雨模様のレッドブルリンクです。
スプリントレースは24周(100km)or 60分の決戦となります。
ルクレールは3グリッド降格になっています。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
オーストリアGPスプリントレポート
天候は雨、路面はウェット、気温16℃、路面温度21℃でスタートしました。
ミディアムギャンブルしようとしたボッタスはインターへピットレーンスタート、何してんだろうか・・・。
スタート:ペレスがターン1でインをついた、フェルスタッペンはターン3でインをつく、ノリスはそれの割を食って大きくポジションダウン。
フェルスタッペンとペレスのバトルがターン4まで続き、その後ペレスはヒュルケンベルグに前に出られた。
Lap2終了時点
オコン、ルクレール、ノリスが相次いでバトル。
Lap9:ラッセルがマグヌッセンをパスして11位
Lap11:ハミルトンはマグヌッセンをパスして12位
Lap12:ペレスはヒュルケンベルグをパスして2位
Lap12終了時点
オコンを攻め続けるルクレールだがラインクロスバトルだけでは抜けない。
Lap16:最終ターンでミスしたルクレールをノリスが抜いて9位
ラッセルはソフトへ
Lap17:DRS解禁、ストロールはヒュルケンベルグをパスして4位
Lap18:ハミルトンはソフトへ、その他も続々とドライへ
ポジションはぐちゃぐちゃになって訳がわからない状態です。
Lap20終了時点(TOP3)
ドライ勢のタイムがどんどん上がっています。
ラッセルとヒュルケンベルグの追い上げが激しい、5秒ほど早いラップで刻んでいます。
Lap23:ヒュルケンベルグがノリスとオコンを連続パスして6位
Lap24:ラッセルはノリスをパスして8位入賞、いち早くソフトへ変えた恩恵を受けた。
Lap24終了:フェルスタッペンがトップチェッカー
オーストリアGPスプリント結果
まとめ
オープニングラップでフェルスタッペンとペレスのバトルが発生、ターン3では濡れた路面でアウトに大きくはらんだフェルスタッペン
それを避けるためにペレスはコース外へ逃げる、フェルスタッペンにラインを潰されたノリスはほぼ停止で大きくポジションダウンした。
トップ走行のフェルスタッペンはその後快走してスプリントを制した。
一部濡れた路面でDRSが使えない状態が続き、バトルは硬直状態だった。
オコン、ルクレール、ノリスのラインクロスバトルは見ごたえあるものだった。
24周を通じて接触によるコースアウトなどが起こらず、クリーンバトルが続いたレースでした。
もう少しだけ路面が乾くのが早ければ、ドライタイヤでのバトルが多く見られただろう。
ラッセルのドライ変更判断はズバリ的中して入賞する事が出来た。
インターでペースが大きく落ちてしまっていたヒュルケンベルグのドライ変更判断はポジションを回復する事に成功した。
天候によって面白くなったスプリントレース、運が大きく作用するが、それを手繰り寄せるのはドライバーの能力に他ならない。
上手いドライバーはこういったコンディションで常に光るものです。
ウェット→ドライの路面コンディションの変化により後方からのポジションアップに成功したドライバーもいましたが、上位陣に届く程の差にはなりませんでしたね。
後2~3周、路面が早く乾いていれば上位陣もタイヤ変える必要があったでしょう。
3年前からレッドブルのコピーしてほしかったという、角田くんの気持ちはよーく伝わる展開でしたね。