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2021年F1第4戦スペインGPの金曜日、現地15時よりプラクティス2は開始された。天候は晴れ、気温21℃⇒21℃、路面温度40℃⇒41℃となっている。

簡単にタイムを出すメルセデス、迷走しているようなレッドブルは何かが狂っているような感じ。アルピーヌは前戦から調子が上がっており、良い空力バランスにたどり着いたようだ。アルファタウリの2台も好調で上位タイムを刻んだ。

レッドブルの心配なところはストレートのスピード、メルセデスが上位なだけに、ポルティマオと似たような結果にならない事を祈りたい。

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スペインGPプラクティス②結果

https://www.formula1.com/

ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など

タイヤヒストリー

ベストセクタースピード(TOP6)


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ロングラン平均タイム順位

Pos. Driver AveTime Laps Tyre Stint
1 L.ストロール 1.22,809 3 C3 2
2 L.ハミルトン 1.23,207 9 C3 1
3 C.ルクレール 1.23,231 5 C3 1
4 V.ボッタス 1.23,231 8 C3 1
5 S.ペレス 1.23,322 12 C3 1
6 M.フェルスタッペン 1.23,615 11 C3 1
7 F.アロンソ 1.23,775 16 C3 1
8 P.ガスリー 1.24,000 14 C3 1
9 L.ノリス 1.24,165 4 C3 1
10 Y.ツノダ 1.24,176 10 C3 1
11 C.サインツ 1.24,234 13 C3 1
12 D.リカルド 1.24,500 9 C3 1
13 G.ラッセル 1.24,705 14 C3 1
14 A.ジョビナッツィ 1.24,781 13 C3 1
15 M.シューマッハ 1.25,234 8 C3 2
16 N.マゼピン 1.26,089 7 C3 1
Pos. Driver AveTime Laps Tyre Stint
1 M.フェルスタッペン 1.22,549 3 C2 2
2 L.ハミルトン 1.22,735 9 C2 2
3 V.ボッタス 1.22,952 9 C2 2
4 P.ガスリー 1.23,104 3 C2 2
5 C.サインツ 1.23,133 3 C2 2
6 C.ルクレール 1.23,404 10 C2 2
7 L.ノリス 1.23,786 13 C2 2
8 E.オコン 1.24,040 16 C2 1
9 Y.ツノダ 1.24,128 5 C2 2
10 S.ベッテル 1.24,568 17 C2 1
11 L.ストロール 1.24,654 15 C2 1
12 N.ラティフィ 1.25,208 13 C2 1
13 M.シューマッハ 1,25,301 8 C2 1
14 N.マゼピン 1.27,073 7 C2 1

まとめ

https://www.auto-motor-und-sport.de/

トラックリミットを意識した縁石は、レッドブルのフロントウィングを破壊。ハイレーキの特徴であるターンイン時にフロントウィングが路面に近づく事で得られる鋭さを失わせた。

加えてドラッグによる加速の鈍さを露呈、コーナーでタイムを稼ぐ利点を上手くアジャスト出来ていない。

 

メルセデスはここ数戦ローダウンフォース傾向で、ストレートスピードにおいて上位に顔を出す。ドラッグの低減による恩恵を最大限に発揮するセッティング(スピード、エネルギーフロー、タイヤの負荷低減)が功を奏している。

 

マクラーレンは、新しいフロントウィングとフロアが、期待どおりに機能していないことが原因である可能性がある。路面温度が上がるほどにバランスが崩れたとノリスは報告している。

 

新しいターン10は、ボトムスピードが110km/h以上となり、低速コーナーでは無くなった。コーナーアプローチはターンイン速度重視の方がタイム的な恩恵が大きいようだ。

ターンアウト重視なラインだと、リアタイヤへの負担が多くなり、セクター3のシケイン以降で作動温度限界を超える可能性が高い。

 

ロングランタイムを見る限り、メルセデスとレッドブルに大きな差は感じられない。

角田も順調な仕上がりを見せている。