2021年F1第13戦オランダGP決勝は、ポールポジションからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが自身初開催となる母国で凱旋優勝。
メルセデスは2位ハミルトン、3位ボッタスが表彰台へ上った。4位は素晴らしいレース運びを見せたガスリーとなった。
オランダGP決勝結果
順 | NO | ドライバー | チーム | 周回数 | Gap | Int | ピット |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 72 | 1:30’05.395 | 2 | |
2 | 44 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 72 | 20.932 | 20.932 | 3 |
3 | 77 | V.ボッタス | メルセデスAMG | 72 | 56.460 | 35.528 | 2 |
4 | 10 | P.ガスリー | アルファタウリ | 71 | 1 Lap | 1 Lap | 1 |
5 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 71 | 1 Lap | 4.992 | 1 |
6 | 14 | F.アロンソ | アルピーヌ | 71 | 1 Lap | 28.689 | 1 |
7 | 55 | C.サインツ | フェラーリ | 71 | 1 Lap | 2.032 | 1 |
8 | 11 | S.ペレス | レッドブル | 71 | 1 Lap | 0.583 | 2 |
9 | 31 | E.オコン | アルピーヌ | 71 | 1 Lap | 0.986 | 1 |
10 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 71 | 1 Lap | 3.260 | 1 |
11 | 3 | D.リカルド | マクラーレン | 71 | 1 Lap | 12.597 | 1 |
12 | 18 | L.ストロール | アストンマーチン | 70 | 2 Laps | 1 Lap | 1 |
13 | 5 | S.ベッテル | アストンマーチン | 70 | 2 Laps | 2.224 | 2 |
14 | 99 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 70 | 2 Laps | 8.231 | 2 |
15 | 88 | R.クビサ | アルファロメオ | 70 | 2 Laps | 32.681 | 1 |
16 | 6 | N.ラティフィ | ウィリアムズ | 70 | 2 Laps | 1.892 | 1 |
17 | 63 | G.ラッセル | ウィリアムズ | 69 | 3 Laps | 1 Lap | 3 |
18 | 47 | M.シューマッハ | ハース | 69 | 3 Laps | 1’12.947 | 2 |
dnf | 22 | Y.ツノダ | アルファタウリ | 48 | 24 Laps | 21 Laps | 2 |
dnf | 9 | N.マゼピン | ハース | 41 | 31 Laps | 7 Laps | 2 |
決勝タイヤ交換状況
スピードトラップ・ベストセクタースピード
ベストセクタータイム
ファーステストタイム
ガスリーは1ストップなのになぜ第二スティントでミディアム履いたんでしょうか。
全員がタイヤのデグラがわからなかった状態でレースをスタート。
ザンドフォールトは、μが低いスムーズな路面でタイヤが食われない、そしてコーナーのほとんどはバンク角がありスライドを抑制できる。
ソフトは序盤のラバーインで予想よりも倍近くスティントを伸ばせた。
そしてミディアムスタート勢が40周ぐらいまで伸ばせる事がわかり、本来2ストップだった作戦を1ストップに変更したのではないだろうか?
ソフト24、ミディアム48、ペースを抑えろとピットから指示も受けていたようだし、序盤の消耗の無いミディアムならいけると判断したのだろう。
それが出来る完璧なセッティングとドライビングがあってこそです。
オランダGPザンドフルードのバンク角付きコーナーは視覚的にもハッキリして目立ちますね。
他のサーキットでもバンク角が緩いだけでコーナーは全てフラットでは無いのでしょうね。
鉄道オタクな者ですが、
鉄道用語で「カント」と言う言葉が有りますが、
高速列車(新幹線)の曲線レールでは、物理的遠心力が必ず働くので、
内側レールは低く外側レールは高くして、車体が斜めに傾いて走行する(実際は振り子式で車輪部分だけ傾いて車体は水平姿勢を保っている)
F1マシンは、完全に車体全体が傾いてコーナーを駆け抜けて走行して凄く格好良いですね。
余談ですが、
スペイン鉄道の車輪幅が1668mm(広軌)で、その他ヨーロッパ鉄道と日本の新幹線や私鉄が1435mm(標準軌)ですが、
F1マシンの車輪幅はレギュレーションで決められていますが、
レッドブルRB16Bのリヤ車輪は、ハイレーキからローレーキに可変する時、車輪幅も変化するのではと思いますが実際変化するのでしょうか?
アームが「への字」→「水平」に変わるので、そう考えました。
基本的に円運動なので、幅の変化はあります。
トーやキャンバーも変化させています。
タイヤの履歴見ると、ミディアムとハードの差が今回は?(今回も?)あまり無かったようにも感じます。
マシンがタイヤに優しいのか?
ドライバーがタイヤに優しいドライビングしたのか?
このあたりでも差がついたように見えます。
ミディアムのペースコントロールとハードの通常ペースが同等でしたね。
熱いレースでしたね。
ドライバーもチームも全力という戦いが観れて良かったです。
ピットストップのタイミングは本当に難しいですね。
来年のシート、角田とラッセルが決まりましたね。
角田はこのコース余り走れなかったから来年はこのコースでいっぱい走ってもらいたいですね。
ラッセルはボッタスより手ごわそうな気がしますね。