暑い夜の戦いバーレーンGP予選・決勝に向けてフリー走行では、フェラーリのライコネン優勢が色濃く出ています。ベッテルはちょっと調子悪い。
あの開幕戦のハミルトンの速さから、バーレーンのこれまでの結果を予想できた人はほとんどいないでしょう。
トロロッソホンダも悪夢のようなメルボルンから解き放たれここまでは順調です。
バーレーンGP予選結果
順 | NO | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:29.060 | 1:28.341 | 1:27.958 | |
2 | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:28.951 | 1:28.515 | 1:28.101 | 0.143 |
3 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:29.275 | 1:28.794 | 1:28.124 | 0.166 |
4 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:29.396 | 1:28.458 | 1:28.220 | 0.262 |
5 | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:29.552 | 1:28.962 | 1:28.398 | 0.440 |
6 | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:30.121 | 1:29.836 | 1:29.329 | 1.371 |
7 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:29.594 | 1:29.623 | 1:29.358 | 1.400 |
8 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:30.260 | 1:29.187 | 1:29.570 | 1.229 |
9 | 31 | エステバン オコン | Force India | 1:30.338 | 1:30.009 | 1:29.874 | 1.916 |
10 | 55 | カルロス サインツ | Renault | 1:29.893 | 1:29.802 | 1:29.986 | 1.844 |
11 | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:30.412 | 1:30.105 | 2.147 | |
12 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | 1:30.218 | 1:30.156 | 2.198 | |
13 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:30.530 | 1:30.212 | 2.254 | |
14 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:30.479 | 1:30.525 | 2.521 | |
15 | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:29.374 | 1.416 | ||
16 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | 1:30.530 | 2.572 | ||
17 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:31.063 | 3.105 | ||
18 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | 1:31.414 | 3.456 | ||
19 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | 1:31.420 | 3.462 | ||
20 | 18 | ランス ストロール | Williams | 1:31.503 | 3.545 |
※ギャップはベストタイム差
予選レポート
気温28℃、路面温度32℃にて予選はスタートしました。
Q1:真っ先にアタックしたハートレーはコースアウトした時にフロンドウィングを破損タイム出せず。フェラーリ勢とボッタスはSでアタックしてクリア。
フェルスタッペンはターン2立ち上がりでスリップしてクラッシュ赤旗になっています。これで15位確定となりました。
Things didn’t quite go to plan for @Max33Verstappen in qualifying… 🙈 💥 #BahrainGP 🇧🇭 #F1 pic.twitter.com/KsqmQZEbsI
— Formula 1 (@F1) 2018年4月7日
ハースのグロージャンまさかのQ1落ち。
Q2:ハミルトンはSでアタックしてフェラーリに肉薄。ガスリーはなんと9位で初Q3へ。ルノー勢が安定してタイムアップしていますが、マクラーレン勢は苦しくQ2落ち。
Q3:ガスリーとサインツは中古SSで1回目のアタック。1回目のアタックではトップ5まで0.3秒差と超接戦。
2回目のアタックではルノー勢が真っ先にコースインしたがQ2タイムを超えられない、ライコネンが最後にコースイン。ベッテルが快速たった一人27秒台へ、ライコネン届かず。
そしてなんとガスリーが6番手リカルドの後ろをゲット!
A stunning lap saw Sebastian Vettel claim his 51st pole position at the #BahrainGP 🇧🇭 #Quali #F1 pic.twitter.com/QSU6eioUpc
— Formula 1 (@F1) 2018年4月7日
まとめ
ベッテルが徐々にマシンを自分の物にして激速ポールポジション!ライコネンがつづきフェラーリの1,2体制。
ハミルトンはボッタスをも超えられず4番手タイム。
トロロッソホンダはガスリーが初Q3進出しなんと6番手へ!ハミルトンのグリッドダウンによりスタートは5番手。
おいおいどうしたんだトロロッソホンダ!ここまでやるのは予想外すぎる、オーストラリアの結果からもここまでは期待していなかっただけに嬉しさ倍増です!
So, Pierre, what did you think of that lap? 🤔 pic.twitter.com/0Ij65xmqIP
— Toro Rosso (@ToroRosso) 2018年4月7日
ガスリーが完璧にSSタイヤを使いこなした結果と、ルノー勢がQ3タイムアップできない病が発動したおかげだね。
レースではハミルトンには抜かれるかな?
一番の心配はマグヌッセンにスタートで負けない事だなぁ。ブロックの魔術師マグヌッセンも今回は結果が欲しいから極端な事はしてこないとは思うけどね。
11番手スタートのハートレーと共にダブル入賞も期待できるかも。
とりあえずトラブルやアクシンデントに見舞われない事を祈っときましょう。
二礼。パンッ!パンッ!一礼。
祝! トロロッソ・ホンダ Q3進出
「トロロッソ・ホンダの実力はこんなものではない」と
分かっていても半信半疑の第二戦の予選でしたが、
予想以上の展開に興奮しコメントしてしまいました。
※第二戦に合わせてスカパーを契約した甲斐があり、
ゆったりと大画面で観戦できました
ガスリー、ハートレーの二人が、経験値の差があまりない
バーレーンで本来のパフォーマンスを見せてくれた事が
一番の結果だと思いますが、二番目はやはり予選での
中団Gトップに貢献したホンダの執念でした。
落胆の第一戦から2週間で原因を突き止めた結果、2台とも
MGU-H,ICEを交換するのは苦渋の決断だったと思いますが、
今年のトロロッソホンダに必要な「きっちりレースで完走して
上を目指す」には必要な決断だったと思います。
明日の決勝も、信頼性さえ見せる事が出来れば結果は付いて
くると信じて応援したいと思います。
これは予想外すぎる!
ハートレーも惜しかった!
リカルドがフェラーリ内定?!ってな噂もあるし、ガスリーもフェルスタッペンみたいに本家昇格なんてことも!?
今シーズンはむちゃくちゃ楽しいな!
ガスリーやりましたね!
ベストオブレストの6番手、このままスタートなら5番手スタート
ハートレーもニュータイヤからスタートできる最前列を確保
しかし、非力非力と散々言われたホンダPU搭載のトロロッソが、4本のストレートを備えるバーレーンでここまでやれるとは
サインツも、バーレーンでのトロロッソのスピードには驚いたと言う旨の発言していましたし
シャシーのアップデートとシャシーとPUのマッチングがメルボルンより進んだ事、ドライバー2人がコースを知っている分自信を持って攻められたのも要因だったのでしょうか
決勝では、ハミルトンやフェルスタッペンが追い上げて来るでしょうし、ハースやルノーと言った強敵も控えているので、どこまでポジションを守れるか、はたまたあげられるか、そして無事完走できるか、楽しみ半分心配半分でレースを見たいと思いますw
逆にマクラーレンは、やはりロングストレートとテクニカルセクションの組み合わせのコースはやや苦手らしい感じが、タイムからも見えますかね?
そしてメルセデス
2台ともに苦しんで、フェラーリにフロントロー独占を許し、ハミルトンはペナルティ込みで9番手、挽回はして来るでしょうけれど、フェラーリの2人にボッタス、リカルドが皆順当に周回するならば、流石のハミルトンでも表彰台は厳しいかな….
リカルド次第では、久々にメルセデス無しの表彰式になっちゃうかもしれませんね
是非見たいですけれど(笑)