レッドブルリンクで2週連続開催の第2戦シュタイアーマルクGPは、雨のため土曜日のプラクティス3が中止になった。金曜日の時点で想定されていたため各チームの準備は整っている。
雨が止んで路面状況が良くなるまで待ち、46分遅れで開始されました。
予選レポート
天候は雨、気温15℃、路面温度20℃で予選はスタートしました。
Q1
全車ウェットタイヤで走り続ける作戦となり、24秒台からスタートしたタイムはどんどん上昇していった。
上位は18秒台に入り、終盤ターン9でコースアウトしたジョビナッツィがピットに戻れずコース脇に停止したため、最終的に赤旗で終了。
ペレスがまさかの敗退、レーシングポイントは2台とも苦労していた。
Q2
開始前に全車ピットロードに並ぶ、15台になり間隔をあけてクリアラップをとれるようになっている。
ハミルトンとフェルスタッペンは17秒台の争い、フェラーリは3セット目のウェットタイヤを投入してしまった。(3セットしか使用できない)
残り2分で雨量が増加してタイム更新が止まってしまった。
ラストアタックでガスリーだけがタイムアップしている。Good Job!!
Q3
雨が強まると予想されフェルスタッペンが真っ先にコースイン。
残り4分ハミルトンが20秒台へ、フェルスタッペンも続くが残り1分30秒でハミルトンが19秒台へ、フェルスタッペンはラストアタックのターン9でベッテルが前に居て、ラインがアウト寄りになってしまいハーフスピンで勝負あり。
1.2秒差か・・・。
シュタイアーマルクGP予選結果
まとめ
レインマスターハミルトンここにあり!
本当に、「ファンタスティック」なラップでした。ハミルトン自身が無線で叫んだ通りに異次元なタイムでポールです。
フェルスタッペンは、例えラップが完成していも届かなかったでしょう。サインツは嬉しい3番手となりました。
全セッションがウェットなった予選は、走り続けなければならないミニウェットレースとなった。
各ドライバーのテクニックは必要な事だけど、マシンのドライバビリティが圧倒的に必要な中、レーシングポイントだけがプラクティス通りの速さを発揮できなかった。
はて?何が起こったのか、わからんのです。
決勝はハミルトンとフェルスタッペンの一騎打ちになりそうです。ドライとなりスタートタイヤを自由に選べる状況で、どんな戦略のぶつかり合いになるのか?
なんとなく元気がなかったハミルトンが復活しそうな予感です。
明日に順延かと思っていた予選ですが、結構無理矢理に慣行しましたね。
ただでもレース数が少ないので、他のサポートレースへの影響を最小限に留めたい意図も感じました。
何よりも、このコンディションで大きなクラッシュが無かったのは幸いでした。
このようなコンディションでは、たまたま雨足が緩んだタイミングでアタックしたか否か?が結果に大きく影響します。
運も実力の内ですかね。
ラバーが流れてしまったF2の決勝は波乱があるかも?
角田頑張って欲しいですね。
あるか?ポールトゥウィン!!
管理人様へ
Q3の各セクタータイム、Q2のものとなっています。
あぁ~そうか・・・LTは予選全体のベスト表示なので、こうなってしまうの忘れてました。
どうしようもないのです;;
通常、Q3が各車ベストになる事が殆んどなので、予選全体ベスト表示とは知りませんでした。失礼しました。
水しぶきで、各車のエアフロウが可視化されてて、興味深かったです。
マクラーレンは後方の乱流があまり暴れておらず、ドラッグが小さそうに見えました。
メルセデスのパージボードからサイドポッドまわりの気流が、綺麗に整っているのも印象的でした。
それに比べてフェラーリは、流れが整ってないように思いました。
車の安定感とトラクションの良さが段違い
明日は涼しいらしいから何事も無ければメルセデス1.2は堅いかな‥
フロントローは、上手くハミルトンとマックスが分け合ったので、いいシュチュエーションです(^.^)
4番手ボッタスが、どう前方の2人を追うのか?注目していますが、
3番手サインツとのマッチアップが先決です(^.^)
先ずは、ガスリーに拍手!存在を示したね。
レーシングポイントの沈没!この空力デザインの本質を理解していないのだから、ウェット時の設定理論が存在しないのだろう。物真似の限界だな!
1.2秒差には驚いた、最後に走ったハミルトンには特別に条件が揃ったのではないか?実力があると運も巡ってくる。
先に行かれて苦しいが、レースはピット勝負と思う。涼しいレッドブルリンク、HONDAの進化が問われる。