スプリントの結果でスタートする決勝レースです。
1列目メルセデス、2列目レッドブル、昨年に戻ったようなグリッドになっています。
予選だけは絶好調だったフェラーリ勢、ここ数戦は予選もダメで3番手チームになってしまった。
さぁ、メルセデスの今季初優勝はあるのか?
角田はピットスタートを選んでいます。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
サンパウロGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温24℃、路面温度50℃でスタートしました。
スタート:メルセデス2台が素晴らしいスタート、レッドブルが続く、前4台はポジション変わらず。
ターン8でマグヌッセンにリカルドが追突、マグヌッセンがスピンしてリカルドに絡んで2台がリタイア、SCです。
Lap5:アルボンはミディアムへ18位
Lap4:SC時点
Lap7:レース再開、ターン2でハミルトンに並ぶフェルスタッペン、2台は接触して大きくポジションを落とす。
ターン7でルクレールとノリスが接触、ルクレールが最下位まで脱落。
Lap8:フェルスタッペンはフロントウィング交換、ミディアムへ17位
Lap13:フェルスタッペンに対して5秒、ノリスに対して5秒のペナルティが出ています。
Lap14:ハミルトンはベッテルをパスして5位
Lap15:ハミルトンはノリスをパスして4位、アロンソはミディアムへ17位
Lap15終了時点
Lap17:ベッテルはノリスをパスして5位、ボッタスはミックをパスして8位
Lap18:サインツはソフトへ12位、リアホイールから煙が出ています。
Lap20:ガスリーはミディアムへ14位
ペレスはラッセルから0.4秒ほど遅れたラップになっています。
Lap22:角田はソフトへ17位、ルクレールはソフトへ17位
Lap24:ペレスはミディアムへ6位、ペレスはボッタスをパスして5位
Lap25:ラッセルはミディアムへ2位、ノリスはミディアムへ13位、ボッタスはミディアムへ11位、フェルスタッペンはソフトへ17位
路面温度は44℃まで下がっています。
Lap28:ボッタスはガスリーをパスして7位
Lap30:ハミルトンはミディアムへ4位、ストロールはソフトへ
Lap33:ストロールは角田をパスして14位
Lap34:ラティフィはミディアムへ18位、フェルスタッペンは角田をパスして15位
Lap34終了時点
Lap36:アロンソはミディアムへ16位、
Lap37:サインツはミディアムへ4位
Lap39:ラッセルは自己ベスト15.5、ペレスは16.3、ハミルトン15.7
Lap41:フェルスタッペンはミックをパスして10位
路面温度は42℃、スプリント同様ソフトの方がデグラが少なくトータルペースが速いです。
Lap43:ルクレールはノリスをパスして8位
Lap45:ハミルトンはペレスをパスして2位、これでメルセデスが1,2体制です。
ルクレールはソフトへ14位
Lap47:ノリスはソフトへ、ボッタスはソフトへ
Lap48:ペレスはミディアムへ4位
Lap49:ハミルトンはソフトへ2位、フェルスタッペンはソフトへ
Lap50:ラッセルはソフトへ1位
Lap51:ルクレールはベッテルをパスして7位
Lap52:ノリスがターン10,11でストップ、判断遅くVSCになっています。
Lap53:アロンソはソフトへ9位
Lap54:サインツはソフトへ4位、ノリスのマシンは停止位置が悪くSCになりました。(おっせぇ~よ。)
Lap56:角田はミディアムへ16位
Lap56(SC中)
Lap60:レース再開、ベッテルはオコンとアロンソに抜かれる。
フェルスタッペンはベッテルをパスして9位、アロンソはオコンとボッタスをパスして6位
Lap63:サインツはペレスをパスして3位
Lap64:ルクレールはペレスをパスして4位
Lap65:アロンソはペレスをパスして5位
ミディアムタイヤのベッテルとペレスは防戦一方です。
Lap66:フェルスタッペンはペレスをパスして6位
ペレスにオーダーが出て前のマシンを抜けなかったらポジションを戻すとフェルスタッペンに無線が入っていました。
Lap69:ラッセルは良いペースでハミルトンをDRS圏内に入れません。
Lap71終了:ラッセルがトップチェッカーで初優勝です。
サンパウロGP決勝結果
まとめ
スプリントを制しグリッド1位からスタートしたラッセルが初優勝を成し遂げました。
おめでとう!ジョージ
He won the Sprint on Saturday, and on Sunday he went the distance! Your newest Grand Prix winner, Mr @GeorgeRussell63!#BrazilGP #F1 pic.twitter.com/97SGdUOXig
— Formula 1 (@F1) November 13, 2022
最大ダウンフォース設定のメルセデス、海抜700mの空力損失7%によるドラッグの軽減、セクター2で速いセッティング、タイヤに優しいマシン特性、これらがソフトタイヤのロングラン性能を引き出した。
フェルスタッペンとハミルトンが接触した事で楽になったレース展開、そんな中でも手を緩めることなく走り続けたラッセル。
予選の赤旗を作ったラッキーな展開はあったけど全体的な速さがあった。
ペレスが20周を過ぎたところで大きく遅れだした時点でラッセルの優勝は決まっていたでしょう。
対するレッドブルとフェラーリはウィングレベルがミディアムハイ設定だった事でタイヤを保てなかった。
フェラーリはここ数戦の状況から勝負にならないと思うが、レッドブルがイニシャルセッティングを間違った事もメルセデスを助ける結果になっています。
序盤に不利を被ったハミルトンが結果的に2位に戻っている事が、メルセデスがインテルラゴスに合ったマシンを用意出来た事を証明しています。
ミディアムがソフトよりもデグラ大きいなんて誰にも予想出来なかったでしょう。
色々な状況がとにかく味方をした。
今年、優勝する事は無いと思っていたメルセデスの活躍は驚きでした。
チャンピオンのフェルスタッペンは出入りの多いレースとなった。
早々にハミルトンに仕掛けて自分だけ転落、ポイント圏内まで戻ってきて最終SCでチャンス到来、ペレスに譲ってもらいアロンソを攻めるが抜けなかった。
約束のポジションを戻す事無くチェッカーを受けている。
チームオーダー無視、何か考えがあるとは言っているが、チームがあってチャンピオンになれる事を忘れてはいけない。
ベッテルとアロンソのベテラン勢、共に魅せてくれました。
ベッテルは序盤元気よくオーバーテイク連発していました。最後はソフトが無くて不利になってしまったけどね。
最終SCからの再開前、アロンソの前のオコンに対して注意する無線が入っていて笑った。
オコンをあっという間にパスしたアロンソは5位まで上がっていった。
角田はとにかく空気のように息をひそめていた。
最後のSC中、ラップダウンで一人取り残される事態に遭遇、コンピューターの判断ミス?
あれだけ長いSC周回がありながら何をしてるのやら・・・。
レースコントロールはレースを見てないんですねぇ(笑)
角田に関しては数戦前ぐらいからグリップ無い無い無い無い、マシンが根本的におかしな事になっていそうです。
チームとしてもコスト削減消化試合なんだろうねぇ。
ラスト1戦まともなレースをして欲しいです。
とにかく、メルセデスが今季1勝出来た事が本当に良かったです。
アブダビはタイヤがソフト方向なんだけど・・・2勝目あるかな。
ラップダウンの角田だけSC中に前に行かせてもらえない。
良く判らない裁定。
どのみちポイント圏外でしたが、今年のレースコントロールは変な裁定が多いですね~
経験不足感が半端無い。
コンピューターまかせの判断で、ピットロードが特殊なために角田を認識出来ていなかったらしい。
ライブタイミングを見ててもおかしいと判断できるのに・・・絶対ルールのスチュワードさん仕事してくれい。
コンピュータが全部正しいなら、スチュワードを全員解雇しろ、なんて言ってる人がTwitterで見受けられますが、心情的には分かります。
去年マシが恣意的に運用したから、コンピュータの結果に介入できないそうですが、フェールセーフという意味では反対ですね。
マシの運用が間違ってるだけで、コンピュータはあくまで補助でしょうに。
明らかにトラック上で最速のマシンだったメルセデスW13。
メルセデスが速くなったというより、レッドブルが突然遅くなったという感も否めないけど、レッドブルでも2台揃ってここまで強さを感じさせたレースは無かったような。
という訳で、今年のコンセプトも正解の1つだった事が証明されてしまった訳だけど、来シーズンのデザインはどうするんだろう?
メルセデスW13「ゼロポット」が特定のサーキットでも可能性を示す事が出来たのですが、
あらゆるコースでも競争力の高いオールラウンドなマシンになるためには、まだまだ道のりが遠い感じですね?
もし来年「ゼロポット」を捨てて新しくデザインし直すとなると全て仕切り直してスタートしないといけない?
実際にドライブしてきたラッセルとハミルトンが、どう「ゼロポット」を評価するか次第ですね?
運命の別れ道?
トトの発言は、ある意味で裏返しです。
バウンシングの原因がわからない→バウンシングを完全に制御できるフロアを用意。
最近では、ドラッグが多いと言っていますので、ドラッグを削減したマシン作りをしているでしょう。
レースコントロールは画面だけしか見てないと思ってましたが今回もその通りにでした
悪化するだけの改革するする詐欺
フェルスタッペンへの5秒ペナもハミルトンが閉めすぎたように見えるのでレーシングインシデントじゃないかなと思います
レッドブルがノーチャンスなのはスプリントを見てから分かっていましたがまさか不穏な空気がチーム内に出てくるような状態になるとは…笑
ペレスが直接フェルスタッペンを助けた場面があったかは疑問ですがチームに従いチームを助けてた事は確かなので、フェルスタッペンもチームが望んでいるペレスのドライバーズタイトル2位獲得の為に行動して欲しかったです
メルセデスの調子が戻って来てる今チーム内の雰囲気を悪くすると来年の争いに影響が出そうで心配です
フェルスタッペンとペレスの件ですが、日本人の心情からすると「なんだかな~」と成りがちですが、似たような事は昔からありました。
チームメイトとして広報活動中は仲良く見えても、まず倒すべき敵ですからね。
この世界、物分かりのいい人では生き残れない。
ましては、世界一に成ろうかという人は….
みなさん、JINさんお疲れ様です(眠いですよね~)
スプリント予選からタッペン君だけMタイヤ
あれれ???どーしたの?って疑問は
本戦の後半にSタイヤを連続投入する狙いだった・・?
以外には見当たらず・
スタート後のアクシデントもハミヤン寄せてましたよねぇ
タッペン君が無線でも言ってましたが「じゃぁ俺は何処を走れば良いんだよ」
推しの選手によって判定は分かれる所だとはおもいますがww
あの5秒がなかったら少しはマシだったかも??
しかし
まさか本当にあのかっこ悪いゼロポッド号が勝つとは~
どちらかといえば他が遅かったって感じですがレッドブル手を抜きすぎ??
でもジョージは予選でやらかしてた割りに「太い心臓」ですね(by浜島さん)
F1界は若い世代に入った感じがより強くなりましたね。
最後に
何故か?メルセデスのPIT内と言えばアンジェラさんばかりを映し出す国際映像
最近はハミヤンより彼女の方が多い?ような??
ライトや光りかた、写す角度に寄ると思うんだけど昨夜(今朝?)の
アンジェラさんはニィ~って笑ってる顔が怖かったぁ~ww
目が光って見えるし。なんだかマイケルジャクソンのスリラーみたいな
雰囲気www って感じてたのは私だけかしら?
(メルセデスファンの方ごめんちゃい)
既にタイトルが決まった後どのような形とは言え
残り僅か2レースのギリギリセーフで優勝、更にワンツーと言う果実を手にしたメルセデスに「おめでとうございます」と言いたいです。
これで何とかシーズン未勝利だけは回避する事が出来ましたね?
メルセデスの面目躍如と言った感じでしょうか?
ラッセルの初優勝が決まっただけに
後はハミルトンの1勝を達成するのみですが難しいかなぁ?笑
でも来年に向けてモチベーションの上がる貴重な勝利とワンツーフィニッシュだったと思います。
まだフェラーリとのコンストラクターランキング2位争いも残っているので気持ちも引き締まっているでしょう。
それに比べてWタイトルが決まったレッドブル今回の不甲斐成さ?
「勝って兜の緒を締めよ」ですね?
最終戦には良い形で締め括って欲しいです。
ラッセルの初優勝を貶めるつもりはないが、Q3終了間際にレッドやイエローの要因を作ったドライバーに何らかの罰則を設けないと「あいつわざとじゃね?」の灰色の疑惑が今後も燻りすっきりしないと思います。
日本のスーパーフォーミュラーって
そうなってますよね
(赤旗の原因はグリッドさがれぇええーー!ルールww)
チャンピオンシップ2位の座を巡って譲れ譲らんでRB/Fe共にチーム内ドタバタしてますが、あれ見て鈴鹿でセナがベルガーに優勝をプレゼントしたことを思い出し「セナって偉かったんだなぁ」と遠い目になりました。
いや、個人的には白けましたがw、あれ程絶妙に微妙な空気の表彰台は見たことありませんベルガー引き攣ってたし。(今宮さんは感極まって泣いてたけど)
全員了承根回し完璧以外のチームオーダーは断固反対、です。
「正直者がバカを見る」では無いですが、律儀にチームオーダーを守ってチームとエースドライバーのために犠牲となった歴代セカンドドライバーもいれば、事前に約束取り決め事を守ると言って、いざ本番になって気が変わり勝利を掠め取ったドライバーも過去にいた?
よくあるパターンでは、次のシーズンから他チームに移籍するドライバーに寝返り者が多いですね?
逆に引退表面するドライバーが最後の御奉公としてチームとチームメイトのために犠牲になるパターンも?
サインツ(3位)とルクレール(4位)にしても
フェルスタッペン(6位)とペレス(7位)にしても
「譲れ」と言ったところで、「追い付いたなら然るべきところで譲る」ならともかく
「わざわざペースを落として相手が来るのを待っててもなぁ」というのが本音でしょう
特にフェルスタッペンはそのことで手を抜くというのが嫌いな感じがするし
理由を言わなかったのも、手を抜かれたことで相手のプライドを傷つけるようなことに
したくなかったのかも
そう言えば1991年日本GPでセナから優勝を譲られたベルガーが、
セナが急にペースダウンしたからエンジントラブルでも起こったのか?と思ったのが、待ってくれた?ベルガーにポジション譲ったか?
その事でベルガーが少し不愉快な気分になったとか?
後年インタビューで、ベルガーが応えた記事を見た様に記憶しています。
相手に対して(チームメイトに対して)
良かれと思って取った行為が逆に仇となってしまう事も?
よく相撲の世界でも勝ち星の貸し借りをして負け越しを回避するのは聞いた事有りますが?
今回とは状況が違いすぎる
ベルガーが譲ってくれって言っててやったことなら不愉快にはならなかったんじゃない?
そもそも抜いた上にあんな大差つけたあとチェッカー前で待つような真似をされたら不愉快にもなるでしょ
単純にセナって嫌なやつだなって当時思ったわ