マクラーレンが2012年以来のフロントロー独占で始まるハンガリー決勝です。
トップ3の予選ラップは無いに等しい、レースペースもほぼ一緒、さぁレースを楽しもう!
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
ハンガリーGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温29℃、路面温度43℃でスタートしました。
スタート:ターン1で3ワイド、フェルスタッペンは行き場なくオーバーラン、ノリスが3位まで落ちる、ハミルトンは4位
Lap2終了時点
ヒュルケンベルグが早めのピットでハードへ20位
Lap4:フェルスタッペンはスタートのコース外走行ポジションアップを戻して3位
Lap7:アルボンはハード、マグヌッセンはハード、オコンはハードへ
Lap8:アロンソはミディアムへ、リカルドはハードへ
Lap15:ストロールはミディアムへ16位
Lap15終了時点
Lap17:ハミルトンはハードへ7位、ボッタスはハードへ18位
Lap18:ノリスはハードへ5位、ハミルトンは角田をパスして6位
Lap19:ピアストリはハードへ1位
Lap21:フェルスタッペンはステイ
Lap22:フェルスタッペンはハードへ5位、サインツはハードへ9位
Lap24:ルクレールはハードへ5位
Lap26:サインツは角田をパスして6位、角田はミディアムでロングラン中、まさかの1ストップか?
Lap27終了時点
Lap29:ペレスはミディアムへ15位、ガスリーはミディアムへ19位、リカルドはハードへ20位
Lap30:角田はハードへ10位、ヒュルケンベルグはハードへ19位、アルボンはハードへ20位
Lap32:ハミルトンとフェルスタッペンの差は1.4秒
Lap33:ペレスは角田をパスして10位
Lap34:ラッセルはミディアムへ11位
Lap35:ハミルトンとフェルスタッペンがサイドバイサイドバトル
Lap38:アロンソはハードへ13位
Lap41:ハミルトンはハードへ5位、ルクレールはミディアムへ6位
Lap41終了時点
Lap46:ノリスはミディアムへ4位
Lap48:ピアストリはミディアムへ3位、サインツはミディアムへ6位
ノリスをアンダーカットさせてしまったマクラーレン
Lap49:ペレスはミディアムへ8位で角田の前です。
Lap50:フェルスタッペンはミディアムへ5位
Lap54:ラッセルはハードへ8位
Lap57:フェルスタッペンはルクレールをパスして4位
マクラーレンはノリスに対しピアストリにポジションを譲るよう頼んでいます。
Lap57終了時点
Lap60:ハミルトンとフェルスタッペンの差は1.3秒
Lap63:フェルスタッペンはハードブレーキングでハミルトンのインへ
ハミルトンのフロントとフェルスタッペンのリアが接触してジャンプ
フェルスタッペンは5位までポジションダウン、トラブルは無くそのまま走っています。
Lap68:ノリスはペースを落として、ピアストリにポジションを譲る。
Lap69:ストロールにポジションを譲ったアロンソ、ストロールが角田に迫る。
Lap70終了:ピアストリがトップチェッカー、ノリスが2位です。
ハンガリーGP決勝結果
まとめ
ピアストリの初優勝!今季7人目のウィナーが誕生しました。
ノリスのスタートミス、ピアストリのリードラップ、最終ピットのアンダーカット
マクラーレンはピアストリに優勝の権利があると判断した。
マクラーレンの判断は正しかったのだろうけど、ちょっとしっくりこない結果だった。
最終ピットでピアストリを先にすれば全てが丸く収まったのにね。
戦うべきフェルスタッペンがチーム戦略ミスで近づいてこれなかったのも大きかった。
今回のレッドブルは消極的な戦略になってしまった。
ハミルトンはハード2の柔軟なスティントを生かして早めのピットインが見事に的中、速さでは負けているがチーム戦略と巧みなブロックラインで3位を死守した。
角田の1ストップには痺れましたね。
最初からタイヤを保たせる為、24.6秒台を延々とキープ、残り20周ぐらいから徐々にペースを上げていく。
ギリギリでアストン2台から逃げきれた。
アストンは5番目のチームだたけど、タイヤの残し方が変、なんでハード1ミディアム1だったのか。
まぁおかげで角田は後ろが抑えられて助かったのだけどね。
レッドブルはオーバーテイクに絶対の自信を持っていた訳だけど、もろくも崩れ去った。
最終ターンのトラクションが足りなかった、焦るフェルスタッペンがミスを犯す。
アップデートの1戦目、これか微調整されていくだろうけどマクラーレンとマシンの差はもう無いです。
スパの高速ステージは、本当に重要なポイントです。
ハミルトンが41周目にハードに履き替えた時にはタイム差が充分にあったのでカバーする必要は無かった。
しかし周回を重ねるうちにノリスがハミルトンにアンダーカットされる可能性がある事に気付いたのだと思います。
だから先にノリスを入れた。
そしてその2周後にピアストリを入れた。
何故翌周ではないのか?が不思議なのだが、その結果ピアストリはノリスにアンダーカットされる形となったがハミルトンには抜かれずに済んだ。
何でこんなスマートでは無い形になったのか?予想すると、コンストラクター争いから遠ざかっていたマクラーレンはストラテジーに不安がある。
それは過去数戦でも露呈してます。
それでもコンストラクターズチャンピオンを狙うには、チーム内で歪になっても少しでもポイントを稼ぐ必要がある。
恐らく歪な形になった際のチーム内での取り決めがあるのだと予想します。
その結果があのチームオーダーだと予想します。
少しでも2台でポイントを稼ぐ事と、チーム内での状況に応じた序列を最重要ポイントに据えたマクラーレン。
端から観て歪に観えても自分たちのルールを遂行する。
本気でコンストラクターズチャンピオン取りに来てるのだと思います。
色々と波乱の展開でしたね、RBマックスとペレスは違うスペックで走りましたが結果的にペレスはポジションを9個あげる健闘を見せました、今回のレースでのコースの特性もあるでしょうが旧型と新型の違いどう見られますか?
角田くんの1ストップお見事でした。途中までまたVCARBがやらかしたかと思ってました。
終盤アロンソの方が先にタイヤが終わって引き離していったのは驚きでした。
ピアストリおめでとう!
優勝するのは時間の問題だと思っていましたが夏休み前にしちゃうとは!
ノリスはスタート時にスペインの時の様なミスをしてましたね
ノリスを先に入れたのはフェルスタッペンとのポイント差を埋めるためと思ってました…
まさかあんなに無線で喋り続けてスワップさせるとは
マクラーレンのチーム力がまだチャンピオンチーム級ではないなとここ数戦も含めて感じます
レッドブルはピットストップ毎にポジションをライバルに差し出す戦略、メルセデスの燃料足りなくてQ1落ち、モナコ以降ずっと低空飛行のフェラーリ
見ていてチームにイラッとする事が今回は多かった気がします
皆んな気持ちはもう夏休みなのかな
角田の1ストップは凄かった
RBが今後もこの作戦をやらないか心配ではありますが…
ノリスの2勝目は御預け状態のままとなりましたが
遂にビアストリも今シーズンF1ウィナーズクラブの仲間入り。
トップ4チーム(レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデス)のドライバーで今シーズンが優勝出来ていないのがペレスのみとなりました?
ともかくビアストリ優勝とマクラーレンのワンツーフィニッシュ本当におめでとうございます。
ドライバータイトルの方はマックスの4連覇牙城を覆すのはまだまだですが、
コンストラクタータイトルの方はマクラーレンが奪い取る事は充分可能です。
角田選手のタイヤマネージメントですが、素晴らしかったですね。
過去にもバトンとかタイヤに優しいドライバーいましたが、タイヤマネージメントとは角田選手の特別な能力なのか、それともF1ドライバーレベルなら割り切れれば皆できるんでしょうか?
前の車の乱気流に入らない
アクセルワークとブレーキング、コーナリングを優しく
無駄なディフェンスや争いをしない
一定の目標タイムで安定して誤差なく走る
ですかね?
それとも何か特別なノウハウがあるのでしょうか?
タイヤマネージメントとは?
基本的に横Gがある時にブレーキとスロットルを踏まない事です。
それで速いラップを残せるか?耐久ドラテクが必要です。
エンブレの強さやデフは各ターンに合わせて切り替える。
F1独自のスイッチングテクも必要です。
いよいよレッドブルはコントラクターズタイトルが怪しくなってきましたね
ドライバータイトルの方もマックスがシーズン序盤に連勝したポイントが効いてランキングトップ維持しているけけれどもランキング2位のノリスが着々とポイント差を詰めて来ている?
ノリスが連勝し始めるとマックスもドライバータイトル4連覇も危ない?
リタイアノーポイントの取りこぼしだけは絶対に避けなければならない状況。
今回ハンガリーGPでもマックスは優勝出来なくてもマクラーレンのワンツーを阻止して2位獲得で割り込むどころか?ハミルトンにも3位を奪われる始末。
残りレースは最低でも表彰台圏内ポイント獲得が必須ノルマだと思いました。
全てのレース勝利する姿勢は大事だけけれども得意なサーキットで確実に勝利する割り切った戦法に切り替えるのもタイトル獲得手段の1つかとも思いました。
レッドブルのコンストラクタータイトル3連覇にペレスの貢献度が重要な事は今更言うほどでは有りませんが?
チームオーダーにおいては「両刃の剣」で使い方によっては多くの利益を得られる一方で下手をすると全てを失う危険性も有りますが、今回ノリスにとっては不本意では有りましたが、マクラーレンがワンツーフィニッシュと言う最大の収穫を手に出来て良かったです。
マクラーレンがチームオーダー発令するくらいノリス&ビアストリと言う強力なドライバーラインナップが揃っている証でも有る。
今のレッドブルにはチームオーダー発令出来7hるだけの戦力が備わっていない?
次回レースでもマクラーレンは2人のドライバーによる表彰台圏内ランデブー走行が見られる機会が増えてくるでしょうからマクラーレンチームはシッカリとレースマネジメントコントロールしてノリスとビアストリが気持ち良く安心してレースに集中出来る環境を与えて上げて欲しいと思いました。
ノリスのドライバータイトル獲得とマクラーレンのコンストラクタータイトル獲得のためにも?
前回ハミルトンと前々回ラッセルで2連勝したメルセデスにはハンガリーのコース特性は合わないと思われましたがハミルトン3位と言うリザルトを残したので悪くは無かったですね(レッドブルのマックスを押さえましたから)
それにラッセルも予選Q1敗退で後方グリッドからのスタートにも関わらず入賞獲得出来ました(ハミルトンと共にQ3まで進出してスタートグリッドが前で有れば?)
マクラーレンの様に全てのサーキットにも高いレベルで適応するにはまだまだですが着実に前進はしていますね。
メルセデスもマクラーレンと同じように2人の強力なドライバーが揃っています。
次回ベルギーでシーズン前半が終了するので各チーム良い成績リザルトを出してサマーシーズン迎えて欲しいです。
心情的にはノリスに2勝目取って欲しかったけれどもポールポジションからホールショット決められずビアストリにトップの座を明け渡してしまったところが残念でした。
レース主導権を握ってレースコントロール出来る様になればノリスの連勝は確実なモノになりますね。
でもノリスにとってビアストリと言う強力なチームメイトを持つ事は決して損な事では無く将来世界王者目指すためには必要な要素だと思います。
もちろんビアストリにもタイトル獲得を狙ってマクラーレンのチーム力を底上げして欲しいです。
レッドブルにしてみればマクラーレンのドライバーラインナップは羨ましく魅力的なモノでしょう?