プラクティス2は始まってすぐにフェルスタッペンがクラッシュして赤旗中断となっている。プラクティス1でクラッシュしたグロージャンは修理が間に合わずに走行出来ていない。
トロロッソホンダのガスリーは残り30分でPUトラブルで停止しているが、2台共に金曜日用だった。土曜日についてはガスリーはスペック2へ変更する。ガスリーの2戦目から使っているスペック1はどうやらお疲れのようだ。
イギリスGPフリー走行②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
ベストセクタースピード(BSP)、ベストスピードトラップ(SPDH)など
タイヤヒストリー
金曜日フリー走行後の情報
- ボッタスはICE,TC,Hの3基目とKの2基目を投入
- トロロッソは2台ともエアロ比較テスト、金曜日用PU
- シルバーストンの新舗装は細かいバンプが多くマシンが細かく跳ねながら走行
- DRSは燃料の供給を断つと自動的に閉まるためターン1では、ほぼ全開で走行すれば手動操作可能(設定は各チームに委ねられており大体が約90%との事)
各プラクティスのベストラップ
- FP1(路面温度約40℃):1.27.487(ハミルトン)
- FP2(路面温度約50℃):1.27.552(ベッテル)
各タイヤのロングラン平均タイム順
順 | ドライバ- | 平均タイム | スティント | Tyre |
---|---|---|---|---|
1 | ベッテル | 1.31,355 | 6 | S |
2 | ハミルトン | 1.33,222 | 10 | S |
3 | ボッタス | 1.33,490 | 9 | S |
4 | ライコネン | 1.33,701 | 15 | S |
5 | ヒュルケンベルグ | 1.34,034 | 9 | S |
6 | リカルド | 1.34,242 | 8 | S |
7 | マグヌッセン | 1.34,260 | 9 | S |
8 | サインツ | 1.34,338 | 9 | S |
9 | エリクソン | 1.34,400 | 6 | S |
10 | ルクレール | 1.34,447 | 8 | S |
11 | ペレス | 1.34,584 | 9 | S |
12 | アロンソ | 1.34,587 | 15 | S |
13 | オコン | 1.34,879 | 10 | S |
14 | バンドーン | 1.34,778 | 10 | S |
15 | ハートレー | 1.34,927 | 16 | S |
16 | ストロール | 1.35,461 | 10 | S |
17 | シロトキン | 1.35,601 | 10 | S |
順 | ドライバ- | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ライコネン | 1.31,740 | 6 | M |
2 | ハミルトン | 1.32,631 | 5 | M |
3 | リカルド | 1.33,366 | 6 | M |
4 | ベッテル | 1.33,369 | 17 | M |
5 | マグヌッセン | 1.34,218 | 8 | M |
6 | サインツ | 1.34,275 | 12 | M |
7 | オコン | 1.34,320 | 10 | M |
8 | ぺレス | 1.34,396 | 9 | M |
9 | ストロール | 1.35,118 | 8 | M |
10 | エリクソン | 1.35,324 | 12 | M |
順 | ドライバ- | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ボッタス | 1.33,588 | 7 | H |
2 | ヒュルケンベルグ | 1.33,953 | 11 | H |
3 | シロトキン | 1.35,763 | 12 | H |
急に良い位地に食い込んだアロンソが不気味ですね
バンドーンとアロンソのタイム差、これまでの差を考えるとドライバーの技量差の他に、今年のマシンはアロンソの好みに寄ったマシンにもなっているんでしょうか
トロロッソは中々厳しそうですね
ロングランも悪いみたいですし、ガスリーはマシンの感触も悪そうでからFP3でどこまでセッティングをアジャストしてこれるか・・・・
今回はQ2に進めれば御の字と言ったところになりそうですね
決勝は不評のハードタイヤを使ってワンストップを狙うチームが多くなりそうですね
ただ、元よりタイヤに厳しいトラックに暑いコンディションでワンストップで走り切れてしまえば、いよいよタイヤを見直す必要性が出てくると思いますねぇ
ただでさえ期待したタイヤ劣化が無くて、戦略幅が狭いんですから、批判を恐れず思い切ったコンパウンド組成に変えちゃって下さいよピレリさん
シルバーストンや鈴鹿は真に速いマシンしか上位に食い込めないので今回トロロッソは論外です。
やれることがあるとすればストレートスピードを捨ててコーナー中心のセッティングにするしかないでしょう。
速度データからもマクラーレンは多分そういうセッティングにしたと思われます。
(ダウンフォース減らすがドラッグが削れない事に気が付いた。よってダウンフォースを付けると言うような感じで)
バンドーンは優等生すぎるのでしょうね、スピードが上がればダウンフォースが増えると言う考えができなくて、ダウンフォースがあるからコーナースピードを上げられると言うような前提があるドライビング。
ピレリは路面温度50℃以上においてブリスターは発生するような事を言っているようです。ただそれが表面的なものであればあまり影響なく走れるが、内部的なものであればオーストリアのように緊急ピットインが必要になるドライバーがいるとの事。
メルセデスはリア寄りの走りなので今回も何かが起こる可能性が高い。ハードのメルセデス対ミディアムのフェラーリと言う図式も浮かんできます。
初の書き込みです。 このサイトは参考になるので、いつも拝見させて頂いています。
今回もなかなか面白いデータですよね。
とはいえ、素人なので、はっきりした事は出来ないコメントで申し訳ないですが、ちょっと気になったことを。
まず、トロロッソのデータは興味深いですね。
エアロの解析が進んでいないとかいうお話でしたから(少なくとも記事ではそういう文言が多く散見されました)、余計に難しいのでしょうね。 でも、エアロ以外の土台となる部分のセッティングも決まっていないのでしょうか? 決まれば、あとはエアロにどこまでの効きを要求するかでセッティング出来る様な気もしますが。 そういう意味でも、旧型PUを今回のGPでも使うようなことはやめて欲しかったですね、ガスリーには。(^^;
田辺さんも記事で仰っていましたが、「ラップタイム重視でコーナリング重視のセッティング」と「決勝で役に立つであろうストレート重視のセッティング」の狭間で揺れているのでしょうね。
でも、予選タイム重視でコーナリング重視の設定にすればするほど、決勝では不利でしょうね。 現行規則や下手に近づいたら逆にタイムを失いかねない今のマシンでは、予選重視のセッティングはきついのでしょうね。 ガスリー達がアロンソの真似を出来るとは到底思えないですし、真似をしてもメルセデスPUやフェラーリPU搭載のマシンにはストレートの速度差で抜かれてしまう気がします。 というか、管理人さんのコメントや田辺氏の記事を拝見する限り、アロンソでも決勝ではレースペースを失いそうな予感がします。
タイヤに厳しいシルバーストーンですが、リヤウイングやフロントウイングは寝かせ気味で、下段Tウイング(でしたっけ? シャークフィンの規制の盲点を突いたあのパーツ)で全面投影面積で影響を受けるエリアを減らしながらコツコツと必要分のダウンフォースを獲得していくのなら、話としても面白いかも知れません。 下段Tウイングで少しでもダウンフォースを獲得し、トラクション面でも足回りはやや安定性を重視し(ややでは済まないかも知れませんが)、リヤのサスは柔らかめであれば安定性とトラクションの確保は出来るかなと…。 後、タイヤにも少しは優しいですし。 何より、そういう方向性なら今回投入されたフェラーリっぽいミラーは役に立つのではないかと考えます。 ミラーからの空気の流れを下段Tウイングに積極的に当て続ければ、ですが…。
少なくとも、サスペンション面ではリアを固くしたらトロロッソの武器になる部分が活用出来ない気がします。 無理矢理車体を押し出すようなパワーは無くて、スピードの伸びに期待出来ず、コーナリングは速いかも知れないけれどタイヤにはとてつもなく厳しい…。 オーストリアのルノーの様な目に遭いそうです。 そうなれば、トロロッソがウイリアムズのポジションになるかと。 良い所が全くないですし。 コーナリングといっても、中低速ではそれなりでしょうけれど、あの短いホイールベースで高速コーナーを味方に付けるセッティングは自分の首を絞める様なものだと思います。
ただ、どちらにしても「一定速度から最高速までの時間短縮」と「コーナリング性能を出来る限り犠牲にしない」という要求は難しそうですよね。 新型フロントウイングは最初は「役に立つのかな?」と疑問でしたが、ダウンフォースを発生させ易い形には見えましたので、あれなら寝かせても大丈夫なのですかね。 もしそうなら、空気抵抗削減しながらフロントタイヤのグリップをある程度獲得出来る武器になりそうですよね、あれ。 上手くセッティング出来るのなら、あのメルセデスのタイムや最高速度から逆算して、「ストレートで抜かれない速度とその範囲で可能なコーナリングの両立」を見てみたいですね。
ところで…私としては、オーストリアの頃のトスト氏の言葉が頭にこびりついて離れません。 翻訳の仕方にもよるのでしょうが「トロロッソでは勝つのが難しい」とか、「トロロッソでは十分なインフラが無く」とか…曲がりなりにも今期のパートナーの代表に言わせて良いコメントではないと思うのです。
そういう意味でも、トロロッソのドライバー達やホンダのスタッフ達は頑張って欲しいです。 「トロロッソのメカニック達を唸らせるセッティングの提案」か(キーが発言していた)「”マシンのポテンシャルを活かせていない状態”からマシンのポテンシャルを引き出せた」というコメントがそろそろ欲しいですよね。
もう少しすれば、燃料のアップデートもあるらしいですが…F1で待ちの姿勢は頂けないと思うのです。 それは後退を意味しますからね。 あと一言足せば、今のスペックのエンジン評価がそのまま次のスペックの運用につながりかねない訳で、その意味でも2代完走して欲しいです。 データがあれば、まだ戦い方を発見出来るかも知れないのですから。
ドライバー達も頑張ってマシンのポテンシャルを引き出す走りとやらを見せて欲しいです。 難しいのは分かっています。 当然ですよね、新人な訳ですから…。
でも、たらればですが…散々に言われているハートレーだって、オーストリアの走りを見れば悪くないですし、タイヤの劣化も緻密に計算していたとしたらポイント獲得出来た走りの筈。 リタイアするまでSSでタイヤに深刻なダメージが見受けられなかったという…あれを無理に追いかけていたら、他のドライバーも2ピット確実だったでしょうし。 ガスリーはガスリーで(フロアとサスへのダメージのせいですが)変な動きし過ぎていたので、先に行けば面白い展開だったかと…。 再度たらればになりますが…クラッシュしていなければ、カナダでの速さにも期待できたと思います。 勿論ポイントも。 なので、ハートレーは後一歩踏み込んできて欲しいです。 タイヤマネージメントで何度も脱帽しただけに、尚更そう思います。 最近、トロロッソホンダはガスリーに集中しすぎてハートレーの戦略を軽く見ている気がします。 F1新人で知らないコースも多々ある状況でガスリーに一本化したら、ガスリーが苦手なコースではまともにマシンを走らせることさえ出来なくなりますよね。 そんなデータが役に立つ筈がない訳で…。
さて、ガスリーは2年前に優勝した場所が今回のシルバーストーン。 冷静な分析とかは気に入っている所ですが、「今ある手持ちの道具でどこまで出来るかにチャレンジして貰いたい」と思っています。
足りない物はあるでしょう、トロロッソの規模なら尚更です。 でも、トップチームだって状況次第では足りない物がドンドン出るのもレースです。 そこを言い訳にせずに、日曜日に気持ちの良いレースを見たいですね。
私は頻繁に書き込めないと思いますが、これからも管理人さんのブログは楽しみに拝見させて頂きたく存じます。 長文失礼しました。 誤字・脱字があると思いますが、その際はご容赦を。
追伸
ところで、気になった文章が一つ。
「プラクティス1でクラッシュしたグロージャンは修理が間に合わずに走行出来ていない。」とありましたが、グロージャンのマシンはシャーシも交換しておりましたので、規則により「シャーシを交換した当日は出場出来ない」筈です。 間に合うとか、そういう問題ではないかと。(^^;
後、マグヌッセンがアロンソに対して攻撃的な幅寄せを2回もしていましたね。 で、また無駄な問題に…。 小松さんも頭を抱えているでしょうね。 悪童復活は避けて欲しいでしょうから。(^^;
良いシーズンを経験して、悪童ではなくナイスガイがあだ名になってくれたら良いですね。 グロージャンは…もう少し落ち着いて走れば良い成績出せる筈なので、頑張って欲しいです。 気負い過ぎてクラッシュでは、彼の腕とマシンの組み合わせを考えると勿体無いどころではないと思います。
コメントと言うか、一記事投稿ありがとうございます。
よく見て考えていらっしゃいますね。トロロッソホンダ愛、存分に感じさせてもらいました。
半ば諦めてしまっている私にとっては嬉しいコメントに「ありがとう」と再度言わせてもらいます。
シャシー交換は・・なるほどそういうレギュレーションだったのですね。教えて下さり感謝いたします。