カナダGPはオールドコースの象徴とも言うべきモントリオールで開催されます。典型的なストップ&ゴーレイアウトのためパワーや燃費に大きく左右される結果となる。
劣勢のホンダは噂通り大規模アップデート投入となり、どんなパワーアップを果たすのか?楽しみですね。
2007年からの過去10戦において6勝もしているハミルトンは今年も勝っちゃうのでしょうか?それを阻むのはピレリタイヤとなるかもしれない。
カナダGPのタイヤ選択
メルセデスだと、予選前はSS,US3,HS3とかにするのか?HSは使えません嫌いです選択。
2017年のタイヤ戦略
2017年タイヤの状況
USは20周、SSは30周ぐらいがタイム的にはおいしいポイントだった。フェラーリは最初から2ストップ戦略だったようですが、ベッテルは序盤に緊急ピットインのためにSS投入が早まった。
終盤US投入でピットストップロスタイムを15周で取り戻し、ライコネン、オコン、ぺレスをパスしている。
ソフトはメルセデスしか機能できず、リカルドは延々とペースが上がらなかった。
2018年のタイヤの状況は?
5段階指標 | AUS | BHR | CHN | AZE | ESP | MON | CAN | AUT | GBR | HUN | BEL | ITA | SIN | RUS | JPN | USA | MEX | BRA | UAE |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダウンフォース | 4 | 2 | 2 | 2 | 4 | 5 | 2 | 3 | 4 | 4 | 2 | 1 | 5 | 4 | 3 | 3 | 4 | 4 | 3 |
路面グリップ | 1 | 4 | 3 | 2 | 4 | 1 | 1 | 2 | 4 | 4 | 4 | 2 | 1 | 4 | 4 | 2 | 2 | 3 | 2 |
路面の荒さ | 3 | 5 | 3 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 | 2 |
トラクション | – | – | – | – | – | – | 5 | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
タイヤ横方向 | 2 | 3 | 4 | 2 | 4 | 1 | 1 | 3 | 5 | 4 | 4 | 2 | 2 | 5 | 5 | 4 | 2 | 4 | 3 |
タイヤ全体 | 1 | 3 | 4 | 3 | 4 | 1 | 2 | 2 | 5 | 3 | 5 | 5 | 1 | 2 | 5 | 3 | 3 | 3 | 2 |
ピレリは今回からASPHALT ABRASIONを削除、TRACTIONの項目を追加した。
トラクションが超重要な5となっています。長い高速コーナーがないため横方向に対する負担はモナコ同様の1ですね。タイヤ全体の負担は低めの2となっている。
タイヤのデグラデーション
今年はある程度予想できると思っていたが、タイヤコンパウンドの種類増加と構造変更により昨年データがほとんど通用しなくなっております。
HSは15~20周、USは20~30周、SSは30~40周となるのかな。
まとめ
メルセデスはパワーとドラッグの少ないマシンによりストレートでタイムを稼ぐ。Q2をUSクリアでSSの1ストップをやる気満々なタイヤ選択です。
ランオフエリアが少なく接触=VSCやSCとなるのでトラックポジションキープがやっぱり重要でしょうね。しかしそのチャンスを待っているようでは上位進出は難しいでしょう。
ガスリーがモナコで見せたようなHS⇒SSはここでは通用するのか?
トップチームでHS⇒US⇒USなどのガンガンいこうぜスタイルを誰かやってくれないものか。レッドブルに期待しよう。
一つ残念なことはリカルドのMGU-Kがやっぱりダメで、10グリッド降格ペナルティが確実だって事です。モナコ終了後ルノーのアビテブールの大丈夫発言は逃げだったようだ。
レッドブルとルノーの関係はこれでますます悪い方向へ、カナダでのホンダパワーはどのようなデータを示すのかに俄然注目が集まっています。
ホンダのアップデート楽しみです。
トロロッソのタイヤの磨耗もどうなるか?FP2のロングラン要確認ですね。
フェルスタッペンは、Wall of Champions攻めすぎ注意ですね!そろそろ落ち着かないと、シート喪失?(それはないか)
レッドブル時代 ベッテルも終わり間際に最速ラップ刻んで、チームに車労われって言われてましたよね。
フェルスタッペンの速さは、みんな分かってるのに、結果でないから焦ってるんでしょうね。負のスパイラルでもがき、強くなってほしいです。
なんだかんだ、今年のF1楽しい!!
何だかんだで、今年のタイヤもデグラは少なめっぽいので、気温次第ではHS→USのワンストップと下位チームでギャンブルに出たりとかあるかもと思っています
ただ、カナダはVSCやSCも出やすいので、イレギュラーが起こった時のストラテジストの腕の見せ所にもなりそうですねぇ
昨年以上に今年は黙して語らずのホンダ
新スペックはパワーを上げて来るでしょうから、パワーを上げても、もう俺達のPUは去年までみたく壊れないんだぜ、さあ結果を残していこうじゃないか!と言う走りができる姿を見られる事を期待しています
カナダ,フランスと、トロロッソ・ホンダにとっては我慢のサーキットが続きますが、何故か今年は週末が楽しみです。
アップグレード投入の有無もそうですが、ここ最近のトロロッソやホンダのコメントを見てると「車やサーキット特性対する理解」や「デプロイの最適化」でかなり大きな手応えを掴んでいる様で、プラスしてガスリーの成長も含めると期待大です。
残る重要な要素はやはりタイヤの戦略ですかね。
各チームともカナダのタイヤを選択した時点では、HSがこんなにライフが短い(チーム差有)とは思ってなかったと思います。メルセデスを除いては「HS->US」or「HS->SS」のワンストップだと思いますが、問題は交換のタイミングですね。極力HSで引っ張りたいところですが、デグラが進むとストレートの立ち上がりでトラクションが掛からず真後ろに付かれてあっさり抜かれてしまうと思われますので、FPでのロングランである程度作戦を決めるのではと思います。(USとHSのタイム差も注目!)
トロロッソ・ホンダは、モナコの様にHSにうまくセッティングを合わせていければ、決勝でいいところに行けるのではと、相変わらずポジティブに妄想を膨らませています。
今年はホンダに対してはポジティブで良いと思いますが、とりあえず結果が出ること事が一番大事。ガスリーと特にハートレーには重責になるだろうが、頑張ってくれ!
そろそろPUのルーティーン投入が始まり、金曜日タイムでは実力がわからなくなってきます。
その辺りを踏まえてデータを見て頂きたいと思います。
カナダの一番の敵は「時間」なのは間違いない!予選・決勝AM3:00はちょっとねhhh
ついにホンダがカナダで新しいPU投入を発表!!
ハートレー車をどうするか気がかりでしたが、結局2台ともアップグレードする様です。
田辺さんのコメントでは、ICEのパフォーマンス向上に照準を絞った新バージョンみたいです。具体的な出力向上値には言及していませんでしたが(当然か・・)、ERS系はかなり熟成されて来てるので、PU全体でのパフォーマンス向上がどの程度なのか週末がすごく楽しみです。
色々なメディアでホンダPUアップデートby田辺氏の話が出てきました
月曜日が辛いけど楽しみな週末になってきましね(笑
ホンダPUのアップデートについて、AUTOSROPTのヨネヤさんの記事に、こんなくだりがあります。「ドライバーたちは0.5秒分にもなるパワーユニットのアップデートに期待を寄せている」
しれっと書いてあるのですが、どうなんでしょうね^^;
あらあら米家さんそんな記事書いてましたか・・
PE=0.2sだとすれば約25kw
34psのアップか~。これが実現すればルノー超えるんじゃないのか!!
ハートレーの最後尾からの追い上げにも期待が持てますよね。