アジア3連戦の初戦となるオーストラリアGPのレースです。
公園道路で行われる高速バトルが開幕します。
さぁ、レッドブルを止められるか?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
オーストラリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温21℃、路面温度39℃でスタートしました。
スタート:フェルスタッペンがホールショット、ペレスが遅れて6位、ラッセルはペレスをパスして7位
Lap2:サインツがターン9でフェルスタッペンをパスして1位
Lap3終了時点
Lap4:フェルスタッペンの右リアから白煙、スローダウンしました。
ピットへ入りリタイアしました。
Lap8:2位ノリス、ルクレール、ピアストリが三つ巴のバトルです。
Lap9:ラッセルはハードへ、ストロールはハードへ、ボッタスは長いピットでハードへ(ナットの設計不備でしょう)
Lap10:ルクレール、ピアストリ、角田、オコンはハードへ
Lap11:ルクレールはガスリーとヒュルケンベルグを連続パスして5位
Lap12:ピアストリもルクレールに習い連続パスして6位
Lap13終了時点
Lap15:ノリスはハードへ5位、ペレスはハードへ10位
Lap16:ラッセルはガスリーをパスして7位
角田は下位チームのトップを走っています。
Lap17:サインツはハードへ2位、ハミルトンはPUトラブルでスローダウンしてVSCです。
Lap18:アロンソはミディアムへ5位、ヒュルケンベルグはハードへ12位、ガスリーはハードへ15位、レース再開
Lap18終了時点
Lap21:ペレスはラッセルをパスして6位
サインツはペースアップしてルクレールを離す。
Lap24:ミディアムのヒュルケンベルグはマグヌッセンに前に入り11位
Lap27:10位アルボンにヒュルケンベルグが追いつきバトルが始まりました。
ペレスはアロンソをパスして5位
Lap28:アルボンはハードへ15位
Lap29:ノリスはピアストリの前へ入り3位、ピアストリのレースペースはまだまだ課題です。
Lap30終了時点
Lap32:アロンソはペレスに追いついています。
Lap35:ルクレールはハードへ、ペレスの鼻先に入り4位
Lap36:ペレスはハードへ9位、角田はハードへ
Lap40:ピアストリはハードへ5位
Lap41:ノリスはハードへ3位
Lap42:サインツはハードへ1位、アロンソはハードへ7位
角田は後ろのヒュルケンベルグとの勝負です。
Lap43終了時点
Lap45:マグヌッセンはアルボンをパスして11位
Lap46:ラッセルはハードへ7位
Lap50:ラッセルがアロンソに追いつくが巧なブロックに抑えられる。
アロンソはターン9で抜かれないエネルギーマネージメントをして並ばれません。
Lap57:ラッセルがターン6でアロンソに近づきすぎてコースアウトクラッシュ、VSCになりました。
Lap58終了:VSCのまま、サインツ、ルクレール、フェラーリ1,2フィニッシュです。
オーストラリアGP決勝結果
まとめ
ブラボー!サインツ!優勝おめでとう!
フェルスタッペンがスタート直後から右リアにトラブルをかかえ、サインツに抜かれる。
その後、白煙を吹きリタイアしてしまった。
先頭でハイペースを維持するサインツ、ここぞとノリスとルクレールがペースアップするが追いつくことが出来ない。
ルクレールは1ストップ目のアンダーカットが成功して2位に上がり、フェラーリが前半戦で1,2体制を作りフィニッシュしています。
マクラーレンはピットイン優先ドライバーを間違ったのか?ノリスのポジションダウンを招き、ピアストリの後ろでタイムロス。
ちょっと勿体ない戦略でした。
フェルスタッペンを失ったレッドブル、ペレスのペースは悪い、予選に向けてダウンフォースを削りすぎたと感じている。
いつもは何処よりも少し重めのウィング選択だけど、今回は逆だった。
もしもフェルスタッペンがリタイアしていなかったら、サインツとギリギリの勝負をしていただろう。
アロンソは逆ストラテジーだったためタイヤを労わる必要があった、追いついてきたラッセルを巧みにブロック。
バックストレートで並ばれなければいい、エネルギーを集中させてDRSを使ったラッセルを並ばせない。
そして、乱流をラッセルに浴びせ続けて、最終的には自滅させる。(多分してやったりだろうね)
角田は序盤から好位置をキープ、ミディアムの見切りも良くポジションダウンも最小限だった。
心配していたレースペースは問題無く(乱流圏外走行)、トップ5チームの3人がリタイアしての8位入賞は見事でした。
今後も6番目チームを争う戦いが続く、当面のライバルはハースになりそうです。
ハイスピードサーキットと柔らかいタイヤで固定化された2ストップ。
スリリングな展開を楽しめたオーストラリアGPでした。
※最終結果:アロンソは20秒ペナルティ
角田君7位6ポイント、ハースはダブル入賞
ペレスのペースはトップ争いに加われる程早くなかったようですが、何かトラブルがあったのでしょうか?
金曜日のウィングセットが重すぎて、土曜にロータイプに変更した。
イニシャルセットが外れており、シミュレーターとの相関がまだ完全ではない。
マックスはシミュレーター作業情報をドライビングに直ぐ反映できる能力があるけど、ペレスは無理なのです。
ペレスの場合は初日のセットが合っていて、そこから限界を掴んでいく感じ。
レース後アロンソ危険行為で20秒ペナ角田繰り上げ7位になりましたね、今回RBは新しいリアウイングを導入したそうです、効果はあったんでしょうね?角田レース後インタビューで鈴鹿でアプデ匂わせるコメントしてましたが、今回アストンになんとか付いていってましたが最後までは無理でしたね、鈴鹿でどうなるか楽しみ。
RBの新リアウィングはレッドブルが2022より使っている概念に似ているものです。
メインはお椀状、始点と終点の高さが一緒、そこにフラップが付いている。(フラップは平らな形状でまだ十分ではないけれど)
もっと車体側のドラッグを削り(ダウンフォースを削り)フラップにその分を移行させればもっと良くなります。
アロンソの危険行為、変なブレーキとスロットル操作の記録があります。
理想的な立ち上がりラインとエネルギーマネージメントと言われれば・・・。
ファイナルラップなのでラッセルが最後の勝負を仕掛けてくる事は判ってますからね。
抜かれない為のトラクション重視にしてもやり過ぎたかな?
ペナポ3という重い処分は故意とまで断定はしていなくても、それに近い過失と判断したのだと思います。
映像に抜かれたときしか見れないのですが
アロンソに対して近すぎてトラブルの予感を感じてました。
ハミルトンも出ていくし、ベテランのアロンソを無理に抜かずに
無難にレースをまとめるのはレーサーの闘争本能としては無理だったのでしょうか。
乱流を抑えるレギュレーションのはずが年を重ねる毎にそうでもなくなってきてるのか
メルセデスのマシンがゼロポッド分1年半遅れているのか・・・
あの世代でラッセルは少し劣る、アップデートに対応できず、昨年のシンガポールの失態など
乱流を抑えるとは言いますが、フロントがすっぽ抜けですので、あの距離ではどんなフォーミュラカーでもああなりますよ。
空力とはそういうもので、それを理解したドライビングが必要です。
マックス、ルクレール、(サインツ、)ノリスって考えると
トトもメルセデスの1stとしては物足りなく感じているんでしょうか。
待望のトップチームにたどり着いたらゼロポッドで、マシン運は無いし、
前戦・今戦(日本GP)と、最終盤に抜けないのに近くでバトルしていて
危うさというか勝負勘は無い印象は受けてます。
ラッセルのオンボード映像を見た時、アロンソが『ブレーキテスト』やったのか?というぐらい急に近づいたように思いました。
ほぼ抜けないコーナーで、あんなに急に接近したら…ああなりますよね。
ペレスは、「フェルスタッペンにブレーキ問題がなくてもフェラーリには勝てなかった」
と発言しました。どう思われましたか?
私は、ペレスが自分を守る為に持ち上げた発言だったのかと思っています。
(来年以降の契約の思惑が感じられました。)
オーストラリアと同じくデグが厳しいバーレーンで、マックスとペレスはフィニッシュタイム差が大きかったので、マックスは今回接戦でサインツに勝っていたのかなあと思いました。(5秒差以内と思うけどなあ。)
ペレスのペースがあまりにも悪くて何とも言えないですね。
合っていないマシンなりに走れないドライビング、旧時代のドライバー(PER,RIC)
若い世代は皆順応している。
皆さんの考察は専門的であったりするので
違う観点から気がついた事を~
「なんでタッペン君は鈴鹿の前はダメなんでしょうね~」
これで鈴鹿で天気が悪ければ、ぶっちぎりで優勝するパターン
もしくは、気持ちよい青空でもやっぱり優勝!?
F1って変なジンクスありますよねw
次戦はにっぽんぐらんぷりです!もりあがりましょー!
サインツのペースに問題無かったので、特にルクレールとのポジション争いも無くチームオーダー出なくて良かったです(必要無かった)
シーズン始まって間もないからだと思いましたが、シーズン進むにつれてサインツとルクレールのどちらか?マックスに迫るポイント稼いでドライバータイトル争いに絡んでくるとチームオーダー発令するのでは?
マックスが早々にリタイアしたのとペレスのペースも上がらない事でフェラーリにとっても楽な展開だったのでは?フェラーリ1ー2達成出来て良かったです。
フェラーリ最後のシーズンとなるサインツにもタイトル狙える可能性は充分有りますね。
3戦終了した時点で徐々にチーム序列、特にトップ3が見えて来ました。
レッドブルとフェラーリの2強に次ぐ3番手がメルセデスでは無くメルセデスカスタマーのマクラーレンが着けているのが興味深いです。
更にメルセデスカスタマーのアストンマーチンもメルセデスの背後に迫っている。
一体メルセデスどうしたでしょうか?
「ゼロポッド」捨てたのに、まだ後遺症が残っているのでしょうか?
レッドブルとフェラーリを追いかけるどころか?カスタマー2チームと競い合う?
さすがにウィリアムズまで迫ってこられるとは思いませんが?
今の状況ではメルセデスPUの代表チームがマクラーレンのように見えてきました。
メルセデスは2022にこのような発言をしている。
私たちのフロアにはレッドブル型のサイドポッドは合わない。
フロアが昨年からほぼ変わっていない。
重要なのはフロア、フロアが機能するボディでなければならない。アプローチが逆、今の状況は必然かな。
2025年ハミルトンが抜けたメルセデスの空きシートに誰が座るかですが、
競争力の有るマシンでないと来年失業リクルート中のサインツやアストンマーチンのアロンソも見送る可能性も?
アロンソはアストンマーチンに残留、サインツはレッドブルのシートを狙いながらメルセデスには駆け引きに出てくる?
マックスがメルセデスに移籍すると言うのは信憑性低いですね。
基本的にPUでのし上がって、最終的には予算でぶん殴るスタイルのチーム
予算制限とPU凍結で強みを消されたよね
なんでも良いので1強時代が早く終わらないかな
ホーナースキャンダルはニューウェイ引退に持ち込むための何かなんじゃないかと思ったり
ノリスのペースがビアストリよりも良かったので、ノリスのポジションダウンが無ければフェラーリのルクレールに追い付けたでしょうか?
レッドブルとフェラーリの2強にマクラーレンが加わって3つ巴になるためには、マクラーレンまだまだでしょうか?
マクラーレンは、良い位置に着けているので今後のレースが楽しみです。
マクラーレンは昨年の大改造を生かせていない。
停滞気味ですね。セットの幅が狭くて、なんとなく鋭い感じ。
フェラーリの方がバランスを意識した空力になっている。