いや~2016年のF1も終わっちゃいましたね。
ホンダとしては今年も苦戦のシーズンとなりましたが、2年目という事で回生パワーについてはトップレベルに追いつくことが出来ています。
問題は絶対的パワーの不足であり、来年改善すべく今エンジニア達が必死に開発していると思います。
アブダビGP予選でのタイム差2.351秒
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:38.755
9 F.アロンソ マクラーレン 1:41.106
このヤスマリーナサーキットはエンジンパワーとトラクションが鍵を握るサーキットで、マクラーレンはもっとも苦手な部類のサーキットとなります。
ストップ&ゴーが多いし、低ミューな路面でもあるため、マクラーレン・ホンダの弱点が詰まったサーキットになりますね。
パワー不足とトラクション不足に悩まされた今シーズンでしたが、最後の最後で再確認させられたような感じですw
アブダビGP決勝タイム差+59.896秒
周回遅れにならなかった理由はもちろんハミルトンのスローペース走行によるものですね。
現在の限界の上限である10位以内にアロンソが入った事が、この最終戦の最大の収穫でした。
引退レースのバトンはサスペンション破損でリタイアしてしまって、耐久性という面の不安も少なからず露呈してしまった。
アロンソは3位に入ったベッテルと同じタイヤ戦略だった、ウルトラ⇒ソフト⇒スーパーとつなぐ最速な戦略だったと言える。
レースペースでは、ウルトラとソフトの時にかなり差があるが、後半のスーパーソフトではそれほどの差はない。
それでも1周あたり約1秒程度遅い計算になる。
ホンダの改善でこの差は埋まりそうなそんなタイム差ですね、そう考えると来季は結構期待がもてる、マクラーレンのシャシー次第では表彰台も夢ではないかもしれない。
対フェラーリやレッドブルで考えた時は来年いけるのではと思ってしまいます。
レッドブルは空力の奇才ニューウェイ先生が開発したいいマシンを持ってくると予想されています。対してフェラーリはアリソンがやめたりと内情がごたごたなのでマクラーレンが勝てる余地がでてくる。
マクラーレン正常進化とホンダのパワーアップが必須条件。
まずはホンダの新コンプレッサーと新内燃エンジンの出来栄え次第。2月のテストでの好タイムに期待しましょ。