メキシコは今年アメリカの前に開催日を移動しました。2017年と2018年はフェルスタッペンが優勝しているレッドブルと相性が良いサーキットです。

空気が薄いことで、パワー差は抑えられ、純粋に最大ダウンフォース発生マシンが強くなります。また、インフィールドセクションでは縁石を使えるしなやかなサスペンションが求められます。

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メキシコGPのタイヤ選択

 

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2018年のタイヤ戦略

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アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス

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2019年ピレリのタイヤ指標

 

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R GP STRESS LATERAL GRIP ABRASION DF タイヤ 1周(km) Laps 全開率(%)
1 AUS 1 2 1 3 4 C2|C3|C4 5.303 58 77
2 BRN 3 3 4 5 2 C1|C2|C3 5.412 57 75
3 CHN 4 4 3 3 2 C2|C3|C4 5.451 56 72
4 AZE 3 2 2 1 2 C2|C3|C4 6.003 51 75
5 ESP 4 4 4 2 4 C1|C2|C3 4.655 66 71
6 MON 1 1 1 1 5 C3|C4|C5 3.337 78 58
7 CAN 2 1 1 1 2 C3|C4|C5 4.361 70 76
8 FRA 4 4 4 2 3 C2|C3|C4 5.842 53 71
9 AUT 2 3 2 1 3 C2|C3|C4 4.326 71 65
10 GBR 5 5 4 3 4 C1|C2|C3 5.891 52 70
11 GER 3 3 3 2 3 C2|C3|C4 4.574 67 78
12 HUN 3 4 4 3 4 C2|C3|C4 4.381 70 44
13 BEL 5 5 4 4 2 C1|C2|C3 7.004 44 70
14 ITA 5 2 2 3 1 C2|C3|C4 5.793 53 79
15 SIN 1 2 1 3 5 C3|C4|C5 5.065 61 49
16 RUS 2 3 3 2 4 C2|C3|C4 5.848 53 61
17 JPN 5 5 4 4 3 C1|C2|C3 5.807 53 51
18 MEX 3 2 2 2 5 C2|C3|C4 4.304 71 54
19 USA 3 2 2 2 4 C2|C3|C4 5.515 56 59
20 BRA 3 4 3 3 4 C1|C2|C3 4.309 71 68
21 UAE 2 3 2 2 3 C3|C4|C5 5.554 55 63

STRESS:全体の負担度
LATERAL:横方向の負担度
GRIP:路面のグリップ
ABRASION:路面の粗さ
DF:ダウンフォース

まとめ

ピレリの指標は昨年ダウンフォースは4でしたが、今年は潔く5としています。レッドブルの2年連続優勝、昨年のフロントロー独占によってドラッグ増加を含むダウンフォースレベルの底上げが必要と判断しています。

決勝でのタイヤ戦略は昨年を見ると今年はSSが無い、このSSは今年でいうところのC3.5なわけですから、今年はC4⇒C3の1ストップが主流となる。

 

レッドブルが強い理由は高レーキ角セッティングマシンだという事とサスペンションのしなやかさでしょう。フェラーリはパワーそしてサスペンションのしなやかさがある、メルセデスはオールマイティな強さがある。

どのマシンがこの高地決戦で速いのか?とても見ごたえのあるレースになりそうです。