スプリントはフェルスタッペンが制した。
ハミルトンが久しぶりにトップ3フィニッシュとなり、マシンが少し悪かろうとも何とかしてしまうドライビングテクニックは一級品だと言う事を証明しています。
さぁ、本番へ向けた予選、決勝レースに向けたグリッドが決定します。
中国GP予選レポート
天候は晴れ、気温22℃、路面温度35℃で予選はスタートしました。
Q1
サインツがミディアムでコースイン、何かのチェックでしょうか。
トップタイムが目まぐるしく更新されています。
トラックエボリューションが激しいです。
ヒュルケンベルグ、ガスリー、オコン、アルボンは3セット目を投入。
ヒュルケンベルグは35.0で4番手にくる!
ハミルトン、ジョーが無念の敗退です。
Q2
ヒュルケンベルグ34.9、アロンソ34.8、ピアストリ34.6
ノリス34.4、フェルスタッペン33.9
トップタイムがどんどん更新されていく。
残り6:44、最終ターンでサインツがスピンしてリアを少しあてて停止、赤旗です。
サインツはピットへ戻れました。
再開:フェルスタッペンは直にコースインしてフレッシュエアーの中、33.7でトップタイム。
フェラーリ勢が順当に上位のタイム、最後にボッタスが35.169で10番手!
Q3
フェルスタッペン33.9、アロンソ34.3、ペレス34.4、ノリス34.5、ピアストリ34.5、サインツ34.7、ルクレール34.7となったトップ7です。
最終アタックは、全車新品ソフトを投入
フェラーリ、マクラーレンと順番に更新していくが、アロンソがそれを上回る34.148!
フェルスタッペンは33.660でトップタイムを更新!
ペレスは33.982で2番手に飛び込んだ!
中国GP予選結果
まとめ
ドライとなった予選、Q1こそ圧倒的な速さを見せれなかったレッドブルですがQ2からは異次元でした。
フェルスタッペンはチームメイトに0.3秒差をつけてポールポジションです。
レッドブル・レーシングはこれで100回目のポールポジションになっています。
マシンの速さ順に並んだような予選結果、レッドブルの次はアストンマーチン、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスです。
アストンマーチンは前回から大型アップデートを投入していますが、ここにきてその扱い方を学んできているのだろう。
アロンソの速さは驚きでもあり、ストロールの不甲斐ない結果をとても残念に感じています。
レースペースとなれば、フェラーリの方が若干上な2番手チーム争いです。
下位チームでは、ザウバーとハースが何処に行っても速さを見せるようになっており、2チーム共にアップデートが成功している。
アストン、ザウバー、ハースのアップデートに共通する部分は共にフロアに関するものだと言う事。
表面的な造形の最適な形を学び、次にフロアに取り組んでいるような3チームです。
開幕時、下位争い確定だろうと思っていたザウバーは今後も要注意なチームでしょう。
角田の不調はなんでしょうね?
リカルドを参考にするとマシンは下から3番目の様ですし、単純にマシンがサーキットに合ってない上に経験不足とセッティングの時間がなかったとかですかね?
アストンの開発は上手くいってるのは、アロンソやクラックが言っている様にストロールのおかげなんでしょうね
開発ドライバーに向いていそうです
ポイント獲るドライバーを別に雇えばアストンは強くなりそうです
グリップが無いは、大体のところタイヤが温まらないからです。
鈴鹿のハード30周というロングスティントはタイヤに優しいからに他ならない。
ダウンフォースの少ないマシン、柔らかめのサスセッティング、入力が足りないとなっているかもです。
フロントウィングが路面から離れているあの形、フラップを立ててフロントを増やすと乱流が多くなり空力全体を乱します。
フロント増やすとリアも増やさなければならず、セットの幅が足りない。
フロア依存度が大きく、車高を一定に保てない所では遅い。
アルバートパーク、鈴鹿は共に平均速度230以上、上海は215ぐらいです。
高速になればなるほどF1マシンは安定します。
車高は最高速度に合わせなければならず、低速が多い上海ではターンでの車高が高くなりフロア効率は落ちます。
常に薄めのリアウィングを使わなければならないRBマシンは、調整幅が異様にすくないのです。
高速サーキット(平均速度)でしか力を発揮できないのに、ストレートは遅い・・・どうしてこうなったって感じです。
かなり前に作ったサーキット別の平均速度などを比較できる記事です⇒https://f1-motorsports-gp.com/engine/2019-pe-full-spd/
RBへのインタビューで、最近の風洞実験の結果で「フロントウィングとサイドポッドなどボディワークで、非常に興味深い結果が出てきている」的なことを言っているので、そのうちアップデートはされると思ってます。
なるほど、角田くんだけ見ればすごく納得いく説明です。
となると、リカルドと角田くんの差はどこにあるのでしょうか?
以前、「2023年最終戦アブダビGP予選!角田VSリカルド 速さの違いと今必要なドライビングとは?!」でリカルドと角田くんの比較をしていましたが、V字ラインができていないリカルドの方がこのサーキットに合っていたのでしょうか?
単に経験の差なのか、ドライビングスタイルの差なのか、JINさんの解説をぜひ聞きたいです。よろしくお願いします
今回は全くわかりません、同じ精度のマシンを用意出来ない時点でもうわかりませんね。
リカルドの方がストレートが伸びるセットでした。
タイヤへの熱入れという部分において、少しタイヤをこじるリカルドの方が合っていた可能性はあります。
JINさんでもわかりませんか
タイヤをこじる→横方向の力がかかる→タイヤ温度が上がる
やっぱそこですかね
ありがとうございました
まとめのレッドブル100回目ポールポジション画像にレッドブル歴代ドライバーが写っていますね。
何と言ってもレッドブル初の世界王者セバスチャン・ベッテルを筆頭にマーク・ウェーバーも懐かしいです。
ベッテル&ウェーバー体制→ベッテル&リカルド体制→リカルド&マックス体制→マックス&ペレス体制の歴史が続く。
今のところペレスも安定している(マックスには断然及ばないですが2番手ポジションキープしている)ので最後まで維持すれば2025年マックスのチームメイト継続出来るのでは?
でもメルセデス時代のボッタスと同じように複数年契約は無理だと思われる?