F1の最高責任者のバーニー・エクレストンはまたもエンジンに関して新提案を持ちだしている。
V6ターボERSとV8KERSの混走を提案
2017年の規定について改定期限を迎えて、現行規定のままで行くことが決定しているF1のエンジンはその価格が最大のネックとなっている。
ワークス・チームはもちろん無償で受け取っているがその他のチームは代金を支払使用している。その費用は2014年より約30億円と高額なものらしい。
2013年までのV8エンジンはKERS付きで約10億円と言われたいたので実に3倍にも跳ね上がっている。
この費用増加のせいで2014年にケータハム、マルシアが撤退追い込まれたと言っても過言では無いと思います。
バーニーさんが懸念しているのはこの状況が続けばF1チームの財政難を継続的に招き、またもチームを撤退に追い込み台数が減ってしまう。そしてF1のショーが成り立たなくなる。
それを防ぎたいからここまでしつこくエンジンに文句を言ってくるんですね。
エンジン規定を替える事は出来なかったエクレストンはエンジン供給先に値段を下げろと圧力をかけている、それか安価なV8KERSエンジンを混走させるという。
今回の提案は特にV8にこだわっているのではなく、エンジン価格に異を唱えています。F1というショーを今後継続していく事がバーニーさんにとっては一番重要な事で、参戦チームを確保する事はかなり重要なポイントになります。
そのチームの財政を助けることが必要だと考えているバーニーさん。F1の未来を考えた提案だと言うことですね。
たしかに現行エンジンは複雑過ぎると私も思います。難しい問題ですよね。
最高峰の自動車技術を競う場所であるべきか?おもしろいショーに特化するべきなのか?延々と議論されていくべき問題だと私は思っています。
それもまたF1の一部かなと・・・。