2月12日、アストンマーチン F1チームは、「 AMR24」を発表しました。
昨年は開幕直後絶好調、シーズン中に沈んでいった。
今年は開発の方向性を間違わない事が目標になるだろう。
アストンマーチン AMR24
AMR23
まとめ
注目すべきはリアサスペンションがプッシュロッドになっている点でしょう。
レンダリングで公表している事からも、メルセデス製ギアボックスがプッシュロッド化された事を明言するものです。
これによりギアボックス下側のフロアに影響を与える容量が減少すればデュフューザーの効率を上げられます。
(※シェイクダウンの実車はプルロッドっぽく見えた・・・詳細な画像待ちです。)
Sending it under the sun at Silverstone. 😮💨#AMR24 pic.twitter.com/ncPBkONTII
— Aston Martin Aramco F1 Team (@AstonMartinF1) February 12, 2024
レッドブルを模倣したと言うよりは、マクラーレンを模倣したと解釈した方がいいでしょう。
ノーズを短くして、最先端フロントウィングプレートから離している点もいい傾向です。
潔いトレンドフォローなマシンデザインです。
レッドブルが設定した空力の基本ベース、それらを実現するためのデザインが詰まっています。
問題は各部の繋がり、昨年は失敗しただけに今年はアップデートで向上するマシンになっている事を期待します。
レンダリングはプッシュで公開して、直後のシェイクダウンはプルにするって何がしたかったんですかね。オンライン公開とシェイクダウンの日にちが開いてるならわかるんですけど。
ごめんなさい・・・まだわからず。
プッシュだとの情報もあり、マシン側ロッカー位置がかなり後ろの方で見にくいだけかもしれません。
プッシュですよ
プルに見えるロッドはアンチスクワッド化されたアッパーアームです
かなり角度の浅いプッシュロッドですね。
昨年までのプルのサスペンションユニットを上にずらしたようなデザインです。
親チームでワークスのメルセデスがプッシュロッド式リヤサスペンションであれば
アストンマーチンもウィリアムズも同じ(リヤサスペンション変更)確実ですね。
フロントサスペンションの方は、同じメルセデスPU搭載チーム同士であっても違う?
元々メルセデスのフロントサスペンションは、ロールロック機構を使っていた時代から同じプッシュロッド式同士でもロッカーアーム形状やヒーブユニットも独特で
アストンマーチン(旧レーシングポイント)やウィリアムズとは違っていました?
マクラーレンは、どのPUサプライヤー(ホンダやルノーやメルセデス)を搭載しても
最初からオリジナルのフロントサスペンションとリヤサスペンション(ギヤボックスも含め)をデザイン設計しています。
リヤサスペンションのプルロッド式→プッシュロッド式の変更は進んでもフロントサスペンションのプッシュロッド式→プルロッド式の変更は進みません?
ダン・ファローズがプッシュロッドと発言したようですね。
ウイリアムズのジェームス・キーも車体後部が変わると発言しているし、メルセデスギアボックスユーザーは全てのプッシュロッドですかね。
後はメルセデスがフロントサスをどうするかですが、どうでしょうかね?
DASなんてものを作るくらいだし開発力は抜群ですからねぇ。
ウイリアムズの発言はジェームス・ボウルズですよね