2024年F1第13戦ハンガリーグランプリ、金曜日のプラクティス①は現地13時30分より1時間行われました。
天候は晴れ、気温31℃⇒32℃、路面温度58℃⇒57℃となっています。
猛暑となっているハンガロリンク、レッドブル、アストン、ザウバーが大きめのアップデートを入れています。
フェルスタッペンはアップデートされたエンジンカウルなどのマシンを走らせていた。
マウンテンデッキがなくなりRB18に戻ったような形状になっています。
ハンガリーGPプラクティス①結果
ベストタイム・ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
レッドブルのアップデート
ノーズの先端が細くなり、1枚目フロントウィングのスロットが増えている。
エンジンカウルは2022年型RB18の初期に戻ったような形状です。
RB20が昨年のRB19を飛び越えて一昨年RB18に先祖返り?
少し大きめの排熱ルーバーが再び復活したのでグラウンドエフェクトカー初年度の2022年に戻った感じがします。
大幅テコ入れしたって言うほどの印象受けませんでした。
ノーズ先端部分が細くシャープになると感度も鋭くなるのでしょうか?
ちょっと前に説明した、リーディングエッジスロットを少しでも増やす為と思われます。
少しだけ上面正圧が減少します。
今シーズンの10チーム中で最もノーズ先端部分が細く尖っていたのがレッドブルの姉妹チームであるRBのVCARB01だったので、それをRB20に取り入れたのか?
これの対極に有るのがアルピーヌA524の幅広ノーズですね。
今回RB20が仕様変えてきた内容が来期2025年仕様RB21への参考の1つになるかは全く分からないですが、とにかくシーズン後半の巻き返しが当面の目標なので来年仕様に向ける余裕なさそうな今シーズンのレッドブルですね。
過去のF1マシン歴史見てきても古い仕様に戻して成績好転したと言う例は少ない?
技術の後退、後戻り感はしますが、結果が出れば全て良しのF1ですから?
キャノン砲弾型ショルダーのインダクションポッドは昨年メルセデスW14が初めて使いましたが、今シーズンのメルセデスW15には受け継がれ無かった。
それをレッドブルRB20が取り入れて引き継いだ格好となりましたがメルセデスと同じように見直す事に?
ただハンガリーGPのみ比較検証のため仕様変更でベルギーGP以降で再び元の状態キャノン砲弾型に戻す?とも色々言われているようですが試行錯誤の様子。
このキャノン砲弾型ショルダーのインダクションポッドが流行トレンドとなって他チームのマシンにも来年には波及するとばかり思っていました。
通常なら同一仕様与えるレッドブルが
レッドブルRB20をマックス車とペレス車とに使い分けて走らせていますね。
マックス車が外観を旧RB18風にした新仕様RB20、ペレス車が従来どうりのRB20をベースに付属パーツをアップデートした。
フリー走行なので予選決勝どちらを選択するかマックスとペレスが最終決断する?