日本GPの金曜日、最速ラップを刻んだのはフェルスタッペンだった。
高速コーナー主体のハイスピードサーキットの鈴鹿は、レッドブルRB19の素性が十二分に生かされている。
問題があるとすればペレス、今年のアップデートに全く付いていけずにいる事だろう。
いつもより2週早い9月開催となり、気温は29℃・路面温度40℃にもなる予想の決勝レースはタイヤマネージメントがポイントになる。
C2からC1の1ストップでは走り切れない可能性が高いです。
予選シミュレーションギャップ
フェラーリより0.3秒も速いレッドブル(マックス)は最早手が付けられない存在です。
カーパフォーマンスギャップ
フェラーリはここ数戦リアのビームウィングを調整、気流を多く跳ね上げないようにしている。レッドブルよりもストレート全体が速いです。
アルファタウリはドラッグに苦しむ、中高速コーナーが遅いのにストレートが最悪に遅い。
レースシミュレーションギャップ
予選ギャップ通りのレースペース差となっています。
FP2後のタイヤ残数
予選に向けて7セットのドライタイヤを残すが、フェルスタッペンとフェラーリはハード1・ミディアム2・ソフト4と予想する。
グリッドがレースに与える影響度合いが大きい為、下位チームはソフト5を残すでしょう。
下位グリッドに沈んだ場合、逆ストラテジーも面白い事になるかもしれません。
14時スタートで気温が最高潮である事、段々と気温が下がっていく、路面のラバーグリップが増加する。
タイヤ戦略に違いが起こればタイヤ差によるオーバーテイクは起こります。
終盤にソフトでオーバーテイクなんて見せ場もあるでしょう。
現地で楽しむ方は、そんな事考えずに目の前を走るマシンに集中です。
残り10周ぐらいで順位を気にして、ドキドキワクワクする展開があれば最高ですね。
角田君が走らないマシンでどんな走りを見せてくれるか?非常に楽しみなレースです。
最高速が足りなくて、ダウンフォースも足りないってコメントしてるあたりはもうセットアップ程度じゃ、どうにもならない感じですね…やっぱり素地が良くないと。
フロントウィングを見れば、やってはいけない気流制御なのはわかると思います。
(翼端板側が高いフラップ)
フロアに対して安定した気流を送る構造がありません。
L/Dを向上させるにはフロアが最も重要ですからねぇ。
まぁ来年のラインアップも決まったので、AT05(実はRB19?)に期待です。
今年は堪え忍び、クラッシュ/ケガの無いように過ごすしか。
鈴鹿も昨晩の雨でリセットですね。
ズルズル路面からセッション、どうなるでしょうか?
予選と本線でギャップが大きく変わるウィリアムズとアルファ多売りはは主にブレーキ効くキャパが狭くてどちらかにしか合わせられない的な考え方であってます?
えーと、タイヤの温度レンジが関係します。
タイヤの温度を上げるにはダウンフォースとサスペンションの硬さなどが主に関係してきます。
横Gが多く発生するターンは温度を上げやすいです。
温度を上げやすいソフトに合わせると、ハードでは入力(タイヤを押しつぶす力)が足りなくなる。
鈴鹿だと全域で横Gによる力が強いので、ソフトだと温度が上がりすぎてしまう、この時サスペンションが硬いとその傾向が強くなる。
サスペンションを硬くする理由は主にフロアと路面の距離(車高)を変えたくないから。
DFの増減で車高が変化しますが、硬いサスはその稼働が制限される。
よってフロアDFは安定するが、タイヤへの入力が増えてオーバーヒートになる傾向が強くなる。
下位チームのマシンは一つにタイヤに焦点を当てたセッティングにするのが精一杯です。
トップチームと言えども全てに合っている訳ではありませんが、ドライビングによって対応できる割合が大きいです。
ありがとうございます。
なんとなく理解しました。
そんな理由でタイヤの固さ順でラップタイムが並ばない場合が出てくるんですね。
ありがとうございます。なんとなく理解しました。
ミディアムよりハードの方がタイムがよかったりするのもこんな感じなんですかね~
ウィンドウがシビアすぎてよくわからない世界です