2016年F1の夏休み前の最後のレース、マクラーレンホンダの位置はどの程度だったのか?

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ドイツGPでの予選タイム+1.546秒差

1 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:14.363
2 J.バトン マクラーレン 1:15.909
エンジンパワーを求められるこのホッケンハイムでは予選で完全にメルセデスカスタマーに負けてしまいました。

 

これは仕方ない。ホンダのパワーは未だに最低ラインなのだから。たった3トークンで大幅な改善を見せたルノーの例からもホンダも同じ改善ができるはずである。

 

今後のロングストレートがあるサーキットに向けては絶対パワーの増大は必要不可欠!!

ドイツGP決勝でのタイム差+1Laps

勝負にならなかった予選から、決勝でもタイヤを温存するためにはエンジンパワーにたよりストレートでタイムを稼ぐのが理にかなったやり方。

 

そんな点からも決勝も苦戦すると思われていましたが、ウィリアムズとフォースインディアといい勝負を展開し、バトンが8位という好結果をもたらした。

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今回ここまで戦えた理由にタイヤ作戦が3ストップが主流だったためである。マクラーレンはタイヤにやさしくないマシンなので3ストップならタイヤに負担をかけようが他チームとほぼ変わらないロスですんでしまう。

 

また、チーム事情により今年のマシンの開発をほぼ停止している点も上げられる。マクラーレンは潤沢な資金で開発を続けているが実質的なライバルであるウィリアムズ、フォースインディア、トロロッソはほぼ停止しているだろう。

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夏休み明けから始まる高速バトルが、マクラーレンホンダにとってのひとつの天王山になりそうです。ここでのホンダのアップデート投入が遅れたら、メルセデスユーザーには太刀打ちできそうもありません。

 

とにかく今必要なのはモアパワーです。信頼性も大事なのはわかりますが、パワーアップがとにかく待たれます。

 

急げホンダ!POWERED by HONDAが今必要なキャッチフレーズだよ!