メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダが母国オーストリアの『APA通信』に対し、次のようにコメント。
「5基目のエンジンはないよ」
「シーズン中にレギュレーションを変更することなどできないんだ」
レギュレーションの変更には全チームの同意が必要なため。バーニー・エクレストンと全チームが話し合い使用エンジン基数を今期も前期と同じで5基にしようと同意していたはずだった。
最終の承認手続きを待つばかりだったのですが、メルセデスAMGからこのような発言が出ると言うことはメルセデスAMGはこのレギュレーション変更の反対に回ったと思われる。
1チームでも反対があればレギュレーション変更は認められない
メルセデスAMGがエンジン5基に反対する訳
メルセデスAMGがエンジン基数変更の反対に回る理由は、フェラーリの躍進によるものだとの憶測だ。
メルセデスAMGはフェラーリを完全にライバルと認め、そのパフォーマンスと信頼性両面で優位に立つ自社エンジンのアドバンテージを守るために反対票投じる事になってしまった。
これによって一番被害を被るのはレッドブル・ルノーであることは間違いない事実です。ルノー勢は今期は何基のエンジンが必要になるのか・・・。
ここにきてメルセデスAMGが反対するなんて、ちょっと意外でした。もう少しF1界全体をみてほしかった。特に今年の基数制限はフリー走行の周回数が減っていてファンにとっては面白くない状態が続いている。
今年は無理でも来年はもう少し緩和してもらいたいと思います。
しかしこうなってくるとレッドブルは一体何回ペナルティーを受けるのか?気になってきますね。私の予想ではルノー勢は8基ほど必要になるのではないでしょうか。ホンダは7基と予想しておきます。