シミュレーションギャップ
スパは車高が重要な要素、オールージュや高速域のボトミングに耐える為に高めな設定です。
高い車高で良好なフロアダウンフォースを発生させるマシンが上にきます。
レースシミュレーションギャップ
カーパフォーマンスギャップ
メルセデスは高速域でリアのボトミングに苦しみ車高を上げた、失ったフロアダウンフォースを補うためにリアウィングをミドルに変更、ストレートでワーストクラスになっている。
フロアダウンフォースのバランスを均一化、もしくは前寄りにする必要がある(レッドブルとマクラーレンは出来ている)
レッドブルRB20のリアウィングフラップカット
ストレートスピードの遅さを改善するため、フラップの一部をカットしたレッドブル。
これでもマクラーレンより遅いのです。
レッドブルは元々のフラップ角度が急であり(DRSデルタが多い理由)ドラッグが多い。
角田はFP2でセクター1は最速でした。
ペナルティで最後尾スタートが決まっているので予選は完全に除外してロングランに合わせたセッティングでセクター1最速です。
公式のレースシミュレーションギャップってリカルドのデータを基にしてるのかな?
恐らく今回のリカルドと角田ではロングランのセッティングに差があるはずです。
もう昨年みたいなPUペナルティによる降格で後方グリッドから追い上げて優勝するだけの力が今のレッドブルのマックスには見当たらない?
予選ではマックスが上位を確保するでしょうけれども降格ペナルティによって
決勝本番でのマックスのスターティンググリッドがペレスよりも後方に位置した場合にペレスに追い付いた時点でペレスはポジション譲ってマックスを先行させるのは確実でしょうね(ペレスがチームの指示を守って従ったら?)
ペレスは既に降格ペナルティ消化済みなので予選結果そのまま反映される。
ペレスもQ3まで進出して上位グリッド確保して決勝に備えれば(途中天候変わって)
もしかして?もしかして?
更に深く突っ込んだ見方してしまいますがペレスがレッドブルでの最後のレースとなった場合ではマックスにポジションを譲ら無いような予感が?
週末は雨の予報なので、ペレスのドライビングに注目します。
ペレスはミックスコンディションに弱く、空間認識も安易な感じを受けます。
マシンがそうさせるのか、ペレスのスキル低下なのか、それでも仕事をやり遂げてほしいです。
レッドブルRR20のハンガリーGPマックス車のみ使われたインダクションポッドの車体カバー変更した仕様はベルギーGPでは初期の仕様に戻されましたね。
ベルギーとハンガリーではコース特性が全く違いますがハンガリーでの結果が良く無かったから継続使用され無かったでしょうか?
でもノーズ先端部が細くなった点は引き続き使われたみたいですね。
ハンガリーで使ったローデッキタイプはドラッグが多いらしいです。
マックス車はPU交換数オーバーで降格ペナルティ受けるので通常に戻して予選決勝に挑むとも捉えたりしましたが、ペレス車にハンガリーのマックス車で試した仕様を使う手段を取れたかと(ベルギーで確認検証するために?)
*ペレス車もFP1とFP2は通常仕様のままですね
でもレッドブルの現状考えると試す余裕ゆとりが無いですね。
マックスとペレスの両人共確実に高ポイント獲得しないと?