超高速サーキット用のリアウィングが無かったレッドブルは今年になってやっと導入、そしてモンツァではフラップをトリミングしています。
そんなセットのマシンを巧みに操りフェルスタッペンがポールポジション、マクラーレン2台とのバトルは必至です。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約24秒です。
イタリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温26℃、路面温度44℃でスタートしました。
フォーメーションラップ終わりにヒュルケンベルグがリタイアです。
スタート:フェルスタッペンにノリスが並ぶ、フェルスタッペンはシケインカットでトップを守る。
ピアストリとルクレールがバトル
Lap2:フェルスタッペンはノリスにポジションを譲る。
Lap2終了時点
Lap4:フェルスタッペンはノリスをアウトからパスして1位
ルクレールとピアストリのバトルで差が大きくなっています。
Lap6:ピアストリはルクレールをパス3位
Lap10:ローソンはハードへ
フェルスタッペンは軽快にとばす、タイヤは保たれているようです。
Lap18:アントネッリは角田をパスして9位
Lap19:ベアマンはハードへ
Lap20:角田はハードへ18位、ベアマンにパスされて19位
Lap21:ボルトレート、アロンソはハードへ
Lap22終了時点(7位通過)
Lap25:アロンソはサスペンションが折れてピットへ戻りリタイアです。
Lap33:ハジャーはミディアムへ16位
Lap34:ルクレールはハードへ
Lap37:フェルスタッペンはハードへ
Lap40:フェルスタッペンは21.4のファーステスト
Lap42:アルボンはミディアムへ10位
Lap42終了時点
Lap44:アルボンはアントネッリをパスして9位
Lap46:ピアストリはソフトヘ3位
Lap47:ノリスはソフトヘ、ピットストップミスで3位
Lap49:ピアストリはノリスを前へ出す・・・
Lap53終了:フェルスタッペンは余裕のトップチェッカー
イタリアGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンの完勝です。
スタートこそ抜かれそうになり一旦ポジションを譲りましたが、直ぐにトップを取り返しハイペースでノリスを引き離す。
タイヤ交換はバックマーカー乱流を避けるように上手なタイミングを決めてクリーンエアーゾーンに復帰する。
余裕のタイヤライフを使いガンガンにとばして追いつけないレースをしました。
追うマクラーレン2台は、タイヤ戦略においてSC待ちを選択、フェルスタッペンに大量リードを与えてしまった。
ルクレールには詰められ、後ろのピアストリからピットへ入れる、そしてノリスのピットミスで順位が入れ替わる。
それをチームオーダーで元へ戻す・・・。
フェルスタッペンとノリスの差が3秒ぐらいの時に、先にピットインさせるチャンスはあったのだが・・・
ペースでは勝てないが優勝を狙った結果だけど、見てる方は最悪につまらないものになってしまった。
レッドブルはステアが長いところでは遅いが、このようなターンの組み合わせでは速いようです。
新フロアは一歩前進しているような気がします。(ダウンフォース中心点が前に移動しているらしい)
次戦のバクーは、モンツァと似たようなセッティング、ターン数が多い分マクラーレンが有利になりそうですが、レッドブル&フェルスタッペンは優勝争いに絡むでしょう。