イギリスGPの行われたシルバーストンはとにかくシャシー性能が際立ったグランプリでした。
レッドブルの強さがそれを証明しています。メルセデスが圧倒的に強いのはもはやPUではなく車体だという事が浮き彫りになりましたね。
マクラーレンの弱さの半分は車体だっていう事もわかりました。
イギリスGPでの予選タイム+2.497秒差
L.ハミルトン メルセデスAMG 1:29.243
F.アロンソ マクラーレン 1:31.740
いままでかろうじて1.5秒差程度だったラップタイム差がここでは、昨年と同じように2.5秒差になってしまった。
空力重視の高速サーキットのため、マクラーレンは手も足も出ず!っと言った印象でした。
しかしここまで高速域でのダウンフォース量とドラッグの部分で遅れているとなると、来年も厳しいよなぁ~。
継続的なコンセプトを間違っているとしか思えないですね。
イギリスGP決勝でのタイム差+1Laps
決勝ではスタート時ウェットからドライへ変化する。アロンソは9位走行時にマッサの後ろで大スピンしてポジションダウン。
バトンとともに入賞を逃す羽目になりました。
レースペースではこのところウィリアムズに勝てるようになってきているし、エネルギーデプロイは確実に進化しているのが見受けられる。
問題はドラックが多い車体と、それでも足りないダウンフォースなんですが、今年はダメでも来年はメカニカルグリップの増加が多く見込まれるし一気に改善できるチャンス!
ドラックはさらに増加するのでPUのパアーアップは必要で、ホンダは遅れている分プラス上乗せが必ず必要になる。
シルバーストンではインシーズンテストが行われています。いいデータをとって今後のアップデートに生かしてもらいたいです。効率的なアップデートを期待してるよホンダさん。