
2021年F1第21戦サウジアラビアGPの金曜日、現地20時よりプラクティス2は開始された。
天候は晴れ、気温29℃⇒28℃、路面温度31℃⇒30℃となっている。
レッドブルは、リアウィングをバクー仕様の薄めに替えてきました。
ミディアム・ハードでタイムは出るが、ソフトでタイムが伸びないドライバーが続出しています。
高速コーナーが多いジェッダ、タイヤのスタビリティ問題が予想されます。
残り5分、ターン22でルクレールがクラッシュして赤旗となり、そのままセッションは終了しています。
サウジアラビアGPプラクティス②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
ベストセクタースピード(TOP6)
ストレートスピード差はレーキ角
ターン20でDRSを開いて300km/hぐらいの時のレッドブルとメルセデスのレーキ角。
メルセデスは下がり切ってフラットになり火花が散っていますが、レッドブルはしっかりと角度が残っています。
これがフロントウィングの車高の差になり、まっすぐ走る時はそれほど差は尽きませんが、レッドブルはステアリングを切るとフロントタイヤのグリップが強い為に抵抗となり加速に差が大きくつきます。
翼端板にフラップが高めについているレッドブルは、スピードの上昇とダウンフォース増加でフラップがあまり寝ません。
フロントのダウンフォースを減らせない事も曲がりながらの加速に弱い原因の一つです。
おかしなタイヤ状況、ミディアム2残しは絶対条件。
現時点でハード2、ミディアム2残しているメルセデスが優位か?
ハードでQ2クリアも可、但しウォームアップに2周は必要になる。
そして意外とクラッシュも少ない、ターンインで少しミスっても修正可能ですね。
メルセデス(ハミルトン)がロングラン33.8に対してボッタスやレッドブル勢は34秒後半と平均1秒くらい遅いのは燃料積載量の違いですかね?
ロングランと言ってもFPが短くてミドルランくらいにしかなってないから高い内圧の影響は決勝走るまでわからないってところかもしれませんね
意外と追い抜きは出来そう思いますがどうでしょうか?
タイヤは2回交換でしょうか?
ソフトが全く使えず、ミディアムとハードのデグラはありません。1ストップです。
オーバーテイクするためには、大きなタイヤ差が必要となります。
最終コーナーまでに詰め寄れるか?
同じグリップのタイヤでは、ターン22,23の高速シケインで乱流により近づけず、ターン1で並ぶことすら出来ないでしょう。
ターン1並んだとしてもイン側を抑えた方は余裕でブロックラインを走れます。
交換前と交換直後ぐらいでしかチャンスはないでしょう。
いつも勉強させて頂いております。今回ホンダはアルアタウリでモードを試してるある可能性はありますか?高出力モード、そして土曜日にレッドブルへ、と勝手に予想してますが、やはりメルセデス有利なのでしょうか?
金曜日は、瞬間的な最高パワーを抑えていますから、試すような事は無いと思います。
基本的にレッドブルは横で稼ぐ、メルセデスは縦で稼ぐ。
ターン1,2,3だけでハミルトンは0.25秒速いです。その後の連続蛇行区間はフェルスタッペンの独壇場、0.35秒も速い。
ターン25まではイーブンですね。
レッドブルは、長いストレート後のビックブレーキでタイムを大きく落としている。
フロントタイヤの冷えをブレーキダクトの調整などで抑えることが出来れば、まだまだ分かりません。
おっしゃられる通り、T1,13,27のビックブレーキ、またはRの大きいコーナーで負けてますよねぇ。マックスは車の特性も相まってブレーキ早めに踏んで早くスロットル開けるスタイルに見えますが、ここ最近ハミルトンのほうが深く突っ込んでかつ早く開けれてますよね。やっぱダウンフォース足りてないんですかね?
ダウンフォースは足りてますが、バランスがフロント寄りになり過ぎるとこうなっちゃう。
モンツァも同じ症状が出ています。
ターンインスピードで稼げれば問題ないですが、それが出来ない事が多いですね。
ここはSCが出そうですね。
予選も決勝も荒れそうな予感がします。
路面の状況はどんどん変わっていくんでソフトも機能するようになるかな?
このサウジアラビアGP、
フェラーリよりはマクラーレン向きのコースと思うのですが?
アルピーヌ(ルノー)も侮れない。
セカンドローの一角にレッドブルホンダ、メルセデス以外のチームが入って来ると面白い。
マクラーレンが来ない?とりあえずフロントが入らないとどうにもならない感じですねぇ。
高速コースでタイム差は驚くほど少ないので、前に出られたら強力な壁になります。