2022年F1第2戦サウジアラビアグランプリ、金曜日のプラクティス2は現地20時15分より1時間行われました。
天候は晴れ、気温22℃⇒21℃、路面温度24℃⇒23℃となっています。
20km先のコンビナートが爆発して、スタートが15分遅れています。
フェラーリが先行してタイムを出し、レッドブルが追いかける展開。
タイムは昨年のFP2の1秒落ちになっています。
フェラーリは2台共に壁に接触している。ハースはマグヌッセンが停止、角田も最後に停止してしまった。
最速タイムを記録するには、C4の温度管理が非常に重要となっています。攻めすぎ厳禁!
サウジアラビアGPプラクティス2結果
ベストタイム・ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
ベストセクタースピード(TOP6)
ロングラン平均タイム順
データはAMuSより
Pos | Driver | Ave.Time | Laps | Tyre | Stint |
---|---|---|---|---|---|
1 | P.ガスリー | 1.35,168 | 5 | soft | 2 |
2 | D.リカルド | 1.35,508 | 4 | soft | 2 |
3 | G.ジョウ | 1.36,435 | 12 | soft | 1 |
4 | Y.角田 | 1.36,661 | 10 | soft | 1 |
5 | A.アルボン | 1.36,907 | 4 | soft | 2 |
6 | M.シューマッハ | 1.37,183 | 8 | soft | 2 |
7 | L.ノリス | 1.37,261 | 5 | soft | 1 |
8 | L.ストロール | 1.37,738 | 5 | soft | 1 |
Pos | Driver | Ave.Time | Laps | Tyre | Stint |
1 | M.フェルスタッペン | 1.35,197 | 11 | medium | 1 |
2 | S.ペレス | 1.35,352 | 10 | medium | 1 |
3 | L.ハミルトン | 1.35,874 | 13 | medium | 1 |
4 | G.ラッセル | 1.36,112 | 17 | medium | 1 |
5 | E.オコン | 1.36,170 | 10 | medium | 1 |
6 | P.ガスリー | 1.36,276 | 8 | medium | 1 |
7 | L.ノリス | 1.36,432 | 11 | medium | 2 |
8 | D.リカルド | 1.36,763 | 9 | medium | 1 |
9 | L.ストロール | 1.37,908 | 4+11 | medium | 2 |
Pos | Driver | Ave.Time | Laps | Tyre | Stint |
1 | F.アロンソ | 1.35,946 | 11 | hart | 1 |
2 | A.アルボン | 1.36,098 | 10 | hart | 1 |
3 | M.シューマッハ | 1.37,350 | 5 | hart | 1 |
レッドブルのノーズについて
もしかしたら使ってたかもです。
こんな感じにカバーの中身が露出してただけの可能性が pic.twitter.com/77dYsnG9zt— 悠々 (@Yuyujiteki_Si) March 25, 2022
カバー無しのむき出しのノーズの形がアップデートに見えただけ。
これは早まった情報でした、ごめんなさい。
今後、カバー形状を変えれる可能性もあります。
まとめ
フェラーリは低中速域(~180km/h)に優れ、レッドブルは高速域(180km/h~)に優れる。
フェラーリは前寄りのダウンフォースバランスをもっていて、レッドブルは後ろ寄りのダウンフォースバランスを持っている。
レッドブルはストレートエンドで5km/hほど速いです。
バーレーンでの速さの違いが、このジェッダでも繰り返される。
サウジアラビア国営のアラムコが対立する派閥から攻撃を受けています。
長い長いミーティングの後、チーム・ドライバー・FIAの間で合意が得られレースの継続が決定したようです。
これ以上、何かあれば中止になる可能性が高い。
油圧系、燃料系、ギア系、等々、パイピングや繋ぎ目があるパーツのトラブルが多いですね。
やはり、バウンシングによる振動は色々な部分に負担をかけるんでしょうね。
その点で言えば、一番揺れてるメルセデスには、その手のトラブルが起きてないのは流石なのかな?
メルセデスの中身は強いですね。
フェラーリにも同じ事が言えると思います。
全てを作っていて、予算が多いチームの強みかな。
バウンシングによるマシンへのダメージを避けるために、以前なら効果的に縁石を使ってのライン取りも極力無くすドライビングが求められそうですね。
決勝での追い抜きもですが、予選タイムアタック中でも正確で丁寧なラインをトレースする?
シーズン22戦の長丁場に備えて。
その点においてハミルトンは、超トレーサー名人?
GPDA、F1ドライバーズアソシエーションからの声明
昨日はF1にとって困難な日であり、F1ドライバーにとってはストレスの多い日でした。
この速くて挑戦的なジェッダトラックでF1カーを運転したことがないかどうかは理解しにくいかもしれませんが、事件からの煙を見て、完全に集中したレースドライバーであり続け、人間の自然な懸念を消すことは困難でした。
その結果、私たちは自分たちの間で、チームのプリンシパルと、そして私たちのスポーツを運営する最も年配の人々と長い間話し合いました。 多種多様な意見が共有され、議論され、F1の勢力だけでなく、安全対策が最大限に引き上げられていることを説明したサウジアラビア政府の大臣の話を聞いた結果、私たちが実践し、資格を得るという決議が得られました。 今日と明日レース。
したがって、2022年のサウジアラビアグランプリが昨日起こった事件ではなく、良いレースとして記憶されることを願っています。