予選ではメルセデスが圧倒的に速かった、フェラーリは0.6秒も離されておりスタートで前に出る以外にチャンスはない。トップ4台はUSタイヤでスタートする。
スタート順とタイヤ
え??なんでハートレーはHSなんだよ、わけがわからない。
ロシアGP決勝レポート
天候は曇り時々晴れ、気温24℃、路面温度25℃でスタートしました。
スタートではボッタスがトップをキープ、ベッテルに並ばれたハミルトンはボッタスのトウを使い加速してベッテルより先にターン2へ入り1,2体制をキープした。
後方フェルスタッペンは1周目で11位まで浮上、その後も次々にパスしていきLap6終了時点で6位になっている。
トロロッソ勢はブレーキに問題があるようで2台ともいつの間にかリタイア。
Lap6終了時点
HSスタート勢が続々とピットインしてSへ交換していく、USも思っていたよりデグラが酷いようです。
Lap13:ボッタスはSへ
Lap14:ベッテルがSへ
Lap15:ハミルトンはSへ、ベッテルの後ろ5位になってしまった。
Lap16:ハミルトンはターン2でベッテルに並びかけるが抜けない、その後のターン4でパス。
Lap19:ライコネンはSへ5位で復帰
Lap20終了時点
この時点で既にソフトイエロー耐久レースになってしまった。ピットインしていないのはフェルスタッペン、リカルド、ヒュルケンベルグ、サインツだけとなっている。
Lap25:ハミルトンはボッタスをパスして2位へ、チームオーダーなようです。
2位ハミルトンはペース調整、フェルスタッペンから距離を置き3秒差、後方ボッタス2秒、ベッテル2秒と連なって走っている。
Lap33:サインツはUSへ16位で復帰
Lap36:ヒュルケンベルグはUSへ11位で復帰
ミッドフィールドトップはルクレールがマグヌッセンに12秒差をつけている、MAG・OCO・PERは延々と連なってバトル中、フォースインディアはポジションを入れ替えてMAGを攻略しようとしましたが並ぶ事も出来ずに断念。
Lap39:エリクソンはUSへ13位変わらず。
Lap40:リカルドはUSへ、ダメージがあったフロントウィングを交換しています。
Lap44:フェルスタッペンはUSへ5位で復帰
Lap44終了時点
Lap48:トップ3台は等間隔でバトルを展開、3番手ベッテルは諦めてません。
ラスト数周スパートをかけ始めたメルセデス勢、ベッテルに4秒差をつけました。もしかしてボッタスにポジション戻すのか?と思っていたら無線連絡でこのままでフィニッシュするよとメルセデス。
53周終了:ハミルトン、ボッタス、ベッテルとフィニッシュしました。
ロシアGP決勝結果
順 | No | ドライバー | チーム | Lap | Gap | Int | ピット |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 53 | 1:27’25.181 | 1 | |
2 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 53 | 2.545 | 2.545 | 1 |
3 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 53 | 7.487 | 4.942 | 1 |
4 | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | 53 | 16.543 | 9.056 | 1 |
5 | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 53 | 31.016 | 14.473 | 1 |
6 | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 53 | 1’20.451 | 49.435 | 1 |
7 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | 53 | 1’38.390 | 17.939 | 1 |
8 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | 52 | 1 Lap | 1 Lap | 1 |
9 | 31 | エステバン オコン | Force India | 52 | 1 Lap | 4.008 | 1 |
10 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | 52 | 1 Lap | 4.083 | 1 |
11 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | 52 | 1 Lap | 15.651 | 1 |
12 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 52 | 1 Lap | 4.223 | 1 |
13 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | 52 | 1 Lap | 17.722 | 2 |
14 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 52 | 1 Lap | 19.387 | 1 |
15 | 18 | ランス ストロール | Williams | 52 | 1 Lap | 0.935 | 1 |
16 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | 51 | 2 Laps | 1 Lap | 1 |
17 | 55 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 51 | 2 Laps | 4.117 | 1 |
18 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | 51 | 2 Laps | 1.159 | 1 |
dnf | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 4 | 49 Laps | 47 Laps | 1 |
dnf | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 4 | 49 Laps | 40.697 | 2 |
まとめ
金曜日からメルセデスが圧倒的スピードを見せつけて、予選・決勝と完全勝利!メルセデスはハミルトンをしっかりと勝たせて、ポイントでベッテルに2勝分である50pの差をつけた。
インタビュー時のハミルトンが何故か反省しているようなポージング、どっちもなんか可哀そうな感じになった。ボッタスに譲ってもらったり、サポートしてもらった勝利は今季これで何回目か忘れたけどその分のポイントが今の差になっている。
ボッタスがフェルスタッペンをパス出来ていれば良かったんだけど、レッドブルってコーナーは速いし後ろに発生する乱流も凄いんだろうなぁ。
前半戦でソフトタイヤ耐久レースになってしまった、タイヤルールは変更する必要が出てきたかなっと感じるレースだった。それか思いっ切り空力パーツを減らすかどっちかだね。2021年以降の18インチホイールになった時に大きな変更があるだろうから、それまでは我慢かな?
リバティはマネージメント面で、色々とやっちゃうよと頑張っているし、2019年の空力規制も半ば強引に決めている。スポーティングレギュレーションにも手を付けていきそうだから、案外早くにタイヤルールは変更があるかもしれないね。
金曜日スペック3に好感触を得たトロロッソホンダは、この決勝何があったのかわからないぐらいの序盤に消えて??ブレーキに問題があったとかなんとか。まぁどっちにしろ捨てレースだったからいいけど、日本GP前にして不安要素だ。
鈴鹿は誤魔化しは一切通用しないから、全力で頑張ってもらいたいです!トストさん頼んだぜ。
耐久レースでももっとアクションがあるぞ、と言いたい様なレースが続きますね
フェルスタッペンのオーバーテイクショー以外は、正にF1カーのパレード
途中で見るの止めそうになりました( ̄▽ ̄;)
メルセデスは、わざわざオーダーを出さなくてもと思いましたが、その強かさがフェラーリとの違いなんでしょうね
ただ、2人の態度を見る限り、レース前の取り決めとは違ったシナリオだったんじゃないかなとも思えます
何にせよ、気まずさの残るセレモニーでの姿、メルセデス内でこれが今後遺恨として悪影響を出さなければいいですが…..
トロロッソは、早々にダブルリタイア、しかも同じリアブレーキトラブルっぽいとかなんとか
残り5戦、ザウバーとは3ポイント差、信頼性不足でこの先リタイアしている余裕はもう無いですよ
しっかりと原因究明と対策を!
本当につまらない展開で ベッテルがハミルトンに抜かれてからは何度と観るのやめようかと。ルノー今回は二台入賞と踏んでたんですがダメでしたね。
鈴鹿は台風直撃みたいですね。セントレア空港も台風被害出てたみたい心配です。
ハートレーが追加でグリッド降格したのは気になります。新品の旧パワーユニットなら新型のストック無効になるのですかね⁇ハートレーのHSスタートは驚きでした。このチームは戦略エンジニア酷すぎ。
単純な話、Q2で使ったタイヤをスタートで使えって奴を止めれば良いだけだよね。
さらに言うと、タイヤは1レースでドライ、インター、レインの3種で十分。1メイクなのだから、イコールコンディションを提供すれば良いだけ。タイヤ交換義務も不要。
今のレギュレーションは無駄にタイヤで勝負を演出しようとして失敗している。
ブレーキは決勝前に許される範囲での、パーツの変更をしている。現在リアだけは電子制御になっているからセンサー系の不具合を誘発した取り付けミスか?フロントはブレーキペダルにリンクする油圧、ラインの不備による油圧抜けか?
Q2の最速タイヤスタート規定は邪魔ですね。
あまり変更しないなら、トップ10はQ3最速タイムのタイヤの方がいいような気がします。
硬いタイヤでスタートしたいならポールを諦めるとかね。
PUストックルールは、一つのグランプリ中に同じコンポーネントを複数導入した場合、持ち越せるのは最後の物だけです。
ハートレーはICEはスペック2で、TC.H.Kをスペック3用の混合仕様だったみたいです。
① ある記事によるとブレーキトラブルは左右のダクトの取り付けを間違えたとか。。
② ハートレーのハイパースタートは、1周目でソフトに交換する戦略だったらしいです。
③ ルノーは何故あんなに遅いのか?
ワークスルノーもマクラーレンとあまり変わらなかったような。。
④ そんな中、タッペンは速かった。
ウイリアムズを抜けないどころかコーナーでアウト側からバンバン抜いていた。
ハースだってストレートエンドで余裕でパスしていたような。。
⑤ 台風24号もすごかった。実家の車庫の屋根が破壊されました。
今、デブリの回収終わりました。グリーンフラッグです。
①のダクトの取り付け間違いの記事は見当たらなくなっていました。
私の見間違えかもしれません。申し訳ございません。
皆さんの書き込みをいつも楽しみに見ております。
でも最近のF1はなんか面白くないなー
ホンダが再参戦してから5年、ウォッチしてきたけど、なぜこう言う状況(トロッソホンダだけでなく他のチームも順位変動があまり起こらない)なんだろうと考えました。
結論は、F1界全体が人材不足なのでは・・
F1に要求される要素を上げてみると
車体、パワーユニット、空力特性、タイヤ戦略、ドライバー、メカニックを含めたピットチームとリーダーの能力、背後にいる研究開発、製作、シミュレーション技術などバックアップ体制、どれをとっても最高の能力と経験値が要求される世界です。
F1を動かすには、それぞれの要素で専門性と経験値を持っているリーダー、その下だ動く能力のある実働要員などなど、全体では相当な陣容が必要です。
トップ2~3グループは、これらを処理する能力ある人材が満たされているチーム、下位グループはどこかの部署が欠けているチームなのでは。
マクラーレンをみてもそこに問題があったように思えますし、トロロッソが同じこと繰り返す有様をみてもそう感じるし、恐らく、こういう状況はこれからも変わらないと思いますが、どうなんでしょ?
以前から予算順位なF1ですからね、09〜13までのエンジン開発凍結はかなり効果が高かったと思います。ザウバーが表彰台とかワンチャンがあった。
しかし、エンジン開発の無いF1の面白さは半減だったと感じています。
今のままでは何も変わらない。レギュレーションを固定して、下位チームが追いついて来るのを待つしかないです。
そして予算制限の導入は、必要になってきそうですね。リバティはかなり強気にこの事案を進めているので、2021年からは何かが変わるかも。
トロは開店そうそう売り切れだし、ぼっさんはあっさり譲っちゃうし、見どころのないレースだったねえ。
まだ競ってるときなら理解できなくもないけど、ポイント大差ついてるときにやられちゃしらけるばかりだ。 建前だけでもチームオーダーは禁止、そのレースのポイント剥奪くらいのことにしておいたほうがいいと思う。
私が結果しか見なくなったシューマッハ1強時代は、シーズン序盤からチームオーダーしまくりでした。
今年のボッタスはあの当時のバリチェロだな。
テールトゥノーズバトルできないマシンが改善されれば良いのだけど、空力の大幅な制限と壊れないレンジの広いタイヤが必要になる。
難しいバランスですよね。
最近発想力のない開発技術者が多いですね。先端技術は範囲の端0とMax、極めると言う考えの技術です。が、その端、極は通過点と考える様な発想力が無くなっています。教育や制度が人を科学、知識を鵜呑みする盲信者(カルト)に変えているからです。風洞が作られた理由や空気力学を考えた理由を忘れ、シミュレーターで再現できると考える者が作る駄作だから、何故、そうなったか気付かないのでしょう。レッドブルはテスト回数が少なくなった時に、いち早くテスト装置(エンジンとギャーボックス、サスベーション、タイヤ、リヤー部分を構成する装置)を作り、実際のテストでのデータ(車の動き)をテスト装置に反映して、開発の手助けをしていたと聞きます。シミュレーターは設定範囲で作動します。ですから、当然、設定範囲の極では想定外の動きとなります。それが理解できるから、エイドリアンは手書き(自分の想いつきや考えを描く)なのでしょう。駄作(風洞での空力を重視したり、良いと言ったモノ(F1)はその時点からダメになるモノです。)を見聞きするたび、何故かを考えると楽しくなってきます。作られたF1(車)の違いは、開発者それぞれの想い発想です。それは人の言う個性なのでしょう。
チーム
「おーい、ぼったす~ハミやんがツンツンされて
タイヤしんどいって言ってるから、ちょっとだけ忖度しておくれ~」
・・・・その後・・・・
ぼったす
「すんまへん、この後、最後はどんな感じでフィニッシュ(元に戻す)しましょか?」
チーム
「そのことについてはレース後に話をしよう」
ぼったす
「悲~」
とろろっそHONDAの二台は勝手にくるくる回って
「ぼぼぼぼくのブレーキに何がおこってるの~!!!」
・・・・その後・・・・
とっととガレージへ~
ココまででレースの見所は終ったも同然・・・
耐久レースならWECの方が面白いかもです(涙)
次回SUZUKAは、わくわくドキドキの
すっごいレースを期待しましょう
ブレーキシステムには異常な数値がなかった。ハード側でのブレーキ異常と言うが、キャリパーアッセンブリー等の部品か?組み立て等の技術問題か?
小さなチームは何時も費用(部品の使用時間の制限と検査管理、納品部品の品質検査と管理、組み立ての品質検査や動作確認等の検査)で大きな問題(事故)に至る、小さな問題(検査時間や機材等での漏れ)が多く発生します。
その一つの要因は、少人員ではクロス確認が取れないから、不良やミスの発見が困難になります。それに、忙殺です。
イギリスでのサスベーション破損や今回のブレーキ故障の要因が僕には同じに思えるのです。
ワークス体制での、ホンダとトロロッソの体制力のアンバランスがカタチとなって現れて来ている様な、良くない兆候に思えます!
規模の差からトロロッソの場合にはやはり、人、物、金のクロスオーバーが必要あるのかもと思えます!