2月21日にルノーは、ユーチューブを使ってオンラインライブで新マシンを発表しました。
私は今年初めてこの発表を、生中継で見ましたが、期待していて損したなぁ〜っと思うぐらいにコンサバマシンでしたね。
ルノーRS17の画像
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2017/02/c116745307a3e51fcbe9ffb3fcf6b4-e1487775311103.jpg)
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カラーリング前半部分がイエロー、後半部分がブラックとなり昨年よりはいいけど、物足りない印象です。
カストロールがもっと前面に出てくると思っていただけに表紙抜けでした。カストロールはメインスポンサーではなかったんですね。
ルノースポーツF1チームの発表会はこちら
ルノーRS17の注目ポイント
まず一つはインダクションポッドです、ザウバー左右2分割と奇抜なアイデアを投入してきましたが、ルノーはほぼ昨年のメルセデスのコピーです。
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メルセデスは昨年インダクションポッドの入口を拡大していて、何らかのアドバンテージがあるのもと推測されていましたが、今回ルノーも同様の手法をとってきている。
エンジン自体の吸気面ではここまで大きいのは必要ないわけで、私の見立てではエンジン上部に配置しているインタークーラーの冷却用ではないかと考えています。
そしてもう一つはサイドポンツーン下の処理です。ウィング状のものがつけられていて、いわゆるダブルフロアになっているように見受けられます。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2017/02/176b45776fdd49b4206592664fd37e-1.jpg)
これがどれほど優位に働くのか、皆目見当もつかないのですが、中々面白い処理だと思いました。効率よくサイドポンツーン横の空気の流れを安定化させるためなのか?サイドから後方のリアディフューザーへの空気量がふえるのか?
トップチームはどのような処理をしてくるのか?ルノーのこの処理はアドテージがあるのか?
今後、さらなる解析をしていきます。
こうしてみるとウィリアムズ、ザウバーよりは攻めてるって印象はうけました。
本気のルノー復帰第一号マシンなので、かなり順位を上げてくれる事を期待しております。