2015年F1スペインGPが行われるバルセルナ・カタロニアサーキットはプレシーズンテストで使われたサーキットです。ここでは各チームかなりの周回数を走りこんでおりシミュレーターと実走行データを合わせやすい事になります。
今回のタイヤはミディアムとハードになっています。これはバルセロナが高速コーナーが多くタイヤへの負担が大きいからと言う処置ですが、ミディアムとハードってタイム差があんまり無いんで面白くないですよね。
メルセデスとフェラーリの対決は必死
このコースで力を発揮するのは高速コーナーでダウンフォースのある車です。メルセデスAMGとフェラーリは間違いなく1位から4位を独占しそのポジションを争うでしょう。
メルセデスは速いがタイヤに厳しいマシンなのはここ4戦で明らかになっています。だからこそハミルトンは無駄にタイヤを酷使せず最低限のリード保って勝つ戦略を常に使っています。
フェラーリはタイヤにやさしいマシンでメルセデスを脅かすと思います。もしロズベルグをベッテルが序盤で攻略していればハミルトンといい勝負になるでしょう。
ウィリアムズは前の2チームにはついていけないでしょう。高速コーナーでダウンフォース不足なのは間違いない事実です。そしてレッドブルがここでは巻き返してくるはずです。ウィリアムズに絡んでくると思います。
中団は混戦だがトロロッソが抜け出す
それ以降のチームはどこがきてもおかしくないほどチーム力が接近していますが、トロロッソが抜けだしてくるはずです。彼らのマシンはダウンフォースはいいですから。
そしてロータス、ザウバーそしてここにマクラーレンが絡んで来そうな気がしています。フォースインディアはロードラッグマシンなので高速コーナーが多いコースではいつも苦戦しています。
マクラーレン・ホンダはポイント圏内にこれるか
マクラーレンは相当なアップデートを持ち込んでくると言ってましたのでマシン的にはウィリアムズぐらいの実力はあるはずです。問題はエンジン関連のアップデート次第だと言うことです。
ホンダが今回どこまでパワーを開放できるか？PU関連の冷却問題も一息つきそうな気がしています。
今回のスペインGPではぜひポイント獲得してもらいたい。その実力はそろそろついてくると思います、思いたいです・・・。
