ベルギーとイタリアGPが行われたスパ・モンツァの高速サーキット2連戦で見えたアップデートに注目して見ましょう。
また失格となったハースのTトレイデザインについても注目します。
トロロッソ:リアウィング
トロロッソはモンツァ用リアウィングのDRSアクチュエーターのデザインを変更。
DRSを開いた時にピタッと収まるデザインになっている。空気の流れを綺麗にする事と開き過ぎ防止に役立つ。
メルセデス:リアタイヤホイール
リアタイヤが発熱しやすいため作動温度を超えブリスターが発生しやすいメルセデスはホイールを改良。
右(⇒)がベルギーから使っているモデル。イタリアではハミルトンがライコネンよりブリスター発生が少なかった事から効果はありそうです。
ハース:Tトレイ
ハースのTトレイ(フロアの先端)は角のR規定部分のレギュレーション解釈の違いにより違反となった。
ハースは白矢印の部分が規定を守っていると主張、しかしこれはどう見てもフロア底面ではないな。赤矢印の部分が底面部分だからここの角が丸くなっていなければならない。
フェラーリ・メルセデスのTトレイ先端とレギュレーション。
このハースの失格に際してはルノーが訴えを起こし、ルノーはポジションを守るために意地悪いなどの意見も見られますけど、そんな事は関係なしに違反は違反です。
これに関してはFIAも猶予を与えていて、レギュレーシション解釈に対する見解を7月25日に通達。イタリアGPから厳粛に対応するとしていた。新しいデザインをハースが導入出来なかった事が問題である。
更新できるまで復旧されたんですね、良かった安堵しました。
ハースはなぜ対策出来なかったんでしょうね。
この前のテストをキャンセルしたように財政的な問題なのか
発注先との関係で納期の問題なのか・・・。
急な変更には対応しきれないほどにコストカットして運営されている
ようにも思えるし、寄せ集めだとこうなっちゃうのかな・・・。
ハースモデルは急な対応は難しいですよね。
ほぼすべての製造が外注ですから仕方が無い事です。
でもそのほとんどが外注で手に入ってしまうイギリスは凄い。
札幌に関しては食品流通停止による余波が酷い事になっています。便利なコンビニやスーパーに頼ってきた住民は大変です。
私の家の近くには個人経営の魚屋、肉屋、八百屋があるので買えています。こういう時は小回りの利く個人商店の方が商品の納入が早い。
平常に戻るにはあと2週間ほど必要でしょう。
北海道の停電は発電所停止によるところが大部分なのでさほど大きな問題に感じません。
それよりも電線などのインフラが台風でなぎ倒された関西地区の方が心配です。
私の周りですけどスーパーに毎日入る食品が一時的に遅れるといった程度で
台風の影響は幸いにもありませんでした。
まだ停電されている地域もあるので完全復旧までにはこちらもかかりそうです。
経済的には関空の連絡橋にタンカーが衝突したり地盤沈下や
水没した滑走路や施設がかなりの尾を引いています。
連絡橋の道路部分は損傷していない方の片側2車線を対面通行にして
走行できるだけましですけど道路の下にある鉄道部分は復旧まで
4週間かかるという試算が出ているような状況です。