プラクティスでは全てフェルスタッペンがトップタイムを記録して好調をアピール。昨年の優勝者はここが大得意のようだ。降水確率40%、雨が心配される中で予選は行われた。
トラックリミットはターン11で4輪とも出るとタイム抹消になります。
予選レポート
天候は曇り、気温18℃、路面温度25℃で予選はスタートしました。
Q1
ガスリーが真っ先コースインしてタイム計測しています。メルセデス勢はUSでアタックラップしています。1アタック目で軽々1,2体制なレッドブル、ハートレーは8番手タイムを出している。
2アタック目、メルセデスは結局HSでアタックして1,2体制へ、ハートレー10位、ガスリー12位でクリアしています。
Q2
トップ3チームはUSでアタックに向かいました。フォースインディアはSSでアタックに入った。フェルスタッペンとハミルトンとベッテルのトップ3は0.1秒以内のタイム。ハートレーはユーズドHSで11位タイムを記録、これは上手い!
2アタック目フォースインディアはUSでアタックへ、その他はHSでアタックに向かいました。トップ3チームは練習でタイム計測しなかった。ルノーとザウバーがQ3へ
11位狙いのアタック合戦は白熱しUSでオコンが獲った!アロンソはHS全開アタックで12位、ハートレーはセクター3でミスって14位となった。
Q3
1アタック目はフェルスタッペンがトップタイム、セクター2,3でやっぱり速い。フェラーリ勢はストレート区間であるセクター1が速い。ルノーとザウバーはユーズドHSでアタックしている。
2アタック目はリカルドがトップタイムでポールポジション!フェルスタッペンはタイム更新出来ずに2位、ハミルトンは3位、ベッテルは4位となった。
メキシコGP予選結果
順 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Gap |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:15.866 | 1:15.845 | 1:14.759 | |
2 | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:15.756 | 1:15.640 | 1:14.785 | 0.026 |
3 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:15.673 | 1:15.644 | 1:14.894 | 0.135 |
4 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:16.089 | 1:15.715 | 1:14.970 | 0.211 |
5 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:15.580 | 1:15.923 | 1:15.160 | 0.401 |
6 | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:16.446 | 1:15.996 | 1:15.330 | 0.571 |
7 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:16.498 | 1:16.126 | 1:15.827 | 1.068 |
8 | 55 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 1:16.813 | 1:16.188 | 1:16.084 | 1.325 |
9 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | 1:16.862 | 1:16.320 | 1:16.189 | 1.430 |
10 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:16.701 | 1:16.633 | 1:16.513 | 1.754 |
11 | 31 | エステバン オコン | Force India | 1:16.252 | 1:16.844 | 1.493 | |
12 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:16.857 | 1:16.871 | 2.098 | |
13 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | 1:16.242 | 1:17.167 | 1.483 | |
14 | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:16.682 | 1:17.184 | 1.923 | |
15 | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:16.828 | 2.069 | ||
16 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | 1:16.911 | 2.152 | ||
17 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:16.966 | 2.207 | ||
18 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:17.599 | 2.840 | ||
19 | 18 | ランス ストロール | Williams | 1:17.689 | 2.930 | ||
20 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | 1:17.886 | 3.127 |
まとめ
最後の最後でリカルドが0.026秒差でフェルスタッペンに勝ち、見事なポールポジションとなった!
いやぁ~フェルスタッペン悔しそうだったなぁ、エンジンブレーキにちょっと問題ありでタイムを失ったとコメントしてたね。
P2ボードにあたる暴れん坊マックス⇩
Danny Ric buzzin’ 🤟
…meanwhile it’s another boink for the P2 board 💥 #MexicoGP 🇲🇽 #F1 pic.twitter.com/Rt0ApHMK1e
— Formula 1 (@F1) 2018年10月27日
こういうところがク〇ガキなんだよな(笑)
メルセデスとフェラーリはやっぱり蚊帳の外だった。昨年でもここはパワーじゃなく最大ダウンフォース差がでるテクニカルサーキットだったけど、今年はパワー差が縮まった事で大きく結果に出てる。
コーナーのレッドブル、ストレートのフェラーリ、総合力のメルセデスの図式はアメリカGPと変わっていない。
ミッドフィールドではルノーが1,2となり、ザウバー勢が続いたがこの4台HSスタートだから決勝では苦労しそうだ。Q2でのフォースインディア2台とハートレー、アロンソの11位争いは白熱して面白かった。
フォースインディアはわざとSSとUSでアタックするし、ハートレーはQ1ベストを出せれば11位だったのだが、Q2で失敗して14位となった事が残念でした。
トップ6はスタート次第でほぼ順位が決まるだろう。7位以降はHSスタート4台のピットタイミングが見物だろうし、ハートレーが入賞するためにはアロンソを早めに攻略する必要がある。
スタートからターン1までの800mの攻防とターン1,2の位置取りは最重要ポイントになるだろう。
レッドブル2台のトップ争いも面白そうだけど、ベッテルが上手くトウをつかってホールショットなんて事もありえる。決勝は4:10から早寝早起きでじっくり楽しもう!