プレシーズンテスト7日目が終了、フェラーリのルクレールが午前中の終盤にアタックラップを繰り返して最速タイムを記録した。これは多分予選シミュレーションですね。

20時(現地12時)ぐらいからルクレールがタイムをどんどん更新、そこにアルボンも16秒台タイムを刻み、YouTubeのF1livetimingコメント欄は異様な盛り上がりを見せていた。

Sponsored link

プレシーズンテスト7日目結果

ドライバー チーム Time Gap Tyre Laps Day
1 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:16.231  C5 138 7
2 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ 1:16.882 0.651  C5 118 7
3 ランド・ノリス マクラーレン 1:17.084 0.853  C5 84 7
4 ピエール・ガスリー レッドブル・ホンダ 1:17.091 0.860  C5 65 7
5 ダニエル・リカルド ルノー 1:17.204 0.973  C5 65 7
6 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:17.496 1.265  C5 73 7
7 ランス・ストロール レーシングポイント 1:17.556 1.325  C5 103 7
8 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1:17.639 1.408  C5 71 7
9 ロマン・グロージャン ハース 1:17.864 1.633  C5 16 7
10 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:18.097 1.866  C2 85 7
11 ジョージ・ラッセル ウイリアムズ 1:18.130 1.899  C5 140 7
12 ケビン・マグヌッセン ハース 1:18.199 1.968  C3 53 7
13 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:18.863 2.632  C2 96 7
https://www.formula1.com/

ルクレール:「確かなのは、どのチームもそうだと思うけど、僕たちだって全開じゃない。まだいくらかマージンがあるし、もちろん、僕自身も少しある。まだ学ばないといけなくて、走るたびにマシンそのものに対しても快適になってきているから、今のところはいい感じだね。」

7日目のポイント

フェラーリは昨日ベッテルのクラッシュ原因がホイールのリムである事を特定したとの事。

https://www.formula1.com/(画像クリックで動画へジャンプ)

米家さんによるとこの動画を撮っていたのはフジテレビらしいです。今年からホイール中央部分より横に空気を抜き出すのは禁止になっている、そのためホイールリム付近に隙間を作って抜いている、新しいホイールの強度不足の可能性がありそうです。

 

ガスリーは午後、レースシミュレーション中の15:30頃にターン9でクラッシュしている。(赤旗中断約30分)

https://www.formula1.com/(画像クリックで動画へジャンプ)

後方をとらえた動画を見ると、コントロールを失う前に大量の火花が見えるね。縁石にフロアをヒット?ど真ん中付近から多く発生しているからギアボックス?なーんて憶測です。

 

今年はF1公式自ら分析記事を出してくれている。

F1 Testing: What the data tells us from Day 3 of Test 2

その中で各ドライバーが走行した時間帯がわかる表がある。(紫は最速ラップ記録時、緑はベストラップ記録時)ルクレールとボッタスは午後にレースシミュレーションをした。(赤線で囲ってみました。)

https://www.formula1.com/

メルセデスとフェラーリはレースシミュレーションを完了しており、66周を通したフェラーリの平均ラップタイムはメルセデスよりも0.25秒速かった。両チームがレース用の燃料量を搭載していたこと、3回のスティントともC2コンパウンドを履いたこと、それぞれのシミュレーションの開始が30分以内だったことを考えると、これまでのテストで初めて本格的な比較の機会だった。

上記のような情報がやっと出てきました。

 

7日目ハイライト動画