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2016年第6戦モナコGP「マクラーレンホンダとトップギャップ」㉕

2016年第6戦モナコGP「マクラーレンホンダとトップギャップ」㉕

モナコではマクラーレンホンダとして2年連続の入賞でしかもダブル入賞となりました。

 

しかしながら、これは実力では無いです。コンディション変化をうまく味方につけてもぎ取った順位です。

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モナコGPでの予選タイム+1.485秒差

1 D.リカルド レッドブル 1:13.622
10 F.アロンソ マクラーレン 1:15.107

マクラーレンホンダは2戦連続のQ3進出になりました。アロンソはQ3でタイムアップできずにQ2で出したタイムが最速でした。

 

 

マクラーレンはウルトラソフトに車をアジャストする事ができなかったようです。厳密に言えば出来たり出来なかったりと実に安定性のない挙動を見せています。

 

モナコGP決勝でのタイム差+1:25.076差

アロンソは決勝の大部分をメルセデスのロズベルグを従えて走行していました。要所要所をしっかり押さえて流石にアロンソだなぁっと安心して見ていられましたね。

f1-monaco-gp-2016-fernando-alonso-mclaren-mp4-31

アロンソの前は開けており常にフレッシュエアーを受けての走行になり、消耗を最小限にできた事も、後続を抑え切れた要因の一つかと思います。

 

 

二人のチャンピオンドライバーがシャシーの悪さに関するコメントをしていました。エンジンパワーがもっとも出にくいこのモナコで弱点を完全にさらけだしてしまっていますね。

 

 

足回りの開発遅れが弱点なマクラーレン

パワーでそれほどの差がないレッドブルのリカルドの速さとの違いは、立ち上がりの速さが圧倒的に不足しているという事です。アクセルを開けるポイントが明らかに遅いのがわかります。

 

 

アクセルオンで粘る事ができるレッドブルやメルセデス、対照的にアクセルオンで滑ってしまうマクラーレンといった感じですよね。

 

これは空力がどうこうというよりはサスペンション関連の弱さが大きく関係しています。全体的に硬い足回りなっているからです。柔らかくしなやかな足回りで尚且つ体勢が崩れないのがレッドブルやメルセデスです。

 

これができるようにならなければ優勝争いは難しいでしょう。今年のフェラーリも似たような症状が出ますがマクラーレンよりは数段上でのレベルです。

 

 

ここ数年のマクラーレンのマシン特性の悪い癖とでも言えばいいのか、硬い足で車体を安定させて空力を安定させる思想が未だに解決できていない事が問題ですね。

 

 

シャシー面での順位をつけるなら

  1. レッドブル
  2. メルセデス
  3. フェラーリ
  4. トロロッソ
  5. フォースインディア
  6. マクラーレン

今やフォースインディアよりも下のシャシーに成り下がっています。

 

今年どこまで改善できていくのか、それともできないのか?今後のもっとも注目すべきポイントはホンダパワーではないかもしれません。

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